いとうかい

書きたいことを書く。という信念でやってます。 お時間ございましたら読んでいただけると嬉…

いとうかい

書きたいことを書く。という信念でやってます。 お時間ございましたら読んでいただけると嬉しいです! (写真がないやつは小説に近いnoteだと思っていただければ…!)

マガジン

  • 卒業/3年後、LAにて

    2ndシングルとか言いたかったんですが、特にいい作品が2つもできたので、両A面になっちゃいました。

  • 2月29日

    1stシングルとでも言ってみますか。

  • これは「最初で最後」の話

    わたしの1st noteミニアルバムです。言ってて恥ずかしいです。コンセプトとしては、CDみたいに、好きな曲だけ聴いてもよし、1曲目から順に聴くとさらに楽しめる、そんなものにしたつもりです。

  • 仙台旅行記

    いつぞやかに仙台に行ったお話が、何故か3回分に分かれちゃったんですね。ただ、仙台に行っただけなのに。

最近の記事

  • 固定された記事

サシ飲みのすゝめ

 世は忘年会シーズン。気づけば、高校1年生から大学3年生になっていて、気づけば、開催場所はファミレスから居酒屋になり、気づけば、ドリンクバーから飲み放題プランになっていました。  さて、表題のとおり今回はサシ飲みのお話です。私が委員長を務める関西サシ飲み推進委員会からの案件です。かつて、「飲みに行きたい…」とLINEを送ると「いいねぇ、誰誘う?」と当たり前のように返信してきたあいつに届け!それでは行きましょう。 サシ飲みとは 「サシ」(ふたりが向かい合った状態)+「飲み」(

    • フムス

       イタリアンをいただく機会があった。学生時代は、いかにハイボールが安い店を探すかこそ正義だと思い込んでいた私にとって、しっかりと佇むイタリアンレストランのコース料理というだけで背筋がピンとする。  「こちらフムスになります」  「うわあ美味しそう…!!」  向かいに座る同期がそう言った。  …  …  …  「ん?フ・ム・ス??」  この謎の「…」3連続で上のような感情にならず「え?フムスも知らないの??」と思われたみなさん!これから続く物語は読むだけ徒労になる

      • 3年後、LAにて。

         あまりにもいつも通りのまま帰宅して、疲れのあまりコンタクトレンズも外さずに寝る。朝起きて世界はそのまま進んでいて、新幹線も動いていて、大好きな街を離れ東京駅の看板が目に飛び込む。  学生時代の大半を過ごした人たちとの学生時代最後の旅行だと言うから、湿っぽい話もたくさんして、本当のことも話そうと思っていた。けど、いつも通り、美味しいものを美味しいと叫び、たくさんのお酒に浸り、くだらない話で笑い、まあちょっとひとり泣いちゃったりもして、大好きで仕方ない歌をみんなで歌う。通常回

        • 卒業

           お便りきてます。ラジオネーム「バニーバックス」さん。『みなさんこんばんは』こんばんは。『3月も中旬。最近、毎日、誰かしらの卒業写真がインスタのストーリーに上がっていて、ああ卒業シーズンだな〜としみじみしています。DJいかちゃんにとって「卒業」ってどんなものなんですか?』  ということで、いつもメールありがとうございます。なるほどねぇ、「卒業」かぁ。私は卒業式ガチ勢でしたもんで、かなり思い入れはありますね。小学校と中学校の卒業式なんて泣きっぱなしで。特に覚えてるのは中学の卒

        • 固定された記事

        サシ飲みのすゝめ

        マガジン

        • 卒業/3年後、LAにて
          3本
        • 2月29日
          3本
        • これは「最初で最後」の話
          11本
        • 仙台旅行記
          3本

        記事

          断る。

           断る。こんな酷なことはない。  断られる。よりもはるかに酷だ。  といいつつも「断る」ことを避けて生きることは不可能だ。嫌いな人がいる飲み会は参加しないほうがいい。苦手な場所には行かなければいい。私自身そうやって生きている。今は、LINEやDMでやんわりなんとでも言って、断ることができてしまう。便利な時代だし、生きやすい。いいこといいこと。  俺が誰かを飲みに誘うときも、休日過ごそうって提案するのもLINEじゃん。それでいいじゃん。で、そっちが断るときもLINEだし。

          君がELLEGARDEN好きってもうちょっと早く知りたかったよ。

           今日ここにくるのが最後なんだよね。今まで本当にありがとう。そう伝えて授業を終える。するとそいつは、教室からすごい勢いで出てきて「僕、ELLEGARDENがすごい好きなんです」って。どうしたんだよ急に…けどいいじゃん。わかってるじゃん。あのカッコいいバンドが好きだなんていい趣味してるなぁ。1番好きな曲はSalamanderって?最高じゃん!昔俺がバニラズの話をしてたのを聴いて音楽とか邦ロック好きな先生だって確信してたって…いやいや、今までそんな素ぶり見せなかったじゃん。話して

          君がELLEGARDEN好きってもうちょっと早く知りたかったよ。

          2月29日

           2月29日になると、思い出す人たちがいる。  遡ること12年前、2012年2月29日の話。親の都合で10年過ごした大阪の街を同年の1か月後に離れることになっていた。子どもにとって、ある種社会の崩壊と言える「転校」。小学4年生だった私は、自分ごとになるなんて想像すらしていなかった。その日は水曜日。5時間目を終わらせて全速力で家に帰り、ランドセルを投げ捨ててビデオカメラを拵えて自転車を走らせる。小学校生活のピークが今日にある気がしたあの坂道…。  もう少しだけ遡る。3学期の

