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平間哲治のつれづれエッセイ

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あるテレビドラマを見ての感想

先日、勧められて、とある地上波テレビドラマをみた。
それは、昭和の時代から、体育教師をやっているシングルファザーが現代にタイムスリップしてくる、という内容のものだった。
最初はなかなか面白かった、昭和世代の僕にとっては懐かしいものが勢揃いで、大変楽しく見ることができた。必ず一話の中にミュージカルになる部分もあって、手の込んだ、なかなかの作品です。
 しかし、三話くらいから、ちょっと見るのがしんどく

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考えてはいけないことを勝手に定義して、徹底的に考えないようにしてきた民族の成れの果て。

地上波の報道番組を見ていると、ここ10年ほど、つくづく感じる恐怖感がある。
どこだかの男の子が回転寿司で醤油瓶を舐めた、とか
高校生が集団で万引きした、とか
その横で、地震でたくさんの人が死に、生活を破壊され、
遠い海の向こうでは何十万人という数の命が戦争よって殺されている。
で、子供たちのいじめ問題にいい大人がマジになって騒いでいる、この日本の大人の世の中がある。
同じ次元の世界なのだろうか、、

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イスラエル、パレスチナ問題に関する、リハックという番組にジャーナリズムのあるべき姿を見た。

「リハック」というYouTube番組に感心した話。パンダさんはなかなかすごい人なのかもしれない、ジャーナリズムとはこうあるべきかもしれません。。

ちょっと真面目に、長く文を書きますので、忙しい人は読まないでください。

ちょっと書いておきたくて、メモ的にここにいつも思ってることを書いておきます。

 最近は心を揺さぶることが起きすぎていて、しかし、、とうとう世界中の人が、欺瞞や建前の危うさに気づ

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つれづれ時たま日記 「ドライブマイカー」見ました

「ドライブマイカー」鑑賞。
ということで、オスカーをとったので日本で話題になって、映画館もコミコミでした。なんでだろう、、、ということで、、、まず、、、訳がわからなかった人のために、、、簡単に解説コーナー。まずは、、、大きな作品のコンセプトは「喪」の物語である、ということです。最近の作品だと「ノマドランド」なんかがそれに当たるかな、、、と、、、悲しみや傷を癒すための物語であることは明白で、エンター

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つれづれときたま日記 映画 そしてバトンは渡された、鑑賞

そしてバトンは渡された
鑑賞
面白かったし、いい映画だし、見る価値ありですよ!!!
しかし、、、
うーん
ここからネタバレ少々なので、まだ見ていない人は読まないで、見てから読んでね。まあしかし、石原さとみ女史の演技力には脱帽しました。彼女の演技力で持っているような映画ですね、、、いろいろとつっこみどころはありますが、見る価値はもちろんある映画だと思いました。家族のあり方のダイバーシティー、というの

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つれづれときたま日記 お年寄りと若者の間の壁

さて、ぼくももうすぐ49ということで、不惑も初老もこえて、人生後半真っ只中ということになります、世代的にいうと、いちばんウザい世代でしょう。
二十代から30代まで、仕事に関しては年上の人に良い印象がほとんどない僕が、ずっとずっとかんじていた、現在七十前後の世代の人たちとの話の噛み合わなさ、を、再考察させてくれたのが、ユーチューブでこないだ見た、田原宗一郎さんと、ひろゆき、と成田博士のおもしろ対談。

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つれづれときたま日記、お金持ちについて

美輪明宏さんが人生相談の答えとして
「本物のお金持ちというのは、、、」
とかいてあり、その先有料会員のみ読めます、、みたいになってるサイトがありましたが、
まず、「本物のお金持ち」ってなに?? というツッコミとともに、なんだか微妙に苛立ってしまいました。ひとことでいうと「セレブ信仰」ということになりますが、僕は基本的に金持ちなんてみんな死ね、とおもっているので、「本物のお金持ち」なんてものに憧れ

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つれづれエッセイ

年末なので実写版「宇宙戦艦ヤマト」を見返しました。悪くいう人もいるし、ヤマトを愛するおじさん世代として、その気持ちが分からなくもないですが、なかなかいいよね。僕の世代で「ヤマト」を愛していない人ははっきり言って非国民だが、この物語には、切ない日本民族の祈りと、呪いのようなものが確かにあるねえ、、、オリジナルアニメばんの一話始まりは、昔々、世界大戦中の日本人が望みをかけた戦艦大和がアメリカに沈められ

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つれづれエッセイ

オッサンのひとりごとシリーズなので、長いし内容ないので、スルーしてください。日記的なものです。
年の変わり目は僕にとっては何の変わり目にもならないので、どうでもいいんですが、ま、ことしは二月から、新コロナウイルスに地球上の人間が振り回されて、おかげさまで、時間だけはたっぷりある年となり、本もたくさん読めたし、いろんな人の忖度なしの話もきけて、お勉強になった年でした。
昔から、なんとなくモワッと思っ

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つれづれエッセイ

フェイスブックって、若い人がいない世界なのに最近になってやっと気づいた48歳。何か変だな、と思っていましたが、、つれづれなるままに最近あったことを。
駐車場にて、受付のおじさんに「お釣りが細かくなりますよ」と十円玉を5枚渡された時に!!! でた、手を触る人!!! 上側に触れちゃうのは仕方なしとしても、僕の手の甲を指で軽く触るのはなぜだ!!! 新コロナ時代がやってきて、やっと手を触るおっさんがい

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つれづれエッセイ

またも、つれづれなるままに、、、
ということで、最近「思い込みの激しい自分」をメタ認知、、、このような非日常の中をバーなどを営んでいると、だんだんと精神が蝕まれていくのでしょうね、「あれ、お前のフェイスブック、どうにかならんの? どーでもいいから、そんなこと、もっとビジネスに役立てろよ」と、僕を本気で愛してくれる素敵な友達は、もっともなご意見をくれますが、、「いつもみているよ、楽しみにしてます」と

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つれづれエッセイ

ソングトウソング
鑑賞
宗教画のような映画を撮るテレンスマリックが、音楽業界のメロドラマを撮るというから、ただごとじゃないと、思っていたら、なんと旭川はシネプレでやっていた。
これは、凄い。おそれいりました。泣いた。
宗教画のようなメロドラマ。
もう一度みたい、映画館で観たい。
どっぷりハマった2時間強。
パティスミスのドキュメント映画、ドリームオブライフに、タッチが似てると思っていたら、本物のパ

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つれづれエッセイ

森さんの失言問題がテレビで盛り上がってるんですね、お怒りの方も多数、時々擁護派もおりますが、、なんとなく、ジェンダーバイアスの問題、というよりも、根深い物を感じますね、ある意味では世代間抗争、というか、シニア世代に対する日本全土に広がる絶望が、裏にはあるのかな、、、と、感じますね、感じるってだけですが、、、「女は○○だから、、、」という考え方を持っているのは大抵65歳以上の世代なのだとは僕も個人的

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つれづれエッセイ

さて、最近「ジエンドオブエヴァンゲリオン」と「さらば宇宙戦艦ヤマト」を見返しましたが、ヤマトは1977、、エヴァは1997の作品。どちらも、ある意味では病的な作品ですが、肌触りが全く違う。そして現在はもうすでに「エヴァンゲリオン」から23年もの時が経って来ました。今はcovit時代、、ますます平和で病的な世の中になったと感じました。今度来る「新エヴァンゲリオン」もますます病的な内容になることは想像

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