とらまる

心理学の専門家です。うつ病などの精神疾患や、子どもの心と発達、発達障害に関することが主…

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心理学の専門家です。うつ病などの精神疾患や、子どもの心と発達、発達障害に関することが主な専門です。専門分野だけでなく、自他理解、人としての在り方、社会の在り方などについて、専門的観点と現場経験、人間学を通じて発信していきたく思っています。

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  • 共育LIBRARY×共同運営マガジン

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    noteで成長したい。もっとたくさんの人に記事を見てほしい。仲間とつながりたい。少しでもよりよい未来の為にできることを発信したい。 そんな共通の「思い」をもつ方ならば、誰しも歓迎します。 共に手を取り合い、共に成長していきましょう!

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    【共同運営マガジン】頑張る隊🫡へようこそ! ここは色々な頑張る形が集約されたマガジンです! マガジンの趣旨は「読んで励まされ、読まれて励まされる」🔥 成長意欲高めのクリエイターさんが勢揃いしたマガジンをご堪能あれ📖 特典は、よへいによる毎朝の記事紹介! さらに、本マガジンを紹介してくれた方にはさらにディープな紹介をさせていただきます! 「もっと読まれたい」「スキがほしい」「紹介されたい」と思った方は、こちらの記事からご参加ください。 メンバー一同、みなさまのご参加をお待ちしております😊 →https://note.com/jeu3eds49/n/nef8762b2f368

  • より良い社会のためにできること

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    今一般人の私たちが、よりよい未来のためにできることをまとめています。 このマガジンは共同運営マガジンです。 運営メンバーになりたい方は、マガジン紹介記事にコメントをお願いします。 https://note.com/tomoki_after/n/n618511863a29?magazine_key=m57d0126fbee3 また、こちらから勝手に招待メールを送ることもあります。 是非気軽に参加してください。

  • 人生の学び舎 ~この人から学ぶべし~

    日々の経験、人生観、豊かな考え方、論語や人間学、心理学等々、生き方とは何ぞやを考えさせられるような文章・言葉が大好きです。 自他共に生きる学びとなる作品を集めさせていただいています。

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真に働くとは”志を持つ”ということ

皆さんは働くことをどう捉えていらっしゃるでしょうか。 ・給料をもらって生活していくために働く ・自分の興味のある分野を仕事にして頑張りたい ・やりがいを持てる ・最低限の生活ができる範囲の給料で良い ・できれば心身ともに負担のない仕事が良い・・・など 皆さん、働くことに対して様々に思うことがあると思います。 仕事に高い意欲を持ち、一生懸命に頑張れる人もいれば、 無理のない範囲で仕事をして、休みが充実している方が良いなど、 人それぞれ仕事へのモチベーションや考えがあると思い

    • あなたの今を”リズムとメロディー”に例えるならば...?

      「今、自分の仕事で大事にしていることを、リズムとメロディーに例えて語ってみてくれ」 以前、仕事で長年お世話になっていた医師の先生から突然言われた問いです。 食事会の場で唐突にそんな問いかけをされました。 突然の質問に、その場に居た全員ポカーンとした表情… なんのこっちゃという感じで、何をどう答えれば良いのかとまずは全員困惑しました。 その問いの意図は、仕事において自分が何を大事にし、何に波長を合わせて活動しているのかを考えてみよ、とのこと。 とあるトーク番組に出演して

      • 目の使い方が衰えた私達

        現代の私達は、確実に、目の使い方が弱くなってきています。 『スマホやPCの見過ぎ、ゲームのやり過ぎで目が悪くなっている現代人が増えた』 『ブルーライトが目に良くない』 など、よく言われるような話ですが、 私が言いたいのは視力的な衰えのことではありません。 眼球運動、情報の読み取り方、見た情報を処理していくこと、 そういった能力の低下のことです。 人間は、目で見た情報を受け取り、頭で考え処理しながら手指を動かしています。 勉強や、文章を書いている時、作品をつくっている時等

