登山アプリのマイクロインタラクション試作

先日登山アプリのプロトタイプを作成しました。

数年前に頻繁に山に訪れている時期があり、帰宅後にヤマレコで山行記録を残したり、他人の記録を見ながら週末の計画を考えたりして楽しんでいました。その頃の記憶を頼りに、登山アプリに活かせるマイクロインタラクションのアイディアを形にしてみました。この記事では着想のきっかけやデザインの意図について説明します。

登山アプリの特徴

登山アプリと一言に言っても種

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ゴールの解像度とアイデアの関係

先日、とある企業で「アイデアについて講演してほしい」とお声がけいただき、大人数の前で私なりの考えを話してきました。

その中で「ゴールの解像度」という話をしたパートが評判がよかったので、noteに書いておこうと思いました。

(ちなみに具体的なアイデアの出し方については今回は触れません。色んな流派がありますよね)

そもそもアイデアとはなにか?

かなり広範囲な用途や解釈で使われている「アイデア」

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マイクロインタラクションによるQRコード決済の改善

QRコード決済でのUI改善のアイディアとして、先日以下のようなプロトタイプを作成しました。

https://www.behance.net/gallery/77099891/Payment-Interaction-Concept-Adobe-XD-Auto-animate 

QRコードを表示してから支払いが完了するまでのインタラクションの試作です。この記事ではデザインの意図や目的、前提としたQ

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社内制度をデザイナー視点でサービス改善した話し

つみきには仕事に関連する本を会社の経費で買える「つみきライブラリー」という制度があります。良い制度だと思いますが利用する人が限られていて、チーム内にも浸透していない状況でした。前々からこの制度を気軽に利用できて学びが促進される仕組みにしたいと思っていたため、サービス改善に取り組むことにしました。

既存の制度のインタラクションを見直す

まずは既存の申請プロセスを確認し、利用者にとっての課題点を見

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インタラクションデザイン留学@コペンハーゲンの始まり

私は2019年1月からCIID (Copenhagen Institute of Interaction Design)というデンマークのコペンハーゲンにあるインタラクションデザイン学校に通っている。ここではCIID留学で学んだ事・感じた事について徐々に紹介していく。

CIIDについて

CIID(Copenhagen Institute of Interaction Design)は、デンマー

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多機能化するテレビと、リモコンの問題

優れたユーザビリティテスト+認知的ウォークスルーになっていると思います。この中で、考えるべき問題はいくつかあるように感じます。

・もともとチャンネルを変えるだけだったリモコンという旧態依然の装置は、多機能化したテレビのコントロールにはもはや適当でないのではないか

・手元のリモコン操作と画面上のフィードバックは、見た目の同一性を欠くことや操作場所と変化が起こる場所に距離があるせいで、認知的な結び

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視力を失ったUIデザイナーが辿り着いた、デザイナーとしての覚悟

上手に書けるか分かりませんが、
UIデザインとUXデザインの関係性について連載始めます。

目的は、UIデザインとUXデザインの違いをしっかり伝えたいという思いが満タンになったため、
つらつらと全3話に渡って書き綴っていきます。

約4年前のこと、

いつものように、寝ぐせ100%で慌てて家を颯爽と飛び出していく、
ここブリュッセルは快晴、
観光客も多く人だかりを掻き分け職場に向かう。

彼女

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マイクロインタラクションの効果を数値化する

マイクロインタラクションの効果にはどのようなものがあるでしょうか?「インタラクティブ性の高いアニメーションを使ってブランドイメージを高める」「ユーザー体験を心地よいものにしてサービスへの愛着を強める」。これらはもちろん大事なことですが、このままでは主観的な印象によるところが大きく、何をどの程度行えばどのくらいの効果を見込めるかを測ることができません。その結果、ステークホルダーやプロジェクトのメンバ

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展示のためにTobii社の超高性能アイトラッカーをPythonで取得して遊んでみた

こんにちは、インタラクションデザインの渡邊研究室の代表の渡邊恵太です。
3月8日(金)、9日(土)の渡邊研プロトタイプ展2019 に向けて連載企画をはじめます。
展示で展示する作品や、考え方について紹介していきたいと思います。

第2回目は、学部3年生の相澤くんにPythonを用いたTobiiアイトラッカーの使用方法ついて紹介してもらいたいと思います。

Pythonを用いたTobiiアイトラッカ

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Material Designの設計思想を探る

この記事は、2018年5月25日に開催された Google I/O Extended 2018 Shibuya での講演内容を文章に起こしたものです。当時はGoogle I/O 2018の直後、Material Designガイドラインがいくらかアップデートされ、Material Themingや柔軟な基盤の構築といった新たな考え方が明示されたばかりでした。この講演は、アップデートされた内容の背景

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