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何らかの企画。<note>

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脚本家・放送作家の徳田博丸の「表現するモノづくり」の企画の立て方、発想法を書き記していきます。人生にいつ終わりが来るかわからないので、ボクの持っている知識はできるだけ、次の時代の… もっと読む
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記事一覧

相手の想像を裏切る技

相手の想像を裏切る技

打ち合わせの時、あらかじめこんな感じでお願いしますと依頼を受けていて、企画にまとめて行くんですが、相手の想像している範囲でまとめてしまうと、誰でもできる範囲の企画にしかなっていないということなんです。

きちんと仕事ができることはいい事なのですが、相手の予想を裏切っていくかが問われるところなんです。

「想定内を超える」というか「思いもつかなかった!」って言わせるのが気持ちいいところになっちゃいま

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人と違う道にいく!そこはブルーオーシャンに通じる!!

人と違う道にいく!そこはブルーオーシャンに通じる!!

今回の新型コロナでタレントさんたちがみんなオンラインに目を向けました。元々ななんで始めなかったんだろう?と思う。いち早く人気タレントでYouTubeを初めて人気になった方が、自身のYouTubeの番組内で話していたんですが、みんなにやたらYouTubeを始めたことを馬鹿にされていたという。しかし、ここにきてそんな人たちがみんなYouTubeに飛びついたのが、腹立つっていうんです。今から始めて一気に

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ずるずるべったんを手放すということ。

ずるずるべったんを手放すということ。

様々な事を手放すということが課題のようです。

自分が魂込めてきたことも、手放さないといけないタイミングっていうのがあります。

すごく寂しいし、悔しいけど、喜んで手放してあげないといけないんだなと思っています。

この感情ってすごくしんどい。

僕は【ずるずるべったん】な感情と呼んでいます。

僕のこのタイミングで来た手放しは、「仕事」の事ばっかり!そりゃずるずるべったんになるわ(笑)

仕事を

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「100日間の生配信チャレンジ」という企画。

「100日間の生配信チャレンジ」という企画。

今僕は100日間の生配信チャレンジをしています。

今日は10日目です。もうちょっと、アップアップになっています。(笑)

なんでこの100日間チャレンジを始めたかといいますと、オンラインで何かを発信するってことがどんなことなのか?を実験してみようと思ったからです。

そもそも僕に生配信を進めてくれていた、ビジネスライバーの「赤城夫婦」という方がいらっしゃいまして。元々は夫婦生活の研究家で、仕事を

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ステージ再開の時期。逆手に取ってみては?という企画。

ステージ再開の時期。逆手に取ってみては?という企画。

今日からなんばグランド花月が公園再開しました。新型コロナ感染予防対策を徹底的にやってお客さんにもソーシャルディスタンスを守っていただき再スタートを切ったです。

さてうちは、ステージの再開の時期をすごく悩んでいるんですが。今の各ガイドラインで進めると確実に採算が取れないのは目に見えて明らかです。でも早く再開したい。どうしたものか・・・。

ガイドラインに従って始めている方たちは勇気あるなあと感心し

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企画発想のきっかけ

企画発想のきっかけ

企画の発想をするのに、アレコレ頭をひねるだけで、何を考えていっていいのかわからなくなっちゃうときってありますよね。

発想の糸口を見つけたら、一気にイケてしまうのに、その糸口が見つからない時・・・。皆さんはどうしていますか?

<企画の発想のきっかけ>は結構それ以外のところにあったりします。

ユニクロの「感動パンツ」ってご存じですか? めちゃくちゃ伸びる生地でできていて、動きやすいのなんのって!

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あなたの商品がわからない!をなくす。

あなたの商品がわからない!をなくす。

「脚本家って、どんなお仕事なんですか?」 とよく聞かれます。

「脚本を書く仕事です」と答えるのですが、きっと不正解の答えです。

きっとちゃんと答えると「依頼された話を打ち合わせを重ねて、物語を作り、構成を考え、セリフを作っていきお仕事」なんですけど、もうまどろっこしい!

