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トピックス(旅行記)

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#毎日note

【note】目標の1000日投稿を達成してみたら...

目標としていた 「1000日連続」のnoteの投稿。 無事に達成いたしました! 記事をご覧いただいていた皆さま、 スキをくださる皆さま、 コメントを寄せてくださる皆さま、 note編集部の皆さまのおかげです。 ありがとうございました!! せっかくですので本日は その感想を綴らせていただきます。 大きくわけて二つのことを。 ・「1000日目」と「1日目」 実は1000日目の日。 とても気合が入っておりました。 まるでデートに行くかのように 買ったばかりのまだ着

25歳の女子ひとり旅:写真で振り返るシンガポール2日間

シンガポールの旅行記はとても長くなってしまいそうなので、まずはゆるりと流し見できる写真を集めてみました。初めてのシンガポールは2泊4日の弾丸で、バックパックだけを背負ってのひとり旅です。 シンガポールについては、またどこかで記事にします。 読んでいただきありがとうございました。

伊豆の東府やさんには、大正レトロな穏やかな時間が流れていた

父親は、半年に一度ほど発作のように「家族旅行に行こう!」と言う。いつもはおうちでゴロゴロ♡が至福な人なのに、こと家族となると何時間でも車を走らす父はけっこうカッコいい(そのかわり予定合わせないとめちゃくちゃうざ絡みしてくる) そんなわけで、伊豆の東武やさんという宿に泊まってきた。父が会社員時代に、大きなプロジェクト終わりの打ち上げでお偉いさんに連れてきてもらったことがあるそう。こんないい宿、酔っ払いのおじさんたちだけじゃ勿体ない、と妹たちと嘆くほど素敵な宿だった。 せっか

毎日更新1001日目。新たなスタート。

毎日更新1001日目です。 ある意味第二章。 ある意味新しい始まりで1日目です。 今日はこれからについて。 noteだけではなくて。 色んなこれからやりたいことについて書いていこうと思います。 まずはnoteのことから。 毎日更新はまだ続ける予定です。 下書きを書き上げるところからはじめます。 更新できそうにないものは消しつつ、消したくないけど…。 そういう風に書いていきたいと思っています。 下書きを書きつつ、お題のようなものにも挑戦したいし、自分で何か

#26 小樽についての愛を語る

 先日の「#25 札幌についての愛を語る」の続編。 早朝5時40分、照らす朝日  結局ずっと札幌滞在して一通り見回ったために、急遽小樽へ行くことを思い立つ。5時40分、そっと宿を飛び出した。人はまばらで、昼間とは打って変わった静けさである。時折、車が横を通る音がするだけだ。道路には、我が物顔をしたカラスが人の生活の痕跡をつついている。  空気が澄んでいた。その時初めて、札幌の街もなかなか悪くないと思った。あたりを見渡して、深く呼吸をする。息が白くて、指が冷たい。春だと思

#25 札幌についての愛を語る

 先日の「#24 スープカレーについての愛を語る」の続編。  やけに風が冷たく、身体中が震えていた。1日目はスープカレーを食べ、一通り街を歩いていわゆる観光っぽいことをした。何せ北海道へやってくるのは、大学時に東日本をチャリンコで一周した以来なので、かれこれ10年ほどのブランクがある。その当時のことを思い出そうとするのだが、夏だったにも関わらずひたすら寒かった覚えしかない。  高知県のはりまや橋、長崎県のオランダ坂と並び称して三大ガッカリ名所と言われている札幌の時計台であ

#24 スープカレーについての愛を語る

 せっかく長い休みができたので、海外は行くことが難しいにしてもどうせなら少し遠い場所へ行こうと思い、最終的に選んだ場所は札幌であった。たまたま時期的に安いチケットが手に入ったということもあるが、元来どこかへ行かないといられない性分なのだ。我ながら、少し病的だと思う。気ままなひとり旅。  ちょうど他の人より1日早く休みに入り、早朝の明け方の飛行機に乗る。LCCは重量制限が厳しいことをすっかり忘れていた。なんとかかんとか7kg以内に収めたものの、あれそうするとお土産買えないので

