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鬱病になった日

私が鬱病になった日。

本当に毎日が限界になった頃。
精神科に行った。
それでも、はじめは私を鬱病だと判断してくれる医者がいなくて。

もう遂に
手で扉を割ったり。自傷もはじまった。


私には何もかもない。
何もかもを失った。

そう思ったけれど、
本当はそんなことなかった。

一緒に支えてくれる友達と、家族がいた。
治してくれる医者がいた。

なにより苦しみを治してもらえる安心感もあった。

今も私は精神疾患もちだ。

でも全てがマイナスには働かなかった。

人生を再考するきっかけには間違いなく働いた。

人生を懸命に生きた代償に、鬱病なんて。

思い悩んだけれど、でもだからこそ休みをもらったんだ。

そんなふうに思える時もあるくせに、
やっぱりしんどくなって、泣きまくったり。

私ってなにを持ち合わせているんだろうか。

そんな風に思うと、
失敗と挫折ばかりの人生に、
何も得たものは無かったんだと思い込んで、
何もかも失ったのかと。

自分が可哀想で、みじめで、生きている自分が許せない。

なんだかんだ、私は何に苦しんでいるかというと、
自分が自分を許せないということにいつも悩まされているんだね。
普通だったら恵まれているはずなのにね。

本当は揃っているはずなのに、でもそれに満たされない空虚さに襲われる。

ぁぁもう私って価値のない人間なんだ。
そう思うと止められない。

歩くのすら自信がない。
息をするのすら苦しい。

こんな人間が生きているんだと、
そんなことを思うと
私は悔しい。もう死んだらいいのに。

そうやってまた自傷をする。

そんな繰り返しで、私には躁と鬱がやってくる。

忙しいね、私。

自分の気持ちに身体がついていかないね。

はやく死ねよ。
はやく立ち直れよ。



お願い。私を助けて。


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