        • 教育とは“人格教育”でもある

          元々日本の”教育”というものは、苦手なことを少なくし、 人格を磨くことを美点としていました。 これは日本が中国から文化や思想を取り入れていく中で根付いてきたものです。 私達日本人の根っこには人格や行動を磨くといった感性があるのです。 だから日本の学校には”道徳の時間”があるのです。 海外では日本ほど道徳的教育に取り組んでいません。 例えば、ヨーロッパ圏の国では、学校はあくまで知識や学問を教える場。 しつけや人格教育は家庭の責任だと割り切って考えています。 ですが、日

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        記事

          たとえ些細な出来事でもそれには必ず縁と導きがある

          私は猫を8匹飼っています。 その猫達は皆、野良猫でした。 我が家の庭に毎日通っていた猫達と、知人が見つけた猫達をそれぞれ保護し、今一緒に暮らしています。 元々私は犬好きで、生まれた頃から犬が家族の一員として居り、 今も犬を3匹飼っています。 猫は飼ったことがなく、飼うこともないと思っていたほど犬にしか興味がありませんでした。 どちらかというと猫は少し苦手だったくらいです。 猫は気まぐれ。なかなか懐かないとも聞くし、犬と違って高い所にもどんどん行ってしまうので飼うのは

          たとえ些細な出来事でもそれには必ず縁と導きがある

          感謝できないことほど情けないことはない

          今年に入ってから相次いで地震が発生しています。 つい先日も愛媛・高知で震度6弱の地震が発生。 夜も遅い、もう寝ている人の方が多いであろう時間帯に突然の地震… 私はちょうどその時、noteに掲載しようと記事を書いていた最中でした。 関西に私は住んでいますが、こちらでも震度2ほどの揺れを感じ、 どこかで大きな地震が発生したのか?たまたま少し揺れたのか? と思っていたらスマホの速報ニュース等で地震発生を知り、 揺れの大きさに、胸が締め付けられるような、何とも言えないモヤモヤとし

          感謝できないことほど情けないことはない

          なんでも先回りして教えない・尽くさない

          子どもが学校や人前で失敗しないように・困らないようにと、 先回りして身支度も勉強のことも、何でもしてしまうことありませんか? 我が子に困ってほしくないから、ついつい親心でやってしまう。 その気持ちはよく分かります。 うまくいった時、親は安心できます。 でも、これはやり過ぎると困りもので、大人の言う通りのことをいつもさせていると、人にしてもらうことが当たり前になり、指示待ち・相手の意見待ちのスタンスで生活してしまうようになります。 もし困ったことが起きた時、「こうしなさい

          なんでも先回りして教えない・尽くさない

          「子どもを叱って良いのか、叱らない方が良いのか分かりません」

          怒りについて 子育てにおいて、親も子もいかに感情をコントロールするか、難しい課題の一つとしてよく挙げられる内容です。 家族の間だけでなく、対人関係全般や社会生活においても感情をコントロールして振舞うというのは大事なことですね。 当たり前にできないといけないけど、実はとても難しい…感情、特に怒りのコントロールは難しく、「アンガーマネジメントを教えてください」など、相談の中でもよく言われます。 アンガーマネジメントは、これまでにも度々講演の依頼を受け、語ってきたテーマでもあ

          「子どもを叱って良いのか、叱らない方が良いのか分かりません」

          自学し、自習・復習・実習を以(も)って自立と成る

          ”自学し、自習・復習・実習を以って自立と成る” これは「自立」、特に「精神的自立」をしていくためのモットーとして、私が決めた言葉です。 小さい頃からの勉学や経験的学びを通して、人は精神的自立や経済的自立に繋がっていきます。 ただ教えられただけの勉強はおもしろくないですし、身に付きにくいです。 勉強や経験は自分から興味を持って学ぼうとしないと、自分のものになっていきません。 もっと知りたいという気持ちが知的好奇心を高め、自分で調べて覚えたことは記憶に長く残ります。 私は

          自学し、自習・復習・実習を以(も)って自立と成る

          変化は生まれ変わりの時。恐れず、「なんとかなるさ」という気持ちでいきましょう。

          3月、4月は春を迎える中で、変化の多い時期です。 卒園・卒業、新学年で新しいクラス、新しい先生… 別れもあれば出会いもある時期ですね。 この変化の時期を楽しめる人もいれば、先のことが心配で仕方がないという人もおられるかと思います。 どちらかというと「変化は苦手」という人の方が一般的には多いです。 先が見えないというのは人間誰しも不安なものです。 心理学では、こういった“変化”について、“死と再生”“生と死”という言葉で表現することがあります。 例えば、1年の終わり、年末は

