ひろさと

とある社会人。アラフォー、子育て中世代。法人営業や営業企画の仕事をしています。 好き…

ひろさと

とある社会人。アラフォー、子育て中世代。法人営業や営業企画の仕事をしています。 好きなこと:自然と触れ合う、散歩、旅行、ビール、コーヒー等 日々インプットし考えたことをアウトプットしたり、歩いた記録などを書いていきます。

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  • ラーニングジャーニー

    各地を出歩きつつ、学んだ(知識を得た)ことについて書いた記事をまとめてみます

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社会保険について、身の周りの人とシェアしたいので真面目に調べてみた

政府が「こども未来戦略加速化プラン」ということで、児童手当拡充、出産費用の低減などに3.6兆円の予算をつけるそうですね。 その財源のうち、1兆円は社会保険の仕組みから徴収するとのこと。 政府は、国民1人当たり「月500円弱」という試算を出してきたものの、現役世代の負担はその通りにならないのでは?という声も上がっています。 この件あまり意識してなかったのですが、木下斉さんのVoicy(怒りの放送)で火がつき、社会保険制度の課題について、自分の周りの人にシェアしたいと思い、

    • 慶應高校野球部監督の講演から「常識を覆す」ことについて考えてみる

      先日、慶應高校野球部監督の森林貴彦さんの講演を聴きました。 慶應高校野球部というと、107年ぶりに高校野球大会(その頃は甲子園球場は無かった)で優勝したことと、「選手たちが坊主アタマで無い」ことなどがメディアで取り上げられていた印象です。 森林さんは「恩返し&常識を覆す」という目的(最近企業経営で聞く言葉でいうとパーパス)を設定し、慶應高校野球部を率いています。 その森林さんの話を聴いて「常識を覆す」ということについて考えてみたことを書いてみます。 「常識を覆す」手前

      • 出張の時に便利だった「傘のシェアリングサービス」について

        ここ数年、以前と比べて天気の様子がだいぶ変わってきた気がします。 特に、台風でも無いのに雨と風が強い日が増えたような。 私は日頃折り畳み傘を持っているのですが、3月の年度末最終日の朝は、折り畳み傘が全く意味をなさない位に雨風にさらされました (3月29日の東京の風速は10m弱だったようです)。 先日、同じような風速の日に出張が入りました。 悩ましいのが、初日は雨風が強い。しかし翌日は晴天の予報。 ということで、大きな傘を持っていくと二日目に邪魔になる。とはいえ折り畳み傘

        • 一大観光地箱根と熱海に挟まれた「湯河原」を歩いてみた

          神奈川県、湯河原(ゆがわら)町。 神奈川県の西端にあって、周りには有名な観光地である箱根、小田原市、静岡県熱海市などに囲まれている。 これまで伊豆などに観光へ行く際に通過するだけの町だったけど、先日泊まりに行く用事があり、初めて湯河原の町を歩いてみました。 湯河原・箱根・熱海をデータで比べてみる 歩いた場所の話を書く前に、神奈川県・静岡県、それぞれのホームページに自治体毎の観光客数のデータがあったので、それをまとめてみました。 やはり箱根・熱海への宿泊者数は圧倒的なこ

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          5本

        記事

          東京スカイツリーを建設する職人さんから「心理的安全性」の要素を感じ取った

          皆さんは東京スカイツリーに行ったことはありますでしょうか。 高さ634mということで、東京近郊の色々な場所からその姿を見ることができます。 このスカイツリーの建設について先日始まった「新プロジェクトX」にて特集されていました。 そこではスカイツリー建設に関わった設計事務所、ゼネコン、資材製造メーカーやその職人たち、鳶職の人たちなどなど多くの人がクローズアップされ、建設当時を振り返っていました。 その中で鳶職の人たちのエピソードが昨今よく聞くようになった「心理的安全性」

