おはぎ職人は一人もいない ー「タケノとおはぎ」小川さんが届ける日替わりの感動。祖母のおはぎをずっと
祖母のおはぎの味を残すために
—「タケノとおはぎ」はどういった経緯で始められたんですか?
小川さん:
最初は洋風の惣菜や自分が海外で見てきたものだったり、興味があるものを全部詰め込んだ「町の惣菜屋」を経営していました。日本だと、たとえばオリーブのペーストの缶詰などの輸入食材を手に入れられるのは、どうしてもデパ地下などに限られてしまうところがあるじゃないですか。そこだけでなく、もっと日常的に手に取れるような、気の利いたものをメイン料理の足しとして買っていただけたらと思って、