記事一覧
「イノベーション・オブ・ライフ」の本の真意について
■まえがき
〇この本は、一昨年亡くなったハーバードビジネススクールで最も人気が高いクリステンセン教授の最後の授業をモチーフにして書かれたものとありますが、経営学を学問としてではなく、人生のための経営学とするためのとても示唆に富む、そしてMBAであれば絶対に読むべき本だと私は断言します。
〇勿論、ご存じのように、クリステンセン教授と言えば、あの銘書である「イノベーションのジレンマ」で、イノベーシ
「なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか」及び 「運気を引き寄せるリーダーの7つの心得」について
■あなたは、「大いなる力に導かれている!」
〇こう、講演者から言われたら、あなたはどう思うだろうか?
① 何か怪しい宗教の教えか!
② そんなことあるかい!
③ なにそれ!
etc・・
〇これは、去る11月14日にグロービス経営大学院で行われた、多摩美術大学教授の田坂特別顧問の講演で言われた言葉ですし、事実、この講演の課題図書である2冊の本の中でも書かれている内容であり言葉
9年ぶりに福島県のフクイチでの被災地を尋ねて・・・
■プロローグ
・私は、2013年3月11日に発生した東日本大震災から約1年半後にフクイチが見える被災地に立って、初めてこの地震と津波、そして原子力災害が如何にひどい状況をもたらしたかを自分の目で実際に見て、自分が今何をするべきかとこの9年間考えてきた日本人の一人として、今回、9年ぶりに現地に伺って、そのうちの1か所において改めて、公務員として心中に強く感じたことを、少しだけ書かせていただきます。
「資格試験の時間的価値の意味について」の考察
1.まえがき
・私は、今年3月にグロービス経営大学院を無事に卒業し、経営学修士(MBA)となりましたが、そこから自分自身で次に挑戦する資格はないかと考え、同期入学の同級生と社会保険労務士(以下、社労士)の試験にチャレンジすることを決めました。
・ただ、その時は、社労士試験が年1回だけのペーパー試験で、その合格率が6%程度と超難関試験であること以外、殆どこの試験のことを知らず、基本的には社労士の社会
MBAと「対話」の本のシナジーについて
2021.6.23
「対話」で変える公務員の仕事についての考察
※note初投稿ですので(^_^;
1.まえがき
・本の題名、またテーマは「対話」つまり私がこの4年間で大学院で行ってきた「クリティカル・シンキング」と対比すれば、「ダイアログ」となるのかも知れませんが、「対話」あくまでも手段であり、今、解決すべき行政課題、そしてその目的は別にあると考えるので、それが何かということを本の序章から終