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「ミライの議員・議会のために~住民福祉の向上と地方議会の政策サイクル」をテーマに、「政策サイクル推進地方議会フォーラム」公開セミナーを開催――(公財)日本生産性本部
(公財)日本生産性本部は2024年2月4日、都内の全国町村会館内で「ミライの議員・議会のために~住民福祉の向上と地方議会の政策サイクル」をテーマに、「政策サイクル推進地方議会フォーラム」公開セミナーを開催した。公開セミナーでは、ミライの地方議員・議会の姿を展望しつつ、議員のなり手とも密接に関わるコミュニティのあり方、議会とコミュニティの関係などを議論。人口減少が本格化する中、地方議会では政策サイクルを回し、住民福祉の向上につなげていく必要性などが強調された。 ミライの議員・
議会がどのように存在意義を発揮していくか――広島・安芸高田市で、「どうする?2元代表制の中での議会の役割」をテーマにフォーラムを開催(輝け議会!対話による地方議会活性化フォーラム)
九州の地方議会議員や市民などで構成している「輝け議会!対話による地方議会活性化フォーラム」(代表=盛泰子・佐賀県伊万里市議)は2023年10月28日、広島・安芸高田市内で「どうする?2元代表制の中での議会の役割」をテーマにフォーラムを開催した。2020年の石丸伸二市長の就任以来、市長と議会の対立が目立つ安芸高田市。フォーラムには市内外から約70人の地方議員らが参加し、改めて議会の役割、存在意義を考えるフォーラムとなった。 ■住民を巻き込み政策競争を フォーラムはローカ
【連載・地方議会政策サイクルリポート②】「まずはやってみよう」――進化・深化する“柴田町議会版”の政策サイクル――宮城県柴田町議会
2019年9月会議から、政策サイクルの取組みをスタートさせた宮城県柴田町議会。年々改善を加え、ワールドカフェによる委員間討議(論点整理)、分科会による委員間討議を踏まえた特別委員会での提言案作成という、いわば“柴田町議会版”の政策サイクルに発展してきた。その根底には「まずはやってみよう」という意欲的な議会風土がある。 ■検証・見直しを行い、2年分の行動計画 柴田町は、宮城県南部に位置する仙南圏最大の人口(3万6863人=2023年9月末日現在)を擁するまちだ。 町議
【連載・地方議会政策サイクルリポート①】政策決議提案、議長マニフェスト実行計画で、実効性、議会の存在感を向上――岩手県奥州市議会
議会改革の推進に不可欠な存在となりつつあるのが「議会の政策サイクル」だ。総合計画をはじめ長期的な計画に基づいて首長は予算編成し、政策を執行してきた。一方、議会においても任期4年間の計画を立て、政策サイクルを回すことで住民福祉の向上をめざす取組みが増えている。そのような議会の新たな挑戦にスポットを当てるのが「連載・地方議会政策サイクルリポート」だ。第1回では、政策決議提案、議長マニフェスト実行計画(工程表)で実効性、議会の存在感を高めている岩手県奥州市議会の取組みを紹介する。