いちもこ。

毎日の日常を徒然なるままにつづる。時の流れに身を任せる。ゆく川の流れは絶えずしてもとの…

いちもこ。

毎日の日常を徒然なるままにつづる。時の流れに身を任せる。ゆく川の流れは絶えずしてもとの水にあらず。そういう人に私はなりたい。 アメブロで基本的に書いています https://ameblo.jp/ichigomokomoko/

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人生はドラマティックだ

漫画を読んでいると 奇想天外で予測不可能なことばかり起こる。 でも、それ以上に 人生は、もっとドラマティックだ。 私の転機はきっと高校生のときだ 高校1年生、4月。 全員が初めましての浮き足立ったクラス。 クラスに印象つけようと大きな声を出す人 あまり目立たないように息をひそめる人 私はまだ様子をみている人。 当たり障りのないように柔和に動く。 4月のある日、 その日は健康診断のための身体測定の日。 ふと思った。 話したことない人と話したい。 なぜなら、 声に出

    • 休日過ごし方

      元々パンをこねるのが好きだ モチモチに空気いっぱい膨らんだ生地を潰して 形にして焼き上げる 時間がかかるけど 時間がかかるこそ美味しいパンができる 発酵されたパン生地の匂いも至高 そして何より 焼きたてのパンが食べれるのが幸せである 家でのパン作りは進化する 食パンの型を買ってしまった ちゃんと市販のように正方形に焼き上がるやつだ 休日の朝 焼きたてのパンが食べれることと こねる魅力に気づいた夫と一緒に食パン作る 発酵待つ間のんびりしたり ツナまき食べたくてツナま

      • ナマステ

        今日の夕飯はキーマカレーだ 昨日一緒にスーパーで買ったキーマカレーのルー 美味しくできた 今日の夫の仕事は遅い 21時を回る いつも帰り道は電話を繋ぎながら帰ってくる 21時過ぎに電話がかかってきた 今から帰るよコールだ 「ナマステ〜!!!」 第一声にナマステを言う おつかれさまとねぎらう 疲れた声からナマステを聞いて 嬉しそうな声に変わる 「今日の夕飯はキーマカレーだね」 私のナマステの挨拶だけでわかったみたいだ ナマステだけで夕飯がわかるなんて 全世界

        • 時の流れ

          いつも時間は飛ぶこともなく 流れている 一定に流れているはずなのに 時に速く感じたり 遅く感じたりもする はっと流れを感じる瞬間があったのだ きっと だらっと毎日が過ぎて 悪い芽が生える そんな言葉に共鳴してたあの時も あの時聞いてた染みる曲も 染まらない日常も 今じゃちょっと違うって思える いつまでも仲良くしていたいし いてほしいし ずっとこれからもよろしくで 出会って5年目に入った 初めて会ったあの時と同じ場所に あの時と同じように ラーメン屋に行くと思いな

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        人生はドラマティックだ

          やきにく

          焼肉が食べたい口だ 焼肉屋へ行った 混み合っていて45分待ち そんなに待てない でもそれでも焼肉の口だ 近くの焼肉を探す 徒歩3分 昭和のような年季の入ったお店だ 創業35年 なら美味いということだ ここに決める 店が暗い やってないのか でも客はいる 入ってみる 客が立ち上がる まさかの店主だ 店主も食べてる なら安心 肉を頼んで到着を待つ 届くおしぼり 夫の近くだ おしぼりを取ってもらう 「それってあつ?ひや?のおしぼり?」 そう聞きながら私

          オレンジジュース

          あたりまえのわがままも あなたがいるからで いなければ言葉は虚無に消える ケーキが買える喜びも 好きなオレンジジュースも 好きなうなぎも 好きな、好きなものがたくさん知ってる ずっとそばにいてほしいし ずっと長生きしてほしい 私も同じく長生きしたい 縁起でもないことだから言いたくないけど そうおもっています

          オレンジジュース

          餃子

          餃子の包み方はぎこちない いつも不格好で 横に倒れる 変わり種でカレー粉やチーズ ウインナーとか色々入れたがる あーだこーだ言いながら2人で包むのだ きっとこの先何回も餃子をつつんで 一緒に食べるんだろうな その不格好な餃子をずっと食べたいです 未来の幸せ

          焼肉

          私たちが好きな焼肉屋さんがある ちょっとお高めだけど 最高に美味しい 幸せになる焼肉屋さんだ そんな良い焼肉屋のレジで 何やらクレームのお客さんがいる 「店長呼んで。」 そうアルバイトの女の子に言っているのだ すぐに出てきた店長 すぐに頭をさげる店長 私たちはそれを横目に こんなに美味しくて丁寧な接客の焼肉屋さんに 何を文句言うところがあるのか不思議でたまらない 逆にほめてあげたいという意味で 「店長呼んで。」って言いたい そんな話で盛り上がる