          東京スカイツリーを建設する職人さんから「心理的安全性」の要素を感じ取った

          「床屋談義」がキッカケでジムに通うようになったよ、という話

          新年度が始まりましたね。 このタイミングで身なりを整えた、という方もいらっしゃるかもしれません。 私は大体3ヶ月に1度の頻度で散髪するので、基本はそのサイクルに当たらなければ、年度の変わり目とかは特に意識してません。 前回散髪をしたのが2月の初旬。 散髪してくれる美容師さん(40歳ちょい過ぎのイケオジ)のところへは、かれこれ5年以上通ってます。 いつもお互いの仕事の事を中心に雑談(床屋談義)をかわし、私としてはお店の運営について話を聞き、異分野のことを知るのが楽しく、あ

          「床屋談義」がキッカケでジムに通うようになったよ、という話

          ランチでいつもの3倍待って、飲食店にも価格シグナルが欲しいと思った話

          劇場もあるオフィス街でのランチタイム 私が働いている街には劇場があり、そのプログラムによって街に来る人の増減が変わってきます。 その街にあるハンバーガーショップ(有名チェーンではない)は、以下のようなシステムで注文、商品の受取をしています。 ①券売機(ディスプレイ)で注文し、番号が書かれたレシートを受け取る ②店内のモニターに、待っている人の番号と、商品が出来上がった人の番号が表示されるので、出来上がったことを番号で確認したら受け取りに行く、というもの。 とある日、そ

          ランチでいつもの3倍待って、飲食店にも価格シグナルが欲しいと思った話

          「アウトプットは筋トレのようなもの」を実感した話

          社会人の皆さんは研修というものを受ける機会があるかと思います。 私も最近2つの研修に参加しました。 1つは社内のメンバーが参加しているもの、もう1つは全く無関係の人たちが集まって参加しているもの。 いずれもWEBミーティングを使ったもので、ブレイクアウトルームに分かれてディスカッションしては、全体の場でそれをシェアするという流れ。 いずれの場も「全体へのシェア」の際に自ら発言する人が少なく、ファシリテーターに指名されて発言するという人がほとんど。 私は自ら発言してみ

          「アウトプットは筋トレのようなもの」を実感した話

          異動シーズンに「人類初の南極点到達レース」から得られる示唆について語る

          2023年度も残すところわずか。日本の多くの組織では異動シーズンですね。転職する方も、新年度となるこのタイミングで、という方も多いのではないでしょうか? そんなキャリアの転機になる年度末。 今回は、つい最近読んだ人類初の南極点到達レースを描いた『アムンセンとスコット』という一冊から得られる示唆について書いてみたいと思います。 南極点初到達は、1911年ノルウェーのアムンセン隊と、イギリスのスコット隊とで競われ(なお、同じ時期に日本の白瀬隊も南極に入っている)ています。飛

          異動シーズンに「人類初の南極点到達レース」から得られる示唆について語る

          偉大な登山家の伝記から「満足できる人生の第一歩は、些細な一歩だった」と知った件

          日本で一番高い山と言えば富士山ということは皆さんご存じだと思うのですが、トップ5は?と聞かれると、登山経験者の方以外は知らない、ということがほとんどかと思います。 国土地理院によれば 2位:北岳(きただけ) 南アルプス 3位:奥穂高岳(おくほだかだけ) 北アルプス 4位:間ノ岳(あいのだけ) 南アルプス 5位:槍ヶ岳(やりがたけ) 北アルプス という順番になってます。 実はこの1~5番目までの山は踏破したことのある私(夏山限定ですが)。 でもここ10数年、登山からは遠ざか

          偉大な登山家の伝記から「満足できる人生の第一歩は、些細な一歩だった」と知った件

          NYタイムズが選んだ街、山口市をノープランで歩いてきた② (豊富な温泉と歴史スポットを楽しめる街)

          前回に続いてNYタイムズが「2024年、いま行くべき34箇所」のうち第3位として選んだ山口市をノープランで歩いてきた件について書いてみます。 (前回はこちら↓) この日、山口駅からスタートし、いくつかのスポットを巡り湯田温泉駅にたどり着くというコースだったのですが、この2駅の区間に歴史スポットが満載でした。 NYタイムズにも「「西の京」と呼ばれ、観光公害に悩まされることが少ない、コンパクトな都市」であることが評価されたということで、実際歩いてみたところ、その通りだと感じ

