慶長8年(1603)7月28日は徳川秀忠の長女千姫が豊臣秀頼に嫁いだ日。秀頼11歳、千姫7歳で2人の母の淀殿と江は姉妹。この年の2月に征夷大将軍になった家康ではあるが豊臣恩顧大名への警戒を緩めることはできず秀吉の遺命に従った結婚。12年後大坂の陣で戦火に包まれ二人は別れを迎える。
慶長16年(1611)3月28日は家康が二条城で豊臣秀頼と会見した日。秀頼に加藤清正・浅野幸長が付き添い亡き秀吉の正妻高台院も臨席し無事終了した。会見の無事終了を畿内の庶民も喜んだとか。徳川への臣従を示すことになると会見反対派もいたようですが戦は回避。ただ、大坂の陣まであと3年。