人が死ぬ

カレン・ザ・トランスポーター #27

前 回

※注意 多少グロテスクでショッキングな描写がございます。
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 EREN:スネさん復帰無理ぽいしとりあえずこっちに神ナクかけて
 SNEAK:◆【DROWN】中はチャットを行うことができません◆
 ANDERSON:神ナクおk 
 SNEAK:◆【DROWN】中はチャットを行うことができません◆
 S

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【AZアーカイブ】ゼロの蛮人(バルバロイ)第十五話

《『王宮日誌 シャルロット秘書録』より》

タルブでの戦闘から、数週間後。私は、ルイズの実家であるラ・ヴァリエール公爵家を訪ねていた。ワルドとの結婚が、正式に決まったそうだ。戦友として、私やキュルケも呼ばれた。



あの瞬間、私は『エア・カッター』で因縁あるセレスタンの首を斬り飛ばしていたが、その場所からトラクスとワルドが闘っているところが、ちらりと見えた。何事かを叫び続けるトラクス、怒り狂い

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いざなうはワールド・コーン・ラビリンス -17- #ppslgr

口から鼻腔へとカレースパイスの香りが吹き抜け、舌の上ではカレー特有の旨味が躍っている。食事の時間の幸福というのは重要な物だ、特に戦場下では食事の良し悪しは戦士のパフォーマンスを上下させる。

「とはいえ、二人程度じゃ持ち歩ける食材も限られているしとっとと中枢まで到達しないとならんな」

しかもあれだけ戦闘を繰り広げればその分カロリーは消費する。どう転んでも失った分のカロリーは回収しておかないと戦闘

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【AZアーカイブ】ゼロの蛮人(バルバロイ)第十四話

さしもの『破壊の車輪』も、崖下に潜り込んだ敵までは石弾を飛ばせない。トラクスたちは必死に風竜を飛ばし、魔法で飛翔して、どうにかそこへ到達した。マチルダのゴーレムは雨霰と石弾を浴びるが、まだ立っている。

「いヨおし!まずは第一関門突破だ。オレとトラクスと、残りが10人か……中には敵が100はいる気配だな。手強そうなのはまあ、せいぜい20ってところだろうが」
「一人が9人殺せば済む。並みのメイジなら

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いざなうはワールド・コーン・ラビリンス -16- #ppslgr

「中はどうだ?」
「問題ない、コーンも岩山の中までは興味がないようだ」

王子の言葉通り、洞窟の暗がりに光を投げかけると照らし出されたのは何の変哲もない岩肌ばかりだ。この洞窟自体が一枚岩をくり抜いたような作りになっており、植物が根を張る余地はない。

「よし、ここで今日の所はキャンプだな」
「ふぃ~……ようやく休めるぜ」

どっかりと腰を下ろして一歩も歩けないアピールするA・Kを他所に自分も荷物を

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【AZアーカイブ】ゼロの蛮人(バルバロイ)第十三話

「あの娘たちに逃げられたァ!? 何ぼさっとしてたのよ、あんたたち!」
マチルダは、眠らされていた女官からの報告に吃驚していた。眼鏡の下の目がつり上がる。

ルイズとタバサが、アルビオンから脱走した。目付けのユリシーズを『人質』にして、だ。あのルイズは杖があっても碌に魔法も使えない(爆発は起こせるが)駄メイジで、お嬢様だから融通も利かない。女官やイケメンのユリシーズにちやほやされていれば、ぶつぶつ

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いざなうはワールド・コーン・ラビリンス -15- #ppslgr

フレイルという名の凶器にも似た挙動で、勢いをつけてコーンの実がこちらに向かって振り下ろされる光景は中々に衝撃的だ。

コーン・ヒュドラの振りかざしたコーン触手を踏み込みながらすれ違いざまに斬り飛ばし切断!勢いのままに明後日の方向へ飛んで行って同胞の木々をコーン実が真っ二つにへし折る!横から、縦から襲い来るコーン触手殴打を飛び上がり、足蹴にして渡りながら斬り落としていく!

「二人共注意しろ!ツル玉

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死因は『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』です。

※お知らせ1:購入数が一定を超えたので劇場鑑賞をしてきました。
有料部分の要約を記載しているので、お急ぎの方はそちらでどうぞ!
※お知らせ2:寄せられたサポートでノベライズ小説を購入して読み解きました。ありがとうございます。総まとめ的な内容になります。

新宿の街はまるで様変わりしていた。何年ぶりだろうか。路地の本数は変わっていないはずなのに居並ぶ店や人々の雰囲気は記憶のそれではなかった。

「知

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いざなうはワールド・コーン・ラビリンス -14- #ppslgr

アグレッシブなコーン頭の虫にたかられたマッスルコアラの死骸は芽を出したコーンの苗の群れに瞬く間に覆いつくされると、苗は早送り映像めいて急成長し一本の樹木のとなってうごめく樹海を構成する一部に変わった。

「おいおい、もしかして周囲の木って全部コレかよ?」
「いや、この樹海が生じてから高々一週間だ。野次馬が来たとしても数が多すぎる……大地も生き物もお構いなしの方が実情に近いだろう」
「どっちにしても

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いざなうはワールド・コーン・ラビリンス -13- #ppslgr

冒涜的にうごめく樹海は異邦人を遠巻きに眺める閉鎖的村人が如くこちらとの距離を保っている。実際敵地の真っ只中もいい所なのでちょっと押し寄せられたら、樹海領域外に待機させてあるソウルアバターへ転送退避する他ないだろう。

後退するツルの代わりに森の奥より、異物を排除するためのさらなる抗体が近づいてくる。その事を真っ先に知らせたのは相変わらずエルフの王子だった。

「来るぞ、二人共。足音無し、羽音あり、

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