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お疲れさまです。
本日は2003年8月19日(土)です。

今日は無酸素運動と有酸素運動を深掘りします。

■無酸素運動→筋肉を動かすためのエネルギーを、酸素を使わずに作り出し、主に速筋繊維を使用する
速筋繊維:収縮する速度が高く、その速度は遅筋線維と比べて2〜4倍だと言われている。また、糖を分解してエネルギーを生み出す解糖能力に優れ、大きな力を生み出せることも特徴である。

■有酸素運動→筋肉を動かすためのエネルギーを、酸素を使って作り出し、主に遅筋繊維を使用する
遅筋線維:遅筋線維は出せる力に限界があり、大きな力は発揮できないものの、持久性に優れており、疲労しづらいことが特徴である。

#48では 、「無酸素運動のみ、有酸素運動のみ、でも脂肪は燃焼しますが、無酸素運動の後に有酸素運動をすると、より効果的な脂肪燃焼を狙えることがわかります。」とお話しました。

また、EPOCの仕組みを取り入れた考え方もあります。

EPOC(運動後過剰酸素消費量)とは、無酸素運動(筋トレなど)をした後、普段より酸素摂取量が増加し、カロリーの燃焼効率が高まった状態のことをいいます。
その際、エネルギー源として脂肪が優先的に使われます。

そして、運動が終わった後(寝ている間も)、通常よりもカロリー消費の多い、「脂肪燃焼状態」が継続されるのです。 

運動をを終えた直後から、回復期間に呼吸をしているだけでも脂肪が燃焼される身体になっているということです。

運動が終わってからもカロリー消費が続くということです。

EPOCが継続する時間は、研究では「15分~48時間」と開きがあることがわかっているのですが、一般的にはトレーニング終了後から「24時間」は脂肪燃焼効率が上がっていると考えられているようです。
もちろん、個人の体質、運動の強度などによって時間は変化するので、あくまでも24時間というのは目安です。
EPOCの効果は運動強度、総エネルギー消耗量に影響されます。

そして、運動後の新陳代謝率は、13時間後でも13%UP、16時間後でも4%UP、の状態が続いていることが確認されているようです。

さらに、EPOCが終わった後に有酸素運動をするとさらに脂肪燃焼の効果は高くなるようです。

するってえと、運動を行うなら、無酸素運動→EPOC(例えば6時間)→有酸素運動、って順番で行うのが、脂肪燃焼には効率がいいってことになります。

今日はここまで。
ありがとうございました~❤

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