          NYタイムズが選んだ街、山口市をノープランで歩いてきた② (豊富な温泉と歴史スポットを楽しめる街)

          NYタイムズが選んだ街、山口市をノープランで歩いてきた①

          先日山口県へ行く予定があり、せっかくなので少し足を伸ばして県内を散策することにしました。 前日の予定を終えた段階でノープラン。 「どこか日帰り温泉に入りたい」という頭はあったので、「日帰り温泉」を軸にプランニング。 本当は木下斉さんがVoicyでオススメしていた長門湯本も関心があったのですが、自宅(都内)に戻らないといけない時間を考慮し断念。 そこで白羽の矢を立てたのが「湯田温泉」でした。 「湯田温泉」、私にとってはこれまで「桃太郎電鉄(日本各地を巡り、物件を買い、資

          NYタイムズが選んだ街、山口市をノープランで歩いてきた①

          ツールの進化と共に、自分の効率を上げ続けられるか?

          木下斉さんのVoicyで紹介されている『鬼時短』。 著者の小柳さんは、電通時代、グループ会社で利益率を向上させつつ、残業時間を大幅に短縮。 その後、電通本体で労働環境改革プロジェクトに参加し、2年間で残業時間を半分以下にしていったそうです。 『鬼時短』は、その後コンサルタントとして「時短から始める企業改革」のアドバイスをする小柳さんが、経営者・それをサポートする人たち向けに「時短」を考えるきっかけとするために書いた本。 さっそく書籍を購入し読んでみましたが、小柳さんの

          ツールの進化と共に、自分の効率を上げ続けられるか?

          雨のお出かけから気付けるコト

          みなさんは「雨の日のお出かけ」は好きでしょうか? 私は歩くのは好きなのですが、雨の日は傘をささなきゃならず、片手が塞がってしまうのが嫌で、雨の日のお出かけは億劫だなと思うところがあります。 でも、「たまには雨の日に歩くのも、発見があって良い」と思ったことがあり、それについて書きます。 スキマ時間で広島市内の庭園に向かう 先日広島に滞在する機会があったのですが、次の予定まで少し空きがあったので、広島市内にある「縮景園」という庭園に行ってみました。 で、この時の天気は雨

          雨のお出かけから気付けるコト

          黒部宇奈月キャニオンルートから考える、いま持っているアセットで新たに稼ぐという思考

          『ブラタモリ』が3月末でレギュラー放送終了なのですね。 毎回欠かさずという訳でも無いものの、時々見て、勉強になることも多かったので残念ですが、タモリさんも80歳近くということで、仕方ないのですかね。 さて、そんなブラタモリ。 先日黒部峡谷を巡る放送があったので見てみました。 この放送、前後編に分かれており、前編はタモリさんが大好きな「扇状地」を巡りつつ宇奈月(うなづき)温泉あたりまで、後編はそこから黒部ダムまでと、電源開発の歴史に触れる旅をしています。 この放送を見な

          黒部宇奈月キャニオンルートから考える、いま持っているアセットで新たに稼ぐという思考

          続・社会保険 違和感のあったデータについて深ぼってみる

          前回社会保険制度について調べてみた中で、違和感があったけど、文章が長くなるので端折った点がありまして、それについて書いてみます。 前回、下記の図を引用して「現役世代が負担する高齢者医療への拠出金が今後増える」ということを書いていますが、こちらの図で、引っかかる点はないでしょうか? 何かと言うと、令和3年から4年にかけて拠出金が減っているのですよね。 これがどういう現象なのか調べてみました。 高齢者拠出金の算定の仕組み 高齢者拠出金の算定は【①n年分の概算額+②n-2

          続・社会保険 違和感のあったデータについて深ぼってみる