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お母さんの「笑顔」が、家族みんなを、社会全体を、幸せにする。

先日、とーっても久しぶりに、夕方からお友達とご飯を食べに出かけました!

幼稚園で知り合ったいわゆるママ友さん達ですが、縦割り保育のクラスで同学年の子供達が仲良しで、なんとなく親同士もみんな楽しくお話ができる不思議な関係。

そのうちの1人のママさんは下の子がまだ1歳過ぎで、とてもお世話が大変な時期。近くに預ける先もないので、以前みんなでランチに行ったときもお子さん連れになり、お話に集中できないと嘆いておられました。

そこで!
今回初めて、子供達を家族に預けて、ママだけで集まって夜ご飯を食べよう!という話になりました。

結果・・・ゆっくりじっくり、4時間ノンストップでおしゃべりしてめっちゃ楽しかったです!

そして何より、ママたちにとって、子供たちと離れるこの数時間が、とっても貴重で、ママにも家族にも幸せを産むんじゃないかなと思いました。

とにかく日本のママたちは、忙しすぎる。

日本は歴史上家父長制の色が強いこと、国や自治体の仕組みなどで、女性は家事と育児を一手に引き受ける役割を担いがちです。
いまだに、「家のことは女がするもの」と考える男性は少なくないと思います。

そこに、GDPも合計特殊出生率も何としても確保したい日本政府が、女性活躍推進と少子化対策を目標に掲げ始め、保育所の整備や自治体・企業のルールや仕組みも整わないままに、女性は家事だけではなく、出産も育児も仕事までやってくれと言われています。

都市化が進むことで核家族化も進み、欧米諸国のように父親が育児に参加することが当たり前ではない日本では、実家にも義実家にも頼れず、夫も頼れず、お母さんが1人であれもこれも頑張りすぎてしまって、所謂「ワンオペ育児」をすることがもはや勲章みたいに感じになっている気がします。

特に子供が3歳未満でお世話にとっても手がかかる頃は、ママに自分の時間なんて無いのが当然。

いつでも子供と一緒で、とにかく子供を最優先にして行動して、家事もして、夫のサポートもして…。

そのうち時間も気力も体力も、全部に余裕がなくなっていく。毎日どんどん、ぜんぶがすり減っていく。
私って何のためにいるんだろう?本当は楽しいはずの育児が、楽しくなくなってしまう時がきっと、誰にでもあります。

そんなときに、子供とすこし物理的に離れる時間があったら。それがたとえ1時間でも、もしかしたら30分でも、自分だけに使える時間があったら。

帰ってきて寝顔を見たら、あぁうちの子って本当に可愛いって、心から思えたりする。

そうしてお母さんが笑顔になったら、子どもにも優しく関わることができたり、家事や仕事にも前向きというか楽しく取り組むことができたりして、家庭や職場にも良いフィードバックが確実に発生すると考えています。

つまりは、お母さんが時間・気力・体力に余裕をもって過ごせるように、個人でもまた社会の仕組みとしても考え続けることが、家庭・地域・社会全体の幸福度を向上することに繋がるのではないでしょうか。と思います。


今回私は、そうした時間を共有してくれるママ仲間が居てくれること、そして私にその時間を作ってくれる頼れる家族がいてくれることが、本当にありがたいなあと思いました。

そうした行動習慣・思考習慣を持ち、周りに少しずつ伝えていくことでも、毎日辛いと思っているママさんを少しでも救えるかもしれない。
私にできることはすごく小さいことだけど、やらないとゼロだから。やっていこうと、思います。


では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!


hona


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