          いっかいしかないじんせい、まいにちたのしくいきよう

           ほろ酔いでnoteを書いてみます。というのも、今日、中学卒業以来お会いしていなかったお友達にお誘いいただいて、飲みに行ってきたんです。なかなかスケジュール合わない中、お相手が無理やり時間作ってくれて開催が決まりました。  中学3年生のときに本当に仲良くて、高校が離れても当たり前のように定期的に会う仲になると思っていたんです。私にとっては親友というより盟友。しかし現実はかなり違って、高校時代はおろか、成人式でも会うことはなく(相手は一方的に見つけてくれたそうですが)、気づけ

          いっかいしかないじんせい、まいにちたのしくいきよう

          ダンサー・イン・ザ・マクドナルド

           私のお友だちの話をしてみようと思う。彼はかなり本格的かつ大規模なダンスサークルに所属していて、ダンスもうまいし、悔しいが容姿端麗。私の目には、誰よりも人生を妥協なく満喫しているように映っている。彼とは、ゼミ後にご飯を食べることが多いのだが、そのたびに質問攻めにしてしまう。そして、何かを吸収しようと思っては、キラキラしすぎて、自分はそうなれないと落ち込む。この繰り返し。ただ、彼だってとんでもない努力家で。おまけに優しいし、嘘はつかない。彼女もいる。だから虚勢を張るなんてものじ

          ダンサー・イン・ザ・マクドナルド

          北陸線

           高校まで自転車通学だった奴・徒歩通学だった奴には憧れしかなかった。寝坊してもなんとかなるし、人の多さに辟易する必要もない。すぐそこに好きな女の子がいるのに気づいても近づけない自分に絶望することもないし、車窓を見つめて「なんで生きているんだろう?」と自分を意識の深淵に持っていくこともないだろうし。  高校生の私は毎日JR北陸線を利用していた。石川県金沢駅から滋賀県米原市に伸びる、この沿線の片道20分の青春。この20分でダイナミックに青春が動くことはなかったけど、自らの青春を

          note没ネタ集 2023

           生活している中で感じたことを、備忘録として、noteに残していきたい。そうは思って書き始めたのに、オチがない。つまらない。ネットの海に流したら、環境活動家がブチギレて日本の名画にトマト缶が投げつけられてしまう。それを防ごうと、泣く泣く自ら殺めた「作品」のタイトルとその理由、背景についてサクサクっと見ていきたいと思います。目次から気になったやつだけでも摘んでいってください。 X LARGE着てない奴として オーバーサイズブランドの代名詞、X LARGE。X LARGE着てる

          note没ネタ集 2023

          予定通りにいかないとき、予定してた楽しみがなくなったとき、その事実を昇華させようと躍起になってしまう。 そうして、いくつも過ちを犯してきた気もするけど、そうして自分が変わって気がする。

          予定通りにいかないとき、予定してた楽しみがなくなったとき、その事実を昇華させようと躍起になってしまう。 そうして、いくつも過ちを犯してきた気もするけど、そうして自分が変わって気がする。

          「さいご」

           大学4年生の12月、なにかと「さいご」が増えてくる。ひらがなで書くとこんなにも可愛いのに、この3文字が突きつける現実は、厳しいし、かなり重いし、強い。恋愛経験少ないのかな?と思わせといて、百戦錬磨の恋愛体質だったときにびっくりする、あの感覚にに似ている。  そして、この「さいご」には「わかれ」がつきものだ。何かの終わり、つまりその状況とお別れ。居場所から離される。卒業が1番わかりやすいが、残念なことに、卒業前にも「さいご」はたくさん溢れている。さいごの登校・さいごの飲み会・

          映画「ミステリと言う勿れ」を公開初日9:10の回で観た話。

           ※映画「ミステリと言う勿れ」のネタバレを含みます。映画ご覧になった後に読まれることを推奨します…のような文章のあとにこの言葉がなんでいつもないのって思うんですよね。どうせみんな思ってるはずなのに。だから今日は書きます… 観終わったら、絶対戻ってきて!待ってます!! 1.はじめに 田村由美先生の大ヒット漫画「ミステリと言う勿れ」が2022年1月期の月9枠にて、菅田将暉さん主演でドラマ化されました。菅田将暉さんの大ファンである私は、しっかりどハマり。Tverで見始めたものの

          映画「ミステリと言う勿れ」を公開初日9:10の回で観た話。

          これは「最初で最後」の話

           こんな投稿は、最初で最後にしたいと思う。深夜2時にこれを投稿しているけど、人によっては朝7時に読んでいたりするのかと思うと、身の毛もよだつ。ひええ、恐ろしい。noteさん、深夜2時から3時までしか閲覧できない、みたいな機能をつくってはくれませんか…。まあ、無理か。  2023年7月24日、アルバイト先の人たちと大阪市北区で開催されていた天神祭に行った。日本三大祭りの一つとされているこのお祭り。すごい人だった。いつも歩いている商店街が人で溢れていた。こんなに進めないのか…と

          これは「最初で最後」の話

          小林と小林

           阪急宝塚線には小林と書いて、「おばやし」と読む駅がある。私の友人もそこに下宿していたりする、いわゆる学生街かつ住宅街である。これ、“こばやし”以外の読み方あるんや…という感情と同時に、私の人生において“こばやし”という人間にお世話になっているなとふと思った。noteを始めて、ずっと書き記そうと思っていた話。下書きに10ヶ月も眠っていた話。私の青春を変えた“こばやし”と“こばやし”の話。 大学で出会った「小林」 私が軽音サークルに所属して1番初めに仲良くなった同期、それが"

          小林と小林