村田寛之 | 虎党失格

*毎週日曜更新中! ファン歴49年のアラフィフライターが、 虎の現在過去未来を縦横無…

村田寛之 | 虎党失格

*毎週日曜更新中! ファン歴49年のアラフィフライターが、 虎の現在過去未来を縦横無尽に書き散らし、 昭和平成令和を駆け抜ける超極私的虎党論。 週1回×800字×3分で読める クロスファイヤーコラム。 どこから読んでも一話完結。 でも、#1から読むのがちょうどいい。

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SNS に興味がなかった55歳の僕が1年間に53本の記事を毎週投稿して思ったこと

#番外篇 note は僕の試みだったので、 すべての手の内を明かしたいと思います。 いつもは600~800字程度で書いていますが、 今回は文字数制限のリミッターを外し、 1年間5…

心得がある人の仕事ぶりに注目する

#72 現役引退後の球団OBの肩書と、 その役割がよくわからないのだけれど、 たとえ、肩書がわかりにくかったとしても それは元プロ野球選手としての個性になる。 謎の肩書…

謎の肩書が多すぎてわけがわからん

#71 藤川球児は球団本部付スペシャルアシスタント、 糸井嘉男はスペシャルアンバサダー、 斎藤佑樹は熱闘甲子園フィールドディレクター、 中居正広は侍ジャパン公認サポー…

昭和のお茶の間は毎日贅沢野球三昧

#70 巨人戦は日テレ系で全試合生中継していたが、 偶然なのか意図的なのか虎の攻撃はカットされ、 CM 明けにはなんとなく逆転されていたりする。 挙句、9時になると「試合…

3連発の日に3安打で勝ってしまう

#69 バックネット裏のグリーンシートは 地上波のテレビ観戦を主戦場とする僕には 縁がない激レアシートであるのだけれど、 G党のデザイナーの知人がチケットを 譲ってもら…

関口宏がいないサンデーモーニング

#68 日曜日の朝は『サンデーモーニング』を見て note の投稿が僕のルーティンになっている。 番組は4月からリニューアルしたのだけれど、 関口さんの交代以外は何も変わっ…

春はあけぼの最上段から六甲おろし

#67 春はあけぼのやうやう白くなりゆく 清少納言の『枕草子』は319段あるが、 甲子園球場の外野席は52段である。 その最上段からの眺めは 遥か六甲の山の端を視界に捉える…

情報が多すぎる地上波の画面に困惑

#66 2024年のプロ野球が開幕した。 地上波のナイター中継が減ったとはいえ、 さすがに開幕戦を中継しないということはない。 巨人は球団創設90年目ということで 日テレの…

開幕前に巨人軍の監督を考えてみた

#65 現役を引退して選手時代の実績だけで いきなり監督になることはなくなった。 Jリーグのようなライセンス制度もなく、 指導経験や資質、適性が未知数であっても 人気優…

フルイニング出場のモチベーション

#64 虎のフルイニング出場といえば、 金本知憲と鳥谷敬の二人のレジェンドがいるが、 昨年、フルイニング出場を果たした 新選手会長の中野が次のステージをめざすなら 息…

適正な優勝頻度は5年に一度が妥当

#63 優勝はどれくらいの頻度がベストなのか。 6球団なので5年に一度が適正な気がする。 かつての巨人の9連覇なんてありえないし、 ◯◯年ぶりの優勝は爆発力があって盛り…

大谷翔平は余裕を超えた余韻がある

#62 夜勤明け、うるう日は、朝から頭痛。 体調が悪くてふとんの中でグズグズしていたら つけっぱなしのテレビからの一報で目が覚めた。 大谷さんの結婚に驚いて頭痛は一発…

余計なことをしない普通という正解

#61 「今年の方が勝ちたいと思う、 変なことをしなければ勝てる」と キャンプ前日のミーティングで話した 岡田監督の本音は自信の表れだ。 改めて、虎が日本一になれた理…

虎のさらなる高みは純国産オーダー

#60 虎の次なる目標は連覇になるが、 その先のフェーズは外国人選手抜きで 常勝チームをつくることかもしれない。 2023年はそれに近いものだった。 ドラフトで獲得した生…

臨時コーチ登場にテンション爆上げ

#59 春季キャンプも熱を帯びてきた。 選手はテーマを掲げて課題に取り組み、 それぞれがレベルアップに努め、 選手のやる気に連覇の期待も高まる。 そんな選手たちを心強…

パインアメスタジアムがいいと思う

#58 虎のキャンプ地の沖縄宜野座村野球場が バイトするならエントリー宜野座スタジアム、 バイトするならエントリー宜野座ドームになる。 公共施設は維持運営の新たな財源…

