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Vol8 移住を考える前に知っておくこと!

田舎移住にはリスクはつきものです。移住で失敗しないためにも、移住を考える前に知っていて欲しい、リアルな田舎をお話しします。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2000組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ どうして移住を考えるのか

近年、田舎へ移住する人が増加傾向にあります。
国の施策により、東京圏から地方への人口移動を図っています。またコロナ禍を経て、テレワーカーのように居住地を選ばないで仕事をできる人が増えたことなどが要因にあります。

しかし、そもそも、どうして田舎への移住を考えるのでしょうか。
主な理由を、10項目挙げてみました。

移住を考えいる皆さんなら、どれかは当てはまるのではないでしょうか。

 1、自然のなかでスローライフを実現したい
 2、田舎で子育てしたい
 3、物価の低い地方で暮らしてみたい
 4、仕事に対するストレスを軽減したい
 5、起業や趣味を活かしてみたい
 6、家族の時間を増やしたい
 7、地価の安い田舎でマイホームを建てたい
 8、自然災害の少ない地域で暮らしたい
 9、1次産業に興味がある
10、人混みが苦手。人混みを避けた。。

2⃣ 移住を考える前にチェックすること



移住を考える前に知っておいて欲しいことを挙げてみましたので、一度チェックしてみてください。
すべてが当てはまらないかもしれませんが、知っておいて欲しいですね。

1.家族や職場、周囲から反対や非難を受けることがある。
2.求人はあるが、自分にとって遣り甲斐のある仕事は見つかりにくい。
3.開業や就農は資金と人手がないと難しい
4.住宅ローンを受けるのは容易ではない。(無職・転職が伴うため)
5.新築・リフォームは業者選定が難しい。
6.地域でのコミュニケーションは多くなる
7.教育レベルは低い傾向がある。
8.生徒数は少なく、子供の競争の意識が薄くなる。
9.学校の選択肢が少なく、義務教育後は自宅からの通学が難しくなる。
10.遠方の学校へ通う生徒が多く、通学費が高くなる。また親の送迎が必要である。
11.自治体のサポートは一時的なものである。
12.地域には移住者を喜ばない人もいる
13.地域の医療技術は期待できない。また、緊急対応の病院が遠方になる。
14.将来のお墓の準備、および先祖のお墓の管理が難しくなる。
15. 田舎は決して物価が安くない

少しだけ解説します。
No1、私の場合、17年間勤めた会社からの非難に、少しつらい思いをしました。羨ましがる人もいる一方で、陰口を相当たたかれました。
メンタル的につらくなるので注意が必要です。

No10 「自然の中で子育て」を考えると思います。私もそうでした。
しかし、田舎の方が子育ては大変です。一番大変なのは子供の学校への送迎です。これは、子供が高校を卒業するまで続くかもしれません。送迎のために仕事も影響を及ぼすこともあります。部活帰りの子供の送迎があれば、夜のお付き合いも減ってしまいますね。

No15 私の移り住んだ町は、日本でも3番目の大きな川が流れているのに、水道代は全国でTOPクラスで高いのです。
なぜ?といってもわからない。もちろん移住前にそこまでチェックはできないですね。食料品も地場の野菜などは安いが、そもそも流通の少ないものであれば、都会の方が安く買えるものもあります。

3⃣ 移住で失敗しないためにも

移住後の自分たちの姿を良く想像してください。
そして、移住後のライフ・プランをしっかり立てることが大切です。
移住後に待っている生活をイメージしやすくなります。
とくに、移住には思っていた以上にお金が必要なことから、移住後、経済的に不安定になりやすいです。

また、移住地の候補が絞られた時点で、こうしたチェック項目に対して、情報を収集してください。
そして、自分や家族が納得と妥協のできることが大切となります。

4⃣ TOPの画像


宮崎県宮崎市の青島
観光地として有名な青島。
しかし、一番のおススメは、青島から宮崎県総合運動公園の間に続く遊歩道「トロピカルロード」です。
片道約3kmの長さで、太平洋海原とたくさんのサーファー、そして青島や木の花ドームなどを眺めながらのウォーキングは最高です。
海沿いを快適に走ることができるので、ジョギングやサイクリングなどもOK。
毎日、このような風景を見ながら散歩ができれば、きっと健康でいられますよね。

最後まで読んでいただき有難うございます。
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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで17年間2000組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。