記事一覧
読書ノート2024(その9)
タイトル:自由研究には向かない殺人
著者:ホリー・ジャクソン昨夜、幼馴染くんと70年代にヒットした洋楽を聴きながらチャットをしました。
全部とまではいかないものの、9割くらいの曲は聴いたことのある曲ばかりで、その曲にまつわる四方山話をしているうちに、ふとある光景が頭に浮かび、ある曲が頭に流れてきました。
頭に浮かんだ光景は、焼き肉の匂いが溢れているT駅から高校までの通学路沿いにあるA小学校の塀で、
読書ノート2024(その4)
タイトル:大峯千日回峰行 修験道の荒行
著者:塩沼亮潤、板橋興宗
皆さんは、YAMAP(ヤマップ)、 YAMARECO(ヤマレコ)という登山用のアプリをご存知でしょうか。あらかじめ登山ルートを設定しておくと、登山当日にApple WatchなどのスマートウォッチやiPhoneなどのスマートフォンに地図を表示して、登山ルートを確認しながら登山することができるという代物です。さらに優れているのは、予
2024読書ノート(その2)
タイトル:科学は無謬か 「コトバをもつヒト」をめぐる根源的な問い
著者:宇田川 眞人
年末から正月にかけて読書スピードがすこぶる滞ってしまいました。
滞った理由は、年末に息子から教えてもらった「スイカゲーム」というゲームアプリが面白く、家族そろってはまってしまい、ちょっとした隙間時間があるとスイカ作りに勤しんでしまったからです。単純なゲームほどはまってしまうもので、時間泥棒とはよく言ったものです
2024読書ノート(その1)
年末から読み始めた、桐野夏生の「日没」という小説を読み終えました。
自分がコントロールできない環境に置かれた人間の姿が描かれた作品でした。
よく自分がコントロールできないことに拘泥するのはよくないと口にしていたのですが、この小説のような状況に置かれたとしたら果たしてそのようなことを言えるのか自信はありません。
どんな時も希望を失ってはいけないとか言いますが、この小説のような結末が待ち受けているのだ