固定された記事

SNS に興味がなかった55歳の僕が1年間に53本の記事を毎週投稿して思ったこと

#番外篇 note は僕の試みだったので、 すべての手の内を明かしたいと思います。 いつもは600~800字程度で書いていますが、 今回は文字数制限のリミッターを外し、 1年間53本の記事の投稿を終えて感じたこと、 なぜ、note を始めたのか理由を書いていきたい。 書きたいことがいっぱいで長文になりますが、 最後までお付き合いいただければうれしいです。 1.note は僕の実験だった ▪️アナログ人間の SNS へのアプローチ 自由だからこそ制約をつけないと、 何も書

心得がある人の仕事ぶりに注目する

#72 現役引退後の球団OBの肩書と、 その役割がよくわからないのだけれど、 たとえ、肩書がわかりにくかったとしても それは元プロ野球選手としての個性になる。 謎の肩書に疑問を抱きわけがわからなくても ファンなら無条件に受け入れられるものだが、 一般社会ではわからない謎の役職や肩書は デメリットになることはないのだろうか。 たとえば、組長代行の場合、 組長が服役中で不在のため、 次期組長最有力候補の代行の立場で 組長が戻ってくるまで期間限定で 組をまとめるエラい人なのだな。

謎の肩書が多すぎてわけがわからん

#71 藤川球児は球団本部付スペシャルアシスタント、 糸井嘉男はスペシャルアンバサダー、 斎藤佑樹は熱闘甲子園フィールドディレクター、 中居正広は侍ジャパン公認サポートキャプテン、 掛布さんはGM付育成 & 打撃コーディネーター、 オーナー付シニアエグゼクティブアドバイザー、 さらに、ハンシンレジェンドテラーを名乗った。 藤川SA、糸井SA、掛布SEAを表記すると、 新しくできたサービスエリアかと思ってしまう。 アンバサダーとか、アドバイザーとか、 コーディネーターといった

昭和のお茶の間は毎日贅沢野球三昧

#70 巨人戦は日テレ系で全試合生中継していたが、 偶然なのか意図的なのか虎の攻撃はカットされ、 CM 明けにはなんとなく逆転されていたりする。 挙句、9時になると「試合の途中ですが……」と いいとこなしの敗色濃厚ムードで打ち切られるが 地上波中継無双のサンテレビは、  いかなるときも試合終了まで完全中継。 敗色濃厚からのサンテレビ→読売テレビで G のボロ負けを確認するとストレスは軽減。 虎のもしかしたらの逆転を密かに期待し、 ちょいちょいサンテレビにチャンネルを合わせ、

3連発の日に3安打で勝ってしまう

#69 バックネット裏のグリーンシートは 地上波のテレビ観戦を主戦場とする僕には 縁がない激レアシートであるのだけれど、 G党のデザイナーの知人がチケットを 譲ってもらったからと声をかけてくれた。 年間予約席なので来場記念のタオルをもらい、 甲子園カレーを食べてプレーボールを待つ。 試合前からスタジアムDJが、 今日、4月17日はあの日と同じ水曜日。 「バックスクリーン3連発の日」と煽りまくる。 過去の栄光にしつこくしがみつく アラフィフの虎党にとって、 39年の月日の流れ

関口宏がいないサンデーモーニング

#68 日曜日の朝は『サンデーモーニング』を見て note の投稿が僕のルーティンになっている。 番組は4月からリニューアルしたのだけれど、 関口さんの交代以外は何も変わっていない。 かの司会者の発言がネット上をザワつかせ、 中立公平とはいえない偏向報道に嫌気がさして いつからかテレビを真剣に見なくなった。 でも、ニュースくらいは真剣に見ようと思うが ニュースも都合よく発信されていることを知って ニュースを娯楽の延長で見るようになった。 テレビは必要なものでも重要なものでも

春はあけぼの最上段から六甲おろし

#67 春はあけぼのやうやう白くなりゆく 清少納言の『枕草子』は319段あるが、 甲子園球場の外野席は52段である。 その最上段からの眺めは 遥か六甲の山の端を視界に捉える。 広告の看板を背に腰を下ろすと、 隙間から風が吹き抜けて夏は涼しい。 LEDの灯りに照らされてジェット風船が 飛ばなくなっても変わらない趣があって そんな甲子園に今年も足を運ぶことになる。 僕の甲子園の観戦スタイルは、 レフト外野席の当日券を球場窓口で手に入れ、 陽が明るいうちに入場し、最上段の席に移動

情報が多すぎる地上波の画面に困惑

#66 2024年のプロ野球が開幕した。 地上波のナイター中継が減ったとはいえ、 さすがに開幕戦を中継しないということはない。 巨人は球団創設90年目ということで 日テレの気合いの入り方も伝わってきた。 でも、アラフィフの僕が求めているのは スポーツ中継として普通に放送すること。 野球と関係ない番宣ゲストはいらないし、 試合と関係ないバラエティーもいらない。 日テレは他局とくらべてその傾向が強くて 視聴率と野球離れの空気を取り戻すための 努力は認めるがてんこ盛り企画が痛々し

