ひがし🖋

ライターのひがしです。元医療従事者から在宅ワーク・オンライン秘書に思い切って転職し、約…

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ライターのひがしです。元医療従事者から在宅ワーク・オンライン秘書に思い切って転職し、約2年。現在、薬機法や医療の知識を活かし、医療関係のコラムや記事を書いたり、SNSに使う文章、オンライン秘書業務をしています。ひっそりと声なき声を大切に拾う人になりたいです。

最近の記事

字を書くことは生きること 書家・芳耀(ほうよう)さんインタビュー

デジタル化が進み、手で字を書く機会が減り続けている。だからこそ、手書き文字を見ると温かく、美しく書けた時は嬉しい。 文字を書く楽しさを伝えようと活動している書家・芳耀(ほうよう)さん。心機一転して新しく作ったペン字のインスタグラムアカウントは、わずか5ヶ月でフォロワー数4.4万人と注目を集めている。「オンラインで字を教えてほしいと言ってくださる方も増えて、やっと私が目指すところが見えてきました」と話す芳耀さん。願いを叶えたインスタグラム運用から、字を書くことへの想いを聞きまし

    • コワーキングスペース「うのベース」から始まる一歩

      地図アプリを見ながら小雨降る夜道を行くと、明かりがついている場所があった。きっとそこだと思った。 岡山県玉野市宇野、海の近くにオープンした コワーキングスペース「うのベース」。 3/24オープニングパーティーに参加しました。 オーナーはライターやディレクターとして活躍されている 東本隼之(ひがしもと としゆき)さん。 私が東本さんと顔見知りになったのは2年前。東本さんはその時、ちょっとスランプに陥っていたように思った。 2年前、Webライターラボというライターさんのコ

      • インタビュー・あさみんさん(筆文字・筆ペンで癒され言葉アート)

        四角の中に書かれた横書き縦書きの青文字。言葉と文字と濃い青に毎日癒され、励まされ、響く。心に残る名言などの言葉を筆ペンで書き、インスタグラムで発信しているあさみんさん。多くの優しいコメントが並ぶあたたかいアカウントとなっている。 楽しみや癒しを惜しみなく渡し続けてフォロワー2000人から、この1年4ヶ月で、フォロワー数4.5万人に伸ばしたのは、努力と想いがあったからこそと感じていた。(※2024.2.24現在、フォロワー数6.1万人) 10年以上に及ぶ自分探しから、筆文字

        • 美容院は楽しいし学べる、ライターとして

          美容院、以前は髪を切る染めるために行ってたけれど、 ライターになってから、美容院で意識することが変わった。 私は一番好きな時間が、 髪染めを待つ間で、 渡されたタブレットで女性誌をとにかく見まくります。 目次見て、 流行りを見て、 薬機法を踏まえた可愛い綺麗な表現を読み、 どうやってこのような素敵な企画を立てたんだろう、 私だったらどんな企画を立てられるのかなと考え、 偶然出会えた、作家さんの文章が面白い。 美容師さんに髪のことを相談し、 他のお客さんのお話に耳を澄ませ

        字を書くことは生きること 書家・芳耀(ほうよう)さんインタビュー

          言わないように気をつけている言葉

          SNSでこんな投稿を見た。 手作りで物を作っている方の投稿で、材料にもこだわって、手間ひまかけて 丁寧に作った物を売っているクリエイターさんだ。 お客様がお店に来て、手に取る。値段を見た途端 「たかっ」と言う言葉を聞く。 高いけども、自分は材料にもこだわりがあるし、精一杯作った上での値段なので、高いと言われると傷つくとのことだった。 これを見てから、「たかっ」を つい、言ってしまっていた言葉の広場から、 言わないように気をつける箱にしまった。 作り手さんの気持ちを考えた

          言わないように気をつけている言葉

          違う世界も見てみると何かあるかも

          3年前に私は医療職を離れた。 階段から落ちて肩を怪我したことや、他にも理由はあるけれど離れた。 15年間医療の現場にいて、最後の3年はとにかくフットケアにのめり込んだ。 人の足を見るのが大好きだ。 担当した患者さんのリハビリで、信頼関係ができると言うセリフがあった。 「足、見てもいいですか」が私のプロポーズで 「いいよ」と言われ時には、「Yes!」と小躍りしていたほど。 人に足を見せるのは結構勇気がいる行為なんです。 わんこがへそ天、仰向けのポーズをとると心を許していると

          違う世界も見てみると何かあるかも

          書く側と書かれる側と③

          書かれる側になり、取材され、おかしいなを感じながらも原稿にOKを出した、その後です。もうすぐ終わります! 私の経験したことで間違いないその1万文字の原稿に、OKを出した。「これでいい、間違ってない。私の経験は誰かの目に触れるだけで良い。そういうものなんだから」と思うことにした。 いよいよ掲載される時、再びライターさんから連絡があった。 その時に、記事を一度だけ読んだ。 文章は劇場型に整えられ、恐ろしさや苦悩を表す写真が並んだ。 ライターさんが最後に自分の考えを1行だけ書

          書く側と書かれる側と③

          書く側と書かれる側と②

          先日、書かれる側になった(取材される側)苦い経験について書いたのでその続きを書きます。 たくさんの記事を書くのに慣れている、きっと敏腕のライターさんの 取材に答えて、とうとう記事は完成したようでした。 「完成しました、チェックしてください」 送られてきた1万文字の原稿を受け取った。重かった。自分の物語だけど読むのが怖かった。 それでも、最後まで読んだ。ライターさんによって書かれた原稿は、わたしに起こった出来事を余すことなく書いていた。 間違ってはいなかった。たしかにこ

