麗野鳩子 | Hatoko Uruwashino
小説執筆後の私情を詩情に乗せてお送りする謎の試みです。 作品のテーマや世界観、採用した概念、登場人・動物、大道具・小道具などをモチーフにしていたり、していなかったり。
著者による執筆後の感想文のつもりでしたが、解説のようになっているようです。 作者の見解などあまり読まないほうがいいような気もするので、一部有料、期間限定無料にしています。 一作目の小説『丘の上に吹く風を書いて』の筆後感想文では、日本特有の信仰風情ふぜい、執筆時のあれこれや小説全体の構成、くどくなるから書いてはいないけど込めたこと、実は陽太は侍だった件等々、そこそこ暑苦しく語っております。
ご提案型と一切ご提案しない型ショートショート作品置き場です。 ご提案型:提案書やら企画書やらは簡潔でないと読んでもらえません。ということで、ショートショートで書くことにしました。 一切ご提案しない型:その名の如くのショートショートです。 ささっと書いたものなので、さっさと先に発表するかもしれません。
『丘の上に吹く風』の『あとがきにかえて』として投稿した詩『倒木』から生まれた短編小説を含む三部作です。 1.詩『倒木』 2.短編小説『六本木倒木事件』 3.短編小説『七人目の侍』
小説投稿のお知らせや、お品書き(作品紹介)などです。 作品については、最新のお品書きをご参照下さい。
感想文と言いながら説明と解説になっていました。 語り過ぎず手短かにし、感想もちゃんと書い…
まずは初鳴き。 鳥の中にはオウムのように人の真似をするものもいればガビチョウのように他の…
『地蔵菩薩』 つかの間と 錫杖にぎり 菓子に笑み 頬を伝うは 宝珠の涙 短編小説『丘の上に吹…
表題の作品公開しました。 マガジンにしましたので是非どうぞ。 短編小説『丘の上に吹いた風…
エピローグ -次のページ- 大きく開いた窓のカーテンがはためいた。 風は部屋に吹き込むと…
8.泣き笑い地蔵 話はあっという間に広まった。 三田が知った時には、静かな山間の集落はそ…
7.旅立ち 「一服するから、ちと待っとれ」 ようやく戻ってきた地蔵菩薩に促され、陽太と美…
6.ドクター外中のおにぎり 婦長室のドアをノックすると、すぐにどうぞと返事が返ってきた。…
5.友の行方 ホスピスの長く張り出した軒の上は、陽太の新しいお気に入りの場所になっていた…
4.交渉代理人 池の対岸へと続く道は晴れた日でもじめっと暗く、陽太はあたりをうかがいなが…
3.再開 誰も手入れをしなくなっていたホスピスの庭には、冬の間に枯れた雑草がのしかかって…
2.森の門番 一向に進展のない事件の担当になって以来、署にいても上司から何か報告はないの…
1.定例会議 いつもの十二人掛けの円卓はこんなに小さかっただろうかと、議長のミカエルは並…
プロローグ -始まり- 机の脇の引き出しにしまっておいたはずの天使の本を探し始めて、かれ…
季節のご挨拶というよりは読み物集になっているのは、『はと子劇場』にと書いたものや、ちょこ…
クリスマスにちなんだショートショートを二作用意しました。 しみじみ話と笑える話を一つずつ…