マガジンのカバー画像

書評、のようなもの。

11
書評、のようなものです。
運営しているクリエイター

記事一覧

『日の名残り』

カズオ・イシグロ『日の名残り』を読んだ。 人生楽しまなくちゃ。夕方が一日でいちばんいい時…

18

まじめに生きるって損ですか?

『まじめに生きるって損ですか?(雨宮まみ)』という本を読んだ。 この本は、匿名で寄せられ…

10

ひとりの人間として尊重すること

ジョン・アーヴィングの「ホテル・ニューハンプシャー」を読んだ。 以下は多少ネタバレを含む…

13

自分で考え、感じることは突破口。

最近、昔読んで、なんとなく記憶に残っているものを再読している。 去年はひたすら新しい、知…

14

鞄が導くもの

10年前くらいに買った「OUTDOOR」の黒いリュックを未だに愛用している。 どんなに乱暴に扱っ…

11

気分をよくするために

ついこの間から、小掃除を始めた。 ほうきで床を掃いたり、机の上を占拠していたものを整理し…

6

原動力は人それぞれ

「人間をお休みしてヤギになってみた結果」というエネルギー溢れる本を読んだ。 タイトル通り、著者のトーマス・トウェイツさんが、ヤギになろうとするのだけど、その悪戦苦闘っぷりが面白い。 彼のすごいところは、思いつきで始めたことを最後まで徹底的にやってしまうこと。 プロジェクトのはじめは、ゾウになることだったのだけど、これはそうそうに断念。ついで、ヤギになろうと決意して、彼は科学的方面からスピリチュアルな方面まで、様々なアプローチを試みる。 ヤギと人間の関係性を歴史を遡って

居場所があるということ

「足りなければ、満たせばいい。空っぽなら、埋めればいいのよ」 あたり前のこと言っているけ…

13

競争しない生き方

街中を歩いていれば、たくさんの飲食店を見かけるが、たまにすごいマニアックなお店がある。 …

6

コンプレックスから逃げない

『漂砂のうたう(木内昇)』という小説を読んだ。 おおまかに内容を説明すると、時代は明治。…

4

『はい、泳げません』

『はい、泳げません(著 高橋秀実)』という本を読んだ。 この本は、「泳げない」著者が「泳…

2