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番外編 大学生さんも、ちゃんと育てていく、ってこと、教員はきちっとしなきゃ!いかんですよー!!!

みなさんこんにちは
E×Wのとらです。変わらずあついー関西( ´艸`)
ちょっと今日は番外編、をお届けします。ちょっと長い。ごめん。

前回まで7回をつかっておいかけてきた 「自己決定の機会を全然あたえてもらえなかったけど、卒論のテーマをなんとか決断したとたんにすぃーっと動き出しちゃった学生君😊…」
のお話をしてきました。

彼はなんといいますか。
まじめなんです。
素直なんです。
そして、いざ、やること決まったら、すごい集中力にて頑張れる人。
これって、

そのときのある種強制的な内容もすこーーーし…お手伝いしてる気がする

んですね…。
あ、でもでもでも。
だからと言って、自己決定権を奪っていい話にはなりませんよ、はいー。

タダね…
なんというか…‥……………………

一生懸命がんばってきた布石は、否定しちゃいかんのです。

はい…

うーん矛盾?


でも・・・

きいてください。

だから、ある種…

強制的だったけど、、、

でも、、、

頑張ることができた!という時間帯を

ちゃーんとすごすことができた!

ある種修行みたいな時間も、人生の中ではあるんだよな…って。


私も、スポーツどっぷり@昭和体罰時代体験者…なので、、、
はいー、そうでした。
ながーーーーかったけど(笑) …

なんというかなー強制的な時間帯があったからこそ、今強烈に「それ違う!」ってここで言えてるし。                                   そう、なんというかね…
こういう逆説的な、ある種おもいきり「振り切れる
」のって・・・

そことは真逆の体験値があるからこそ、人にもやさしくなれるし、絶対に人を殴ろうとかおもわないし、絶対にこの学生さん、いい子だから伸ばしてあげるお手伝いしたいな、って全力で思えるんです…😊


ある意味強制的だったけどね、はい…
ある意味、訓練されて、ほんとに大変だったと思う・・・。



でもそこがあったからこそ、彼は今とてもやさしく、穏やかで、監督を反面教師として生きているわけで。でもでもでもお世話になった御恩も感じているわけで…

「全ての人生のプロセスには意味がある」

と。
ほんっとに…ここを感じずにはいられません。

水が テンポよく、というよりは早く流れたり遅く流れたり、緩急があるから、趣があるわけで…すべてがうまくいきすぎたら、人生はおもしろくないのかも、ってこの水野流れるテンポをかんじながらそうおもってました・・・

いつかね、気づく。何かしらのきっかけがあれば。
いつかね、わかる。認知できる。何かしらの発信があれば。
いつかね、変われる。ちょっとしたコミュニケートがあって…それが続けられれば。



ここにはね、一貫して「援助」や「支え合い」がないといけないと思ってます。
りょーさんが常々発信してくれていますね。
援助要請の重要性や、援助を優しく施すことの大切さ。
なんでもかんでも口出すんじゃなくって、背中をそっと押す感じ。

「自分は支えてもらったから、誰かを支えられる人になりたい」

りょーさんが9月1日の記事でつたえてくれました。
これね、ほんと、その通りなんです。

前回の(7)ででてきた 「あ!!忘れちゃった!」の女のコ。
可愛い子でしたよ😊今はとある高校の生徒さんを支えています。めちゃくちゃいい先生してますよ。最高です^^生徒からもほんとに信頼があつい。

ただ、学生時代は大変でした。
彼女は・・・忘れ物が圧倒的に多かった女子学生さんでした。
はい、ADHDの不注意要素がとっても強い子。

はい、今回の介入実験会場に備品運びの一部をスポッと忘れたり、
鞄を網棚にのせたまま、電車をおりちゃったり、
鍵をいつも探してから大学へきておもいきり遅刻したり…

はい。そうなんです。とーーーーーーーーーーーーーっても大変そうでした。私に合う前までは。
そこへ気付きを与えるのは指導教官の仕事の一つであると私は認識していたので、これまた訓練をしました。
ただ、強制ではないんですよ。
本人がほんとに「こまった」状況にならないと、こういう訓練って、やるきにもならんし、
ましてや「まずい」と本人の意思からわきあがらないと、
絶対「つづかない」のです。

だからね、話を一生懸命きいて、何に困ってて、今どうしたくて、将来どうなりたいのか、
一生懸命一生懸命…話をするように、
どんどん心をひらいてくれるように、
地道な無駄話(笑)を継続したり、その子の興味あることへぐっとひっぱったりして
コミュニケ―とするんです。

・気づいてもらい
・わかってもらって
・変わる

ここ、ほんと大事なプロセスなんですよ…時間かかるんです。はい。すぐには一朝一夕ではいかないっすよ。あたりまえです、そんなの。でもね、彼女が今ふりきれて楽しそうに生きているのは、それまでの人生の貴重なプロセスがあったから。そこは尊重しないと…

ここを体験できなかった子ってね…
残念だけど、あんまり楽しそうな人生おくってないんですよ。


そもそも完ぺきなこども、学生、なんてどこにもいませんから。
そして
あなた自身もあせらないでください。完ぺきじゃない。わたしも、みんなも、みーーーんな、そう。
あせってこんなこと「させてみたらどうだろう」とかおもわないでほしい。
必ず気づく日がきますから。
なんか不思議だなーどうしてかなー?なんでこうなっちゃうんかなー?って気づく日がくる。

この絵をずーーーっと保管していくには、きれいな状態をたもつための、地道で地味な努力があるわけで。一朝一夕でささっと管理がおわるわけがないわけで。ケアもおなじで、子育てもおんなじで、教育もおんなじです。はい…

あわてていいことなんて、多分100%ない。
私はほんっと、そう感じてもう何十年も経過しています。
あわてて、あせらせて、は…

なーーーーんにもうまないの。


先日のりょーさんの「グロテスク」がもう、私の頭の中でぐるんぐるんまわってました。

「社会や他人の支援をうけること、あたりまえ」


本日もありがとうございました!!!_(._.)_

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