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Milford Sound 神々の宿る聖域

宿るか、宿らないかって言ったら。宿ります!!

皆さん、こんばんは。今日はNZ南島の世界自然遺産、ミルフォードサウンドを旅した話です。

自然が大好きな方々、お待たせいたしました。


ミルフォードサウンドの写真をたくさん載せています。

僕の日記を二重にして髪をセットして髭を剃って整えたのは、どっかに置いておいてもいいくらい。自然がメインのニュージーランドの旅です。

地図お願いします。

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フィヨルドランド国立公園の観光で行けるところのメインと言ってもいいんではないでしょうか。とにかくたくさんクイーンズタウンからツアーのバスが出ていた。

旅の青年の受けたタスマン海の風をシェアします。

いってらっしゃい。

Milford Sound 神々の宿る聖域

明日から仕事が始まる。初めての東京での仕事だ。英語を話すのにはもう慣れた。これからは仕事で使うんだ、頑張ろう。
今日はシェアハウス楽しかったな。

ミルフォードサウンドに行く時が遂に来た。もう滅多にニュージーランドに来る機会はないんだし、ここで行かないと一生行けない気がして、気合いれて早朝からバスに乗って行ってきた。すごく遠くて、何時間かかったろう。

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移動休憩中、お土産物屋の隣がアルパカの住む場所になっていて、何匹も生のアルパカがいた。もう半分野生って感じ、そいつらが超可愛かった。

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バスがミルフォードサウンドのエリアに入ると、ぐっとワイルドな感じになってくる。山の偉大さをまじまじと感じていた。山の上に掛かる雲とか、上空ではものすごい勢いで風が吹いているのがわかる。

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まずミラーレイクという所でバスが停まって、僕達は散策することになった。この辺りは「世界自然遺産」に登録されている。曇っていたから鏡のように空を映しはしなかったんだけど、水も何もかもが透き通っていて空気も風も美しく尊かった。木に生えている苔を愛でるのが好きで、どこでもかしこでも見入ってしまう。

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ここに飛んでいる鳥も植物も、なんだか妖精の様な風に感じられてくる。

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生き物がそのままの姿で、何にも邪魔されずに生きているんだ。

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山の頂は白い雪を被っている。ものすごい昔にはこのフィヨルドランド国立公園の辺りにはめっちゃでかい氷河があったみたいだ。滝も、山肌も本当に息を飲むほどの美しさで、自分を浄化してしまいたくて深呼吸を何度もしたんだ。

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バスが進んで行く。いつ頃からかトンネルでも抜けたのか、辺りは雪に包まれていた。サラッと軽く降った感じで、道には積もってなかったけど見える範囲、景色全体を白で覆いつくしていた。

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ここにきて晴れ間が見えだした。川辺には雪の塊、ここまで綺麗な水はそうそうないと思って、そのまま手ですくって飲んだ。

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険しい形の山を見上げている。富士山みたいになだらかな形をしてなくて、少し切り立った崖のようにも見える。それを真下から「グッ」と見上げている。「あそこには神様が住んでるの?」って言っちゃうくらい神秘的なんだ。

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雪を被った一帯を抜け、僕等はまた新しいエリアで山道を散策することになった。一人旅より、誰か友達と来た方が楽しいとも思うけど、話し相手が植物と虫と鳥と山と風と、小さな生き物だけってのは、逆に自然物の魅力にどっぷり浸かることが出来て実はとても良い経験をしたんだと思えたりもする。

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大きな滝の音が聞こえる。木々が深すぎて観ることが出来ない。ここも観光者向けというよりかは、殆どワイルドのままだ。

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いよいよ僕等は今回のメインポイント、ミルフォードサウンドのタスマニア海へと続く、フィヨルドを体感するクルーズに出ることになった。船が今にも動こうとしている。

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ミルフォードサウンドの地形はギザギザに入り組んでいて本当に魅力的なんだ。なんでも昔の船乗りはなかなかミルフォードサウンドの船が停泊している辺りには入ってこられなかったらしい。海からじゃギザギザ過ぎて入江の入り口がわかんないんだってさ。ここではラッコとか、イルカも見られるらしいぜ。俺も見てみたいなぁ、そっかラッコは岩の上で寝ているのを見る事が出来たんだ。

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船の中で昼飯を食べてコーヒーを飲んで一休み。ガイドの女の子の日本語がたどたどしくて、それくらいでいいんだよって思っちゃう。気楽にいこうぜ。

