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自分自身に誠実に(長距離走者の孤独:アラン・シリトー)

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マガジン

  • 読書ノート

    読んだ本の記録と、ちょっとした感想をまとめています。 本好きの人と繋がりたいですね。

最近の記事

読書ノート2024(その7)

タイトル:老いる意味 うつ、勇気、夢 著者:森村誠一 Mama do you remember, the old straw hat you gave to me? 母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね ええ、夏、碓氷から霧積へ行くみちで 渓谷へ落としたあの麦藁帽ですよ このフレーズをご存知の方は、まあまあの歳を召した方か、もしくは読書好き、映画好きの方だと思われます。 かく言う私は、前者なのですが。 1977に公開された邦画「人間の証明」は、同年に森村誠一氏が書いた同名小

    • 読書ノート2024(その6)

      タイトル:ギフテッド 著者:山田宗樹 人にはそれぞれ他の人とは違った何かしらの能力があるのだと思います。 例えば、目の前の風景を克明に描き写すことが出来たり、一度聴いただけでその音楽を再現出来るなど役に立つ能力がある一方で、自由にオナラを出すことが出来たり、何かにつけて周りの人をイラつかせることが出来るなど箸にも棒にもかからない能力もあったりします。 いずれにしろ、その能力がその人の魅力や違いを生み出し、社会は成り立っているのでしょう。 私の能力があるとすれば、どこででも寝

      • 読書ノート2024(その5)

        タイトル:人生最後に後悔しないための読書論 著者:齋藤孝 皆さんはアウトドア派ですか、それともインドア派ですか。 私は、どちらも派です。時間があればウォーキングなど外に出たくなるし、その一方でじっと本を読むのも大好きです。 いずれにしても、外で感じる五感や風景、読書を通じて感じる学びや感動・驚きで自分がリフレッシュされたり、アップデートされたりするのが大好きです。 だからこそ、今使える時間を大切にしたいと思います。 今回読んだ本は、明治大学教授の齋藤孝さんの新作で、同年代

        • 読書ノート2024(その4)

          タイトル:大峯千日回峰行 修験道の荒行 著者:塩沼亮潤、板橋興宗 皆さんは、YAMAP(ヤマップ)、 YAMARECO(ヤマレコ)という登山用のアプリをご存知でしょうか。あらかじめ登山ルートを設定しておくと、登山当日にApple WatchなどのスマートウォッチやiPhoneなどのスマートフォンに地図を表示して、登山ルートを確認しながら登山することができるという代物です。さらに優れているのは、予定していたルートから外れると音声で道間違いを知らせてくれたり、予定地点の到着予定

        読書ノート2024(その7)

        マガジン

        • 読書ノート
          7本

        記事

          2024読書ノート(その3)

          タイトル:増補版 教養としてのテクノロジー AI,仮想通貨,ブロックチェーン 著者:伊藤穣一 平面に印刷された絵や写真を立体的に見る立体視というのをご存知でしょうか。 一昔前に流行り、我が家にも数冊立体視に関する本がありました。 立体視には、左右の目の視点を交差させる交差法と、平行視する平行法というのがあり、私は平行法が得意でした。 なぜ、このような話をしたかというと、スイカゲームで読書がはかどらない中、前回の読書ノートで紹介した「科学は無謬か」という本とこの本を並行(平

          2024読書ノート(その3)

          2024読書ノート(その2)

          タイトル:科学は無謬か 「コトバをもつヒト」をめぐる根源的な問い 著者:宇田川 眞人 年末から正月にかけて読書スピードがすこぶる滞ってしまいました。 滞った理由は、年末に息子から教えてもらった「スイカゲーム」というゲームアプリが面白く、家族そろってはまってしまい、ちょっとした隙間時間があるとスイカ作りに勤しんでしまったからです。単純なゲームほどはまってしまうもので、時間泥棒とはよく言ったものです。 そんな中で、大手出版社の編集者を務めていた宇田川眞人さんの「科学は無謬か」

          2024読書ノート(その2)

          2024読書ノート(その1)