開幕前に巨人軍の監督を考えてみた

#65 現役を引退して選手時代の実績だけで いきなり監督になることはなくなった。 Jリーグのようなライセンス制度もなく、 指導経験や資質、適性が未知数であっても 人気優先でファンが喜べばすぐに監督になれる。 いい意味でも悪い意味でも適当だった 新監督選びは令和の時代には通用しない。 巨人軍の第20代監督に44歳の阿部監督が就任。 長嶋監督が39歳だったことを考えると、 早いわけではなく、若いわけでもない。 二軍監督からヘッドコーチを経て経験も積み、 球団創設90年目の重責を

フルイニング出場のモチベーション

#64 虎のフルイニング出場といえば、 金本知憲と鳥谷敬の二人のレジェンドがいるが、 昨年、フルイニング出場を果たした 新選手会長の中野が次のステージをめざすなら 息の長い選手として活躍し続けられるかどうか。 フルイニング出場にこだわることが、 チームにとって必ずしもベストとは思わない。 競争に勝って健全にレギュラーでいることが、 本人にとってもファンにとってもベストである。 応援する選手や好きな選手の力が衰えて 苦しんで退いていく姿を見るのはツラいが、 プロ野球選手なら誰

適正な優勝頻度は5年に一度が妥当

#63 優勝はどれくらいの頻度がベストなのか。 6球団なので5年に一度が適正な気がする。 かつての巨人の9連覇なんてありえないし、 ◯◯年ぶりの優勝は爆発力があって盛り上がる。 日本経済の景気回復という観点からも望ましい。 6球団が持ち回りでバランスよく優勝すれば、 ファンのストレスが分散されていいかも。 でも、ひとつ確かなことがある。 日本シリーズを戦ったチームは強くなり、 日本シリーズに出られないチームは強くない。 強いチームは強くなり、弱いチームは弱いまま。 その差を

大谷翔平は余裕を超えた余韻がある

#62 夜勤明け、うるう日は、朝から頭痛。 体調が悪くてふとんの中でグズグズしていたら つけっぱなしのテレビからの一報で目が覚めた。 大谷さんの結婚に驚いて頭痛は一発完治。 コーヒーでも飲んで落ち着こうと続報を待ち、 みんな大好き大谷さんの結婚相手となれば 大きなお世話だがどうでもいい話ではない。 大谷クラスの大物になると相手によっては 全盛期のキムタクのときみたいなことになる。 「もっとほかに…」とツッコんだ記憶が。 大谷さんの場合、周囲の色めきをよそに 野球に専念し、プ

余計なことをしない普通という正解

#61 「今年の方が勝ちたいと思う、 変なことをしなければ勝てる」と キャンプ前日のミーティングで話した 岡田監督の本音は自信の表れだ。 改めて、虎が日本一になれた理由を考えると、 特別なことをしない。普通のことを継続する。 サンテレビの姿勢に共通点があるのではないか。 サンテレビはアレの決定の試合を放送し、 28%の視聴率を叩き出して在阪局で一人勝ち。 放送できたのは運がよかっただけなのだろうか。 1969年の開局以来、54年間、虎党のために 地道にコツコツとノーカット完

虎のさらなる高みは純国産オーダー

#60 虎の次なる目標は連覇になるが、 その先のフェーズは外国人選手抜きで 常勝チームをつくることかもしれない。 2023年はそれに近いものだった。 ドラフトで獲得した生え抜きが中心になり、 日本人だけでも戦えるチームには夢がある。 あとは高校生の野手が育てばいうことない。 ノイジーは133試合に出場し、 日本シリーズで攻守にいい働きを見せたが、 打率.240、ホームラン9本は物足りない。 6番で逆方向に打つチームバッティングと、 12個の捕殺は両リーグトップで唯一の2ケタ

臨時コーチ登場にテンション爆上げ

#59 春季キャンプも熱を帯びてきた。 選手はテーマを掲げて課題に取り組み、 それぞれがレベルアップに努め、 選手のやる気に連覇の期待も高まる。 そんな選手たちを心強くサポートする 臨時コーチの存在がキャンプに華を添え、 今年も赤星さんと鳥谷さんがやって来た。 虎のレジェンドが走塁と守備の極意を伝え、 期待が膨らむところだが数日間の指導で どれだけの成果があるかわからないけれど、 もしかすると来場するファンに向けての ささやかなサービスなのかと思ったりもする。 もちろん、成

パインアメスタジアムがいいと思う

#58 虎のキャンプ地の沖縄宜野座村野球場が バイトするならエントリー宜野座スタジアム、 バイトするならエントリー宜野座ドームになる。 公共施設は維持運営の新たな財源となり、 スポンサー企業はサービスや商品の認知度向上。 ネーミングライツのそれぞれのメリットだが、 地域住民にとってどうなんだろう。 親しみある施設の名前がいきなり企業名になる。 契約期間が過ぎるとあっさり次の企業名になる。 なんか、住民の思いが置き去りにされた感。 原稿や記事などのオフィシャルな文章は 全文掲