          書く側と書かれる側と②

          文末の誤解は根深くないけど、気をつけよう。

          メッセージが「。」で終わると、若者は冷たさや恐怖を感じるという。 マルハラスメント、とも、おばさん構文とも言われるそうだ。 たしかに。怖い時があるんだろう。 オンライン秘書業を始めたばかりの時は、クライアントさんとのテキストでのやりとりをする時は「相手の調子に合わせてね」は基本中の基本で、かなり気をつけていた。 自分の体調が悪い時や、お叱りを受けるときは、つい冷たい感じになりがちだけれど、送る前に1回は見る、少し時間を空けてもう1回見る。怒りの感情を文章に載せない、と決

          文末の誤解は根深くないけど、気をつけよう。

          文字起こしを楽しくする

          最近、文字起こしをAIに頼んでいる。 昨日、友人にインタビューした音声をAIに頼んだら、 どうしてこんな文字配列になるん?どうしてこの言葉をチョイスして来たの? にたくさん出会いました。これ本当に真面目な文字起こしです。 話の内容を拾うのと同時に この偶然生まれた、誤聴の組み合わせが面白くて 読み拾っていた。シマリスさんって誰や。 ラップの歌詞みたいと思ったのはこれ 真面目にお話し、してたのですがね^^ こんな楽しみ方もあるってことで。

          文字起こしを楽しくする

          使わない言葉を書いて意識する

          最近、「いいな」と思った言葉と 「これは使わないでおこう」と思う言葉を書き溜めている。 直近でいいなと思ったのは 『「私はあなたが好きです」というのは最悪な言葉です。』 すなわち、「あなたは私を好きですか?」と問うことになる。 好きであれば、同じ風景や同じ出来事を見て「いいね」と感情を同じにすることでよろしい。と書いてありました。 世間では良いと思われている「私はあなたが好き」というフレーズがそうではないと否定されること。 常識を疑う、当たり前を疑うことは常にしていきた

          使わない言葉を書いて意識する

          おみくじはおもしろい

          おみくじ、2024年になって2回引きました。 開いたら、どこから見ますか? まず大吉か凶か見て、それから運勢の概要を表す短歌や一文を見ます。 私、好きなところがあります。 それが「失物」うせもの。 家庭、学問、恋愛、待人、病気、金運、転居……は分かるんですよ。 そりゃ気になる運勢。 そこでもって、失物、の運勢っておもろいな。 探しているほど出てこない 取り戻そうにも帰らない 見つけたいものほど失う あの失物。意味深々にいつも受け取ります。 お正月に引いたおみくじには

          おみくじはおもしろい

          何がやりたいのか

          昨日、恵方参りからの帰り、夕暮れの中を歩いていると 不思議な犬公に出会い、お別れして まだ歩いていると、 「おまえのやりたいことは本当にそれか?」と声が上から降ってきた。 男の人の声だった。 いや、違いますね。 もう1回自分で問いかけた。 「やりたいことは本当にそれか」 「何がやりたいのか」 去年からずっと引きずっている課題、そろそろ始動せねば。 今年はあっという間に終わってしまう。

          何がやりたいのか

          新しい年が始まる

          とうとう新しい年が始まった。 九星気学では、新しい年は2月4日17:27から始まる。 第9運期が始まった。そしてこの9運期はこれから20年続く。 運期は9で終わりなので、最後の最後の年。 終わりの始まりなので 結構変化が目まぐるしい20年となりそうですね。 ここで新年に初詣に行くように、 恵方参りおすすめです。 今年の恵方は東北東。 自宅から約800m以上離れた 東北東の方角の神社仏閣へお参りします。 稲荷神社は避けてくださいね。 お賽銭を入れて (いつもより少し多

          新しい年が始まる

          書く側と書かれる側と

          砂時計、と言う漫画をご存知でしょうか。 島根にやってきた少女が救われて、別れてまた出会う名作だ。 私はドラマの「砂時計」はずいぶん昔に見ていたのだけれど その原作を亡くなった漫画家の芦原妃名子さんが描いていたと最近のニュース報道で知った。 あらためて漫画「砂時計」を読んだ。最後の方は涙しかなかった。 まだきっとかき続けたいものがあったと思う。でもそれも何も全てを置いて 旅立たれる。自分と年齢も変わらない。 私の体験したことは、小さなことだけれども。 取材された側に立ち、出

          書く側と書かれる側と

          月9ドラマで色覚異常が出てくるとは

          思いもしなかった。君が心をくれたから。主人公の山田裕貴さん演じる太陽くんは色覚異常。赤の色が緑に見えるので、花火の鮮やかな色が分からないと花火師を諦めようとする。そして、信号の赤が緑に見えてしまい、赤信号で横断歩道を渡り車にはねられる。そのくらいだと結構重度の色覚障害と思われる。 ドラマで色覚異常の主人公が出たのを私は初めて見た。なぜこんなに気になるかというと、私の父と私と息子は軽度の色覚異常を持っている。色覚異常は劣性遺伝で男性に多い。信号のような、はっきりとした色の違い

          月9ドラマで色覚異常が出てくるとは