きっとどれも聞いた人が欲しい答えではないんでしょうね。いまだにドレが正解かわかりません。

SNSなどで僕をご存じの方は、

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NEXT ONE

NEXT ONE

「次何する?」

それは次の企画を考えるワクワクする瞬間のスイッチの言葉です。

「次、何して遊ぶ?どんなワクワクすることがある?」

ここから企画って始まります。

日本一の個人投資家 竹田和平さんは「ワクワク」と「感謝」をしてると儲かる!

と話していらっしゃいまして、たくさんの方にその真意を伝えてきています。それを聞いてからずっと試しているんです。

ワクワクする方の選択。そして感謝を。

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輝くプロフィールを作る仕事

輝くプロフィールを作る仕事

「あなたのプロフィールが100倍輝く!魔法のレシピ」というワークショップを開催しています。このワークショップを受けた人にはすごく喜ばれるんですけど、なかなか売れないんです(笑)ええと思うんやけどなあ。。。

プロフィールはHERO’s JOURNEYの法則を使って書くとすごく効果的だといわれています。ご存じですか?神話の主人公の成長譚を法則化したものなんですけど、時計の針の動きに合わせて説明される

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<カセツラジオ内のオンライン演劇>2時間後に脚本を完成させて本番という企画。

<カセツラジオ内のオンライン演劇>2時間後に脚本を完成させて本番という企画。

「2時間で芝居を作りますよ」

なんでこんなこと言ってしまったんだろう。

先日のオンラインイベント<カセツラジオ>で、「オンライン演劇を上演する実験をしてください。」というご依頼でした。打ち合わせをこれまたオンラインでやると、「本番時間が長いから、お芝居の時間枠を2枠取りますので、2回上演してほしい。」とのこと

「いやいや、それなら1回の方がいいなあ。」と僕が言いましたが、仮設実験を検証したい

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オンライン演劇をしてみてわかったこと。オンラインとオンステージの使い分け。

オンライン演劇をしてみてわかったこと。オンラインとオンステージの使い分け。

先週の金曜日にオンライン演劇を実施しました。株式会社ASNOVAさんとLOFTWORKさんのオンラインイベント【カセツラジオ】の中での上演することととなったのですが、視聴者さんからお題をもらって、2時間後には短いお芝居の本番をするというもの。この企画の話は、また別の回にするとして、、、。

オンラインイベント<カセツラジオ>は、仮説・仮設をテーマにしたイベントで、様々な実験を行っていくというもの。

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「聞き屋ヒロマル」という企画。

「聞き屋ヒロマル」という企画。

「聞き屋」というのをたまにやってして。内容はというと、ただいろんな人にインタビューをし、しっかり話を伺っていくだけなんですけど、僕は勉強になるし、"聞かれた人"は自分の頭の中がかなりまとまるので、僕のインタビューってのが非常にありがたい!!とおっしゃっていただけています。ありがたいし、おもしろいなあと思っているんですけど。

「聞き屋」っていうののコツは?と質問されることがあります。

コツという

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遊びが企画になる!間違いない!

遊びが企画になる!間違いない!

遊びが企画になっていくのが放送やイベントのいいところ。過去ものすごく簡単に決まった番組企画が、鶴瓶師匠と円広志さんが街を歩いて、そこ場で思いついた賭けをして、オニギリを奪い合うというもの。毎週その場でバカバカしい賭けを編み出していくのが無茶苦茶面白かった。そして師匠がたが真剣に勝負をしている姿もたまらない企画でした。

この企画は、師匠が若手のころ楽屋で雑誌をパラパラとめくって止まったページに書い

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<メリット>からの<デメリット>そして<メリット>へ

<メリット>からの<デメリット>そして<メリット>へ

企画を考える上で、メリットポイントとデメリットポイントは必ず出てきます。

しかしそのメリットとデメリットのバランスは、その企画の提案者と受ける側とでは大きく違ってくるからよくよく考えておきたいところです。

企画提案者は、「こんなにメリットばかりあります!!」というが、受け手は、見事なデメリットを見つけ出してくれます。うっとおしいくらいにアラ探しをしてくれます。提案者はデメリットの部分を隠してい

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