          変化は生まれ変わりの時。恐れず、「なんとかなるさ」という気持ちでいきましょう。

          ちょっとした欲求不満が子どもの心を成長させます

          欲求不満というのは、あまり良いイメージを持ちにくい言葉かもしれませんが、人の成長において、とても重要なものなのです。 子どもが欲求不満になる場面はとても多いです。 例えば、おかしやおもちゃをねだっても買ってもらえない時、 してほしいことをすぐしてもらえない時、 遊びたいのに「今はだめ」と言われた時など、たくさんあります。 自分の気持ちが伝わらない時、要望が通らない時、子どもは欲求不満を感じます。 その際、「何でなの!?」と動揺して、怒ったり泣いたりすることも多いです。 そ

          ちょっとした欲求不満が子どもの心を成長させます

          子どもの心と可能性を大人が勝手に決め付けるな

          子ども達が日頃、親や大人達をどのように見て、何を経験しているか、考えたことがあるでしょうか。 よく相談事の中で、「子どもに言ってもよく分かっていない」「人の話を聞いていない」「物事を理解してない」と仰る方が多いです。 ですが、それは間違いです。 子どもは大人が思っているより、とても広い視野で物事を捉えています。 聞いていないようで大人の話をよく聞いていることが多いです。 親の感情的な言葉と態度を鮮明に覚えている子も多いです。 大人の方が子どものことをよく分かっていません。

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          徳を積む、そして幸せになる

          「人間」の生きる目的は、ほしいものを手に入れたり、何かを成し遂げたりすることだけではなく、他者との間で喜ばれる存在になること、「ありがとう」と言われる存在になることです。「自分が他者に必要とされている」ということです。 自分の言動や表情、表に出す面が周囲を喜ばせるようなものになっていたら、その結果として仲間が集まります。 それには、誠実さや謙虚さ、思いやり、感情や要求をぶつけないことなど、徳性ある振る舞いを心から行うことが大切になってきます。 見返りを求めて良いことをしても

          徳を積む、そして幸せになる

          どんな特性があっても“徳性のある子”と言えるように

          発達に関する話題になるとよく言われる「特性」という言葉、皆さんはどんなイメージで捉えておられるでしょうか。 「特性のある子だから」「変わった特性なんです」と、発達の相談事の中で多くの方が言われます。 その子の個性でもあるが、ちょっと困った特徴、というようなイメージで語られることが最近増えたのではないかな、と私は感じています。 一体「特性」とは何なのでしょうか? 「特性」とは、パーソナリティ(性格、人格)とも言われる概念です。 人が個々に持っている性質のことで、よくある性格診

          どんな特性があっても“徳性のある子”と言えるように

          子どもに合った、勉強をうながす言葉って何でしょう…?

          私は子どもの発達に関する仕事を主にしているので、 「子どもにどう伝えたら勉強してくれるようになるんでしょうか?」 というご相談を日頃よく受けます。 言っても言ってもやろうとしない、そういうことって多いと思います。 大人側は、勉強についていけなかったら本人が困るだろうからと、心配してあれこれ言いたくなるのですが、残念ながらいくら言っても、子どもにとっては鬱陶しい言葉にしかならないんですね。 やれと言われるとやりたくなくなる、天邪鬼な子どもの方が実は多いです。 言ったら勉強して

          子どもに合った、勉強をうながす言葉って何でしょう…?

          夢はありますか?

          みなさんは夢を持っていますか。 夢や目標がないと人間は輝けません。 夢や目標に向かって努力する、その必死さや熱心さが魅力ある人間として周囲の目には映ります。 そんな自分になれていますか。 小さな夢や目標でも良いのです。 憧れの芸能人に会ってみたいとか、旅行に行きたいとか、すぐに終わるような目標でも何でも良いのです。 達成したらまたすぐに新しい目標を作り続ける。これが人を充実させます。意欲や向上心が高まるからです。 世の子どもたちは今どんな夢を持っているのでしょう。 まだ

          夢はありますか?