          2022/11/11 高知

          23時に乗った深夜バス 5時過ぎに香川に着いて 7時のバスに乗り換えだ 乗り換えのバスの中で アジカンを口ずさむ 向かう先は高知県だ 昨日まで仕事だったのに 「深夜バスとった 23時に乗るよ!」 そう言われてそそくさと準備する 女の子には準備の時間がある 着の身着のままではいけないのだ ただ割りと私は荷物は少なくいたい人だ 荷物は最小限で ここで旅行に行かない選択肢はない 朝には四国に着いているのだ 深夜バスに乗るなんて大学生以来 9時間も乗るなんてましてや

          ぽっかぽか

          父の部屋にある本棚には たくさんのジャンルの本があった 難しい本から漫画まで。 小さい頃のわたしは 父の部屋に入っては漫画ばかり読んでいた なかでもお気に入りが一つある 本屋のカバーがかけられた本をめくると それはまた古い感じの 味があるタッチの絵の漫画だ 家族3人 父親と母親と小さな女の子が描かれている 普通のサラリーマンの アットホームな話である 目はキラキラしてないし 線も細かく繋がっていない ラフなタッチのイラストだ タイトルは深見じゅんの 「ぽっかぽ

          猿は猿のまま

          私たちの祖先は猿だ おそらく猿だ だがこの2023年にもなって 猿は未だに猿のままだ いつ猿たちは人になるのだろう 「なんで猿は人間にならないんだろうね。」 「そんなこと言ったら 僕たちは宇宙人になってるよ。 空だって飛んでるはずだよ。」 面白い。 人間もまだまだ進化する兆しはない。 まだ猿も人間もきっとそのまま。 肩甲骨は至って骨のまま いつ羽が生えるのだろうか。 そんな金曜日

          猿は猿のまま

          28歳

          2022年も終わる 年末は毎年高校からの友達と忘年会だ 社会人になってから恒例で お互い忙しく仕事をしてても 年末だけはなんとなく集まろうと 暗黙の了解 私はその日は17時まで仕事 急いで仕事を終わらせて 急いで家に着く 急いでシャワーを浴びて 急いで化粧をする いつもの店で集まる 話が止まらない ああ、高校で出会った私たちはもう28歳なのだ 友達が言う 40歳の先輩から 28歳が仕事もお金も余裕がでてきて 楽しくて輝いて最高だったと。 うちらも28歳最高の年に

          鍵を無くした

          今日は友達とご飯をたべる 仕事終わりに急いでシャワーを浴びて 化粧をしたら出発の予定だ 仕事を急いで終わらして 時刻は17時を回ったところ 車で帰り家に着く 鍵を開けようとしたところ ハッとする 終わった、詰んだのだ 家の鍵をなくした もうだめだ終わった詰んだ カバンを全部出しても何もない ああ、もう鍵をなくしたのだ 友達との約束に遅刻が確定する 待て待て待て、落ち着いて思い出せ自分 昨日の記憶を思い出す 仕事終わりにスーパーへ行き夕飯を買い物して 家の鍵

          鍵を無くした

          目薬ぽたぽた

          夫は目薬が苦手だ たかが一滴、目にいれるだけなのに 「目がゴロゴロする」 そう言われたので 目薬をさせばいいじゃないか と淡々と言う いやだと首を振る ただ一滴目薬をさすだけで 目のゴロゴロがおさまるなら 私は喜んで目薬をさす それでも嫌らしい 私が目をひらいて入れようとするも 目を閉じて外れてしまう 「目薬一つもさせないなんて 大人になって恥ずかしいよ! たった一滴目にいれるだけじゃん!」 そう喝を入れるも 「自分でいれるから!」 と言われて目薬を奪わ

          奈良に行くなら

          「行くよ!」 そう言われたのは夜の9時 今から向かうのは そう奈良だ 奈良に行くなら! まさか気づいたら奈良にいるのだ ただの1日休み 明日は仕事だ 夜に出て気づいたら0時に奈良に着いていた 意外と時間がかかるものだ 朝から鹿と写真をとり 奈良のご飯を食べて 甘いものも食べて とても良い 今から帰るのか 奈良は良い お腹も満たされ心も満たされる また行きたい

          奈良に行くなら

          アイマスクにはまる夜

          蒸気でホッとアイマスクを買った 柚子の香りが目にあてるとふんわりと香る 気づいたら寝ていて とても安眠できる 至福のひととき たまにの贅沢である 「つける?」 そういって夫にも促す 2人でつけるのだ 「今強盗が入ってきたら 向こうが恐怖だろうね」 そうぼそっと言う 2人でアイマスクをつけてる姿を想像する 強盗がそれを見ている 強盗視点を想像して2人して笑ってしまう 目元があったかいな 寝る前のおはなし

          アイマスクにはまる夜