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まっすぐでない世界②:完璧の目指し方を変える
まっすぐでない世界
親に宛てて書くつもりで始めた「まっすぐでない世界」。親に対するLINEだけではもったいないような気がして、noteでも書くことにした。
「まっすぐでない」ということばには、前に書いたような「時間感覚」や素直に受け取れないまたは受け取りすぎることから、「まっすぐでない」世界を生きている、という意味を込めた。また、大好きな『脇道にそれる』という本も意識した。「脇道にそれる」
断片的な私のタイムライン
親に自分の「時間感覚」について説明してみた。親は私のとまらない愚痴と内省(?)に付き合ってくれており、なぜ同じ後悔を毎日繰り返してしまうのか、私が感じている時間を共有してみようと思った。
点の時間
私は時間を「点」のように感じている。基本的に、時間は「線」として未来に向かってまっすぐ伸びており、過ぎたものは「過去」であるとされていると思う。けれど、私にとって、その出来事が気になるものである
ずっと誰かといなきゃだめ?
先日の「Skyrocket Company」(TOKYO FMのラジオ)のメッセージテーマは「友だちどうやってつくる?」だった。
最近、映画を観ていると気になるのは「独りじゃだめだ!」と言わんばかりに、孤独な登場人物に仲間ができる展開だ。「ひとりじゃない」「仲間がいる」—確かに、どれも感動的であり、一人で寂しそうにしていた人物に友人ができるとこちらも涙ぐむ。でも、ひとりでいたい時ってないだろ
楽しいことをしていたい。『私ときどきレッサーパンダ』
ってどういうことだろうと思っていた。ディズニー+でのみ配信されていた、ピクサーの新作がやっと劇場公開。舞台はカナダ・トロントで、13歳のメイ・リーが主人公だ。メイは我慢せずやりたいことはなんでもやる。成績は完璧。運動も音楽もできる。アイドルグループの4Townが大好きで、3人の素敵な友人もいる。そして、母親からの期待に応え続けようと頑張っている。
そんなメイが楽しく暮らし、母親との関係に悩みつ
今まで住んだ家を振り返る
東京に来てからの7年間は、引っ越しとともにある。東京に保護者が住んでもいなければ持ち家があるわけでもない、お金のない独身として、転々としている。
一番最初の家は、大学寮だった。設備は新しく綺麗で、ほかの学生と2人で1部屋。キッチンとシャワーは共同だ。テレビのあるリビングもあった。管理人は住んでいるし、カードキー式で安全な物件だったと思う。家を出れば「自分一人の部屋」が手に入るかと思っていたの
なぜ映画が好きなのか
なぜこんなに映画が好きなのか。楽しいから、わくわくするから、映像と音楽とストーリーの組み合わせを味わえるから……。今日、映画を観ていて楽しいと感じる瞬間に一つ思い当たった。
これまで観てきたものが「繋がる」瞬間だ。監督やテーマや俳優が意外なところで繋がり、自分の別の趣味と関連したとき。
例えば、私は数年前『愛について、東京』という映画を観た。在日中国人や留学生を主人公に、日本の中国人差別や
お酒はそんなに好きじゃない
2023年、もっと生活を充実させた方がいいのではないかという気に襲われた。これは会社員になったことが大きいと思う。4月に働き始めてからあまりに疲れ果て、休日は寝ていたからだ。一方で、毎月収入があるということは気を大きくし、仕事のあとに映画を観るという解放感は、高い映画料金を差し引いてもあまりあった。さらに、もっと人付き合いをした方がいいのではないかと感じるようになったのだ。
私の学生生活は地
「新しい一年」は昨日の続き
今年の年末は、初めて両親の家にも親戚の家にも行っていない。「年末年始」なるものに抗っている。一人でいると不安で仕方なく、仕事が始まるの嫌だなとか、年末の仕事でミスしていたらどうしようとか、お金ないなとか際限なくネガティブなことが浮かんでくる。家にいると時々どうしようもなくなる。
それでも、親や親戚には悪いけれど、一人で過ごす年末年始はとても居心地がいい。私の両親はとんでもなくいい人だし、二人の