#21 インドについての愛を語る

 当時のことを思い出そうとしてみる。ざわついた喧騒、生ぬるい風、束ねるバイクのガスの匂い。世間では大型連休でみな浮足立っていて、わたし自身も初めて訪れたインドに対して、抑えきれない胸の高揚感に酔いしれていたのである。かれこれ3年前の話だ。  その時の衝撃と言ったら。むせかえるほどの熱気、溢れんばかりの人の波にわたしはしばし呆然としてたじろいだ。そういえば、noteを書き始めたばかりの頃、投稿していたのはインドのことだった。今も折につけて、記事で触れている。良くも悪くも、印象

塔ノ岳の、花立山荘から山頂に向かうあたり。カタパルトなんて呼ばれている場所。 晴れていればここから相模湾と真鶴半島が見えるけれど、雲のおかげで雲海の上のような景色になった。 何度も同じ山に登っても、その時だけしか見られない風景があるのが楽しい。

#9 桜についての愛を語る

 ハラハラと散りゆくピンク色の花びらをそっと拾って「風流だねぇ」と嬉しそうに呟く彼女の姿が、頭から離れない。麗かで優しさに包まれた季節を脳裏に刻みながら、そっと目を瞑る。平穏な日常が、そっと寄り添っている。一斉に花びらが舞う景色は、たとえ必然性を伴って造られた世界だとしても、関係ないと思った。 *  春の季節は気温も程々の暖かさなので、四季の中でも好きな時期なのだが、唯一のわたしの天敵と言っても過言ではない花粉が悪さをする。その訪れを歓迎して良いかどうか、これまた微妙な感

#7 山についての愛を語る

 全身がじわじわバキバキになり始めているのがわかる。いわゆる遅れてやってきた筋肉痛というやつで、むぅとどうにもならない痛みと闘いながら、布団の中で丸まっている。普段から運動していないと、厄介な事態に巻き込まれることになるわけだ。 * 渡り鳥  友人に誘われて、久しぶりに山へと登った。埼玉の奥地にある、笠取山という山である。その友人は、その昔ワンダーフォーゲル部に所属していたそうで、無知な私はワンダーってなんだか夢があるよなぁ何するのだろうと当時は頭にはてなマークが飛び交

#8 映画についての愛を語る

 昨日は3回目ワクチン接種の副作用により、ほぼ一日仕事にならなかった。いやなるにはなったが、頭がぼーっとしている。前回も接種した時は、熱が出てベットの上でゴロゴロしていた。ただ天井を眺めて、事前に備蓄していたカロリーメイトを頬張る。久しぶりに食べると、悪くない味である。ちなみに好きな味は今も昔もフルーツ味。 * いつだって高揚する  そういえばかつて緊急事態宣言が発令された時、自分は果たして何をしていたかなーと思い返す。ただただ、ひたすら映画を見ていた。1日に3本くらい

#2 写真についての愛を語る

 唐突に今、自分が誰かといる瞬間をファインダーに収めたいなと思う。自分が見た、心揺さぶられた景色を撮りたいと感じる。カシャンと音が鳴るたびザワザワとした気持ちになり、いてもたってもいられなくなる。気がつけばポケットに小さなカメラを忍ばせて、いつでもふっと心が動いた時に構える準備はできていた。  わたし自身は昔から何かを記録することにこだわっていて、それが単純にライフワークになっていたということもある。だから、「日常を残す」という意味で言うと、カメラに手を伸ばすことは必然だっ

バイバイ、ロンリープラネット (『ブルーアワーにぶっ飛ばす』考察)

 彼女は数輪の青い花束を持って、病室の前で立ち止まる。ベッドの上で寝ている彼女のおばあちゃんは、身を委ねて孫に爪を切られるままになっていた。おばあちゃんは、ふとした様子で「何が、一生懸命なんだろうねえ」と呟く。なぜか彼女と彼女のおばあちゃんの姿が、かつての私と死期を目の前にした祖母の姿と重なった。 * ブルーアワーにぶっ飛ばす  2019年に公開された『ブルーアワーにぶっ飛ばす』。TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2016審査員特別賞を受賞し