          年末から読み始めた、桐野夏生の「日没」という小説を読み終えました。 自分がコントロールできない環境に置かれた人間の姿が描かれた作品でした。 よく自分がコントロールできないことに拘泥するのはよくないと口にしていたのですが、この小説のような状況に置かれたとしたら果たしてそのようなことを言えるのか自信はありません。 どんな時も希望を失ってはいけないとか言いますが、この小説のような結末が待ち受けているのだとすれば、希望を持たないことも一つの選択肢かもしれません。 また、国家による統

          2024読書ノート(その1)

          2024年元旦

          明けましておめでとうございます。 2024年の元旦を無事迎えることができました。 日々、歳を重ねていくと、当たり前のことが当たり前でなくなるようになってくるのですが、そうならないようにというよりも、そうなるのを少しでも遅らせるためには、心身共に鍛えなければならないなあと実感する今日この頃です。 そんな昨今ですが、昨年は大人になってからの個人レコード更新するくらいの勢いで本を読むことができました。 本を読んだから賢くなっていくということは全くないのですが、なんとなく、ぽわーっと

          2024年元旦

          コーヒータイム しばし休憩するワシやで、しかし!

          コーヒータイム しばし休憩するワシやで、しかし!

          今日の行動食@職場

          今日の行動食@職場

          山歩

          今日の午前中に自宅から徒歩で行ける生駒山へ山歩に出かけました。 冷たい麦茶を詰めた小さめのポットを手に、普段履いているウォーキングシューズで出かけました。 お日様の下では暑く感じましたが、木陰に入ると気持ちのいい風が心地よく、のんびりとした時間を過ごすことができました。 ゆっくりと景色を眺めながらの山歩で、心身ともにリフレッシュしました。 梅雨の合間のお天気に感謝です。

          職場の消耗品の棚卸しをしながら 決められたルール、もしくは自ら決めたルールを守らない人が多いことに 聞こえない程度の音で舌打ちするワシ

          職場の消耗品の棚卸しをしながら 決められたルール、もしくは自ら決めたルールを守らない人が多いことに 聞こえない程度の音で舌打ちするワシ

          ウォーキング

          今日はお天気が良く、そして暖かかったので、家の近くをウォーキングしました 近くにあっても行ったことのない場所や通ったことのない道はたくさんあるので、遠くに出かけなくても十分楽しめます 酔っ払いは入っちゃダメと書かれたお寺や、草が茂って使う人もないような公園、昔ながらの二宮尊徳像などを見ながらの楽しい時間となりました 家に帰ってから飲んだココアが抜群に美味しかったです

          ウォーキング

          休みの日のアイロンかけは、家事でありながらもお気に入りの時間です 今朝は、先日亡くなったバート・バカラックが作曲した音楽を聴きながらのアイロンかけでした あの曲もバート・バカラック作曲だったのかと、驚きの時間でもありました

          休みの日のアイロンかけは、家事でありながらもお気に入りの時間です 今朝は、先日亡くなったバート・バカラックが作曲した音楽を聴きながらのアイロンかけでした あの曲もバート・バカラック作曲だったのかと、驚きの時間でもありました

          お腹ぱんぱん

          今日は仕事の用で都会に出かけました。 仕事の用はお昼前に終わったので、久しぶりの都会ランチを楽しむことにしました。 ○ナビで調べたインドカレー屋さんに行くことにしました。 ビルの2階にあるインドカレー屋さんは、カウンターとテーブルひとつのこぢんまりしたお店でした。 インド方面出身と思わしき2人の店員さんがお仕事されてました。 チーズナンランチを注文しました。 コーヒーカップに入った熱々のスープとフツーのドレッシングがかかった生野菜、チーズナン、サフランライス、酸っぱい味付けの

          お腹ぱんぱん

          新しい音楽との出会い

          新しい音楽との出会い 昨日たまたまAppleMusicで出会った Vulfpeck & Vulf のアルバム「Schvitz」は、初見ならぬ初聴きですっかり惹き込まれてしまいました。 そして、このnoteを読んでさらに聴くようになりました。 新しい音楽との出会いは、なんともたのしいものです。

          新しい音楽との出会い