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フィヨルドをクルーズするなんて普段ないからな。山の頭には雪のってるしさー、かっこいいんだ全部が。どうやったらこんな地形になるんだろう。やっぱあれか、氷河か。昔にあいつらがこいつら削ったのか。何年かかったんだろ。下積み長いんだろなぁ。そういう所も見てみたいけど、自然の雄大さは、なんていうか俺には若すぎてわからねぇよ。

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山肌から滝がごうごうと海に流れ落ちている。どっからあんな莫大な量の水が沸き上がってくんだって話でさ、そんでもって船が近寄る近寄る。ここが船長の腕の見せ所なのか知らないけど、船長の仕事やってやったぞ感丸出しで、船を滝に寄せるんだ。もう、こっちは超テンション上がったよ。

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滝がね、海に落ちて水飛沫が上がるでしょ。それでね、その飛沫の中に虹が出来たんだ。俺にはそれが輪っかになって見えた。

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タスマニア海を見たことがある? どこの海も渡ってきたけど、海見ただけじゃ俺もわからないけど、ここがニュージーランドで、ミルフォードサウンドの位置とタスマニアの位置も頭の中に入っている状態で、「ここがタスマニア海です」と、ガイドさんに言われりゃそりゃそうだ。俺は今タスマニア海にいるんだって気分になる。そこんとこぐるっと回って、船はまた戻って行くんだけど、とにかく目に入るのが雄大なパワーを持った山と海。そこへ落ちてくる滝の勢いの良さ、もう半端じゃない。

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帰りも海の友達、ラッコが岩場の上で寝そべっていた。

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滝が海面にぶつかって水飛沫を上げるのをずっと見ていた。あれにはマイナスイオンよりも、もっと濃くて気持ちの良い物が含まれているはずだ。

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俺はスーパードライのジャケットに身を包み、アフロのウィッグを付けている。見上げる空はいつものようにどこまでも青い。そして、切り立った山肌には緑の木々が生えてんだ。どうやって生えてる、あれっ、山肌って岩じゃなかったっけ? 不思議だ。

白い雲が山のてっぺんにひっかかって風に吹かれてらぁ。

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船上ではニュージーランドの国旗が風に揺れている。ぶくぶくケツから泡出して船はゆく。あっと言う間のフィヨルドツアー。

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バスは来た道をまた戻っていく。俺の見ていた景色も一瞬で過去に過ぎ去って行っちまう。でもさ、とっておきたいんだよ。一生もんだから、忘れたくないんだよ。

バスの中、やっぱりアリススプリングスに行く時と同じようにイヤホン付けてバンドのロックサウンドばっかり聴いていた。

夜には宿に帰って、バッパーのみんなと飲みに行ったってさっきも書いたけど、その中のどっかの夜がこの日の夜。だって、彼らいい奴等だったから、毎日のように行っていたんだ。はは。彼等の幸運を祈る。

あぁもう時間だよ。アルパカ、毛むくじゃらだったなぁ。

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ミルフォードサウンドの神秘さに首ったけになった最高の旅。

ニュージーランドの自然は半端じゃない。

編集後記

アルパカの気の抜け具合がたまらなく可愛いですね。

近寄ると臭いんだろうなぁ。

帰りも海の友達、ラッコが岩場の上で寝そべっていた。

これさ、海のミルク、牡蠣(かき)みたいな語呂で言ってるんですよね。

濃いなぁ。

そんでもってラッコの写真がまた。小さすぎんだよ!!

ラッコ気持ちいいだろうなぁ。ああやって、岩場の上で日光浴しててさ。

たぶん毎日ああして寝そべってんだべ。一日ラッコ体験がしたい!!

スーパードライのジャケット逆光でよく見えませんね。


バンドのロックサウンドばっかり聴いてると、アフロのウィッグつけてミルフォードサウンドに行っちゃうらしい!!

なるほど……。そういうパターンもあるんですね。

たぶん俺もサンボマスター聞いてたと思う。

本編の引用表示されている部分は、本編を書いていた当時の言葉なんで、そろそろ東京で働きだしそうですね。

(今回で言う所の書き出しの部分です。)

働きだすと、書く時間が限られてきて中々書けなくなってくる。

そのあたりのグラグラ感がでてくる、この辺りからもっと良い味が出てくると思いますよ。ただただ恥ずかしいですが、観察していきましょう。

それでは次回。明日の半月。

こちらもNZの南島、フランツジョセフという土地へ旅した話をお届けします。

シンプルだけどパンチのあるタイトルが気持ちいいです。

楽しみにしていてください。

ラッコが好き。という方もぜひスキ、フォロー気軽にしてくださいね。

よろしくお願いします。

アルパカが好きと言う方は、noteで、「アルパカ」と検索して、ヒットした方々のお話を読む事ができますよ。

またね。

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