ダイバーシティ(多様性)をめぐる三つの疑問
1980年代の名古屋市。200万人の人口のうち外国人は少なかった。3人兄弟の末っ子であるわたしは兄と姉が通った大学に入学した。名古屋市にあるカソリック系の大学だ。地元では南山大学として知られている。そこではやたら外国人の先生多かった。学生も外国人が多かった。なのでわたしは入学した。どうしてもアメリカというところに行きたかったからである。
入学してみると学部の8割は女性だった。180人を6つに分けて少人数制をとった。ほとんど男子学生はいなかった。半年もすると少しづつ女性がお化