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iroutaの、ちょっと幸せな気分になれる詩

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忘れがちな「小さな幸せ」を詩に乗せて。落ち込みがちな日常の中で、読んだ方に少しでも元気になっていただければと思って書いています。
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記事一覧

【詩】「ねぇ」

【詩】「ねぇ」

ねぇ 今日はこんなことがあったんだよね
うん

ねぇ 友だちがね、面白いんだよね
うん

ねぇ 今日は日直だったんだよね
うん

「ねぇ」って名前じゃないけれど
私を呼んでいるのだと分かる

「ねぇ」と呼びかけられるとき
ほっとするのはなぜだろう

ねぇ

あと何回呼んでくれるかな
別の誰かが「ねぇ」で振り返るその日まで
何度でもその眼差しを向けて呼んでよ、
ねぇ

✨ ✨ ✨ ✨ ✨

子どもに

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【詩】💖愛ある日々に、ありがとう💖

【詩】💖愛ある日々に、ありがとう💖

朝、自然と目覚めたことに
愛する家族と挨拶を交わせたことに
ご飯が食べられることに
温かい家があることに

晴れ渡った空に
野に咲く花に
遠く離れた場所で暮らす親に
亡くなった祖父母に

太陽に
月に
私に、そして、あなたに

ありがとう
ここにいてくれて、ありがとう

大切なあなたへ、感謝の言葉を贈ります。今日の出会いに感謝。読んでくださったことに感謝💖💖あなたの一日が良いものでありますよう

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【詩のようなもの】生きるということ

【詩のようなもの】生きるということ

食べ散らかし、ゴミを出し、空気を汚す
生きてる限り、何も、どこも、汚さずに済むことはない

汚すのを悪とみるなら、
人は生きることすら放棄しなければならない

汚すのを許容することで、
人は生きていくことが出来る

**

子どもが散らかしているのを見て、
生きていくって、活動するって、
散らかるものなんだなと思ったらこんな言葉が出てきた。

生きているだけで有り難いな。
個人レベ

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【詩】世界はあなたがつくる

【詩】世界はあなたがつくる

笑ってごらん
世界もあなたに ほほえむから

泣きたいときは 泣いてもいいよ
涙が いやしてくれるから

日陰にだって
咲く花はある
目立たないけど 生きている

世界はあなたがつくってるって知ってる?
本当の話よ

あなたが望むなら
世界はいつだって
光輝くのよ

あなたには 無限の力がある
それを信じて
「今」を歩んでいこう

✨✨✨✨✨✨✨✨✨

✨今日も、最後まで読んでくれてありがとうござ

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【詩】ありのままで

【詩】ありのままで

心とは裏腹の言葉を口にしては
嫌になってくんだ

そうやって生きて だまし合って
「いったい 何やってんだか」
結局いつも おんなじフレーズ

寒空の下 ひとりぼっち
後悔をかみしめて呟く

「いいよ、ありのままで」

偽っていても 飾らなくても
僕は僕でしかないから

あの日の言葉も
いつかはうまく言えるから
変わらないものなんて
ひとつもないから

今はただ、
僕らしく生きていこう

【詩】おばあちゃん

【詩】おばあちゃん

ちょうど一年前 あなたは去った

共に過ごした時間は 長くはなかったかもしれない

いいときばかりでは なかったかもしれない

それでも

たくさんの手紙を交換したね

昔遊びを 教えてくれたね

ときどきだから 会ったその時間は 色濃く残る

あなたは天に昇った 祖父の待つその場所へ

ことあるごとに あなたとの思い出がよみがえります

いつもそばにいることを感じています

たくさんの思い出をあ

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【詩】毛糸記念日

【詩】毛糸記念日

「毛糸」って言った

たったそれだけのことが みんな嬉しかった

ほかの人には 当たり前のことが

あなたにとっては 勇気のいることだった

その一歩を あなたは踏み出した

嬉しいその日を忘れない

今日は「毛糸記念日」

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幼稚園で発言できなかった下の子が、久々の幼稚園生活でなんと、手を挙げて発言! 担任の先生はじめ、親子で喜び合いました。

ほんの一言だったそうですが、先生ははっき

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詩「会いたい」

詩「会いたい」

口数は少ないけれど

会えばわかる 笑顔の端に浮かぶのは涙

大人になって交わす盃(さかずき)

父はずっと 尊敬の的 いまでも 変わらずに

「会いたい」

その言葉に 私が涙

一日も早く父の願いが叶いますように

~~~

珍しく、父がラインのビデオ通話で顔が見たいと言って連絡してきました。
例年ならば、我が家に来て元気に笑いあっていたゴールデンウィーク。
お互いに元気な姿を見て安心しました

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詩「菖蒲風呂」

詩「菖蒲風呂」

一月には 千両の実  二月には 鰯の頭とひいらぎ

三月には 桃の花   五月には 菖蒲風呂

九月には すすき   十二月には ゆず風呂

我が家には 四季を楽しむ 古きよき習慣があった

あのころ母は 一生懸命 母をやっていたんだなと 自分も母になってみて思う

もうすぐ 子供の日

子どもの健やかな成長を願い 今年は菖蒲風呂に入ろう

母と風呂に入った幼いころを思い出しながら

詩「息吹(いぶき)」

胸いっぱい、深呼吸

新しい季節のにおい 柔らかな日差し 空の青さまで からだの中に春を感じる

色とりどりの花 草木の新緑が 目にまぶしい

今日も 生きている

当たり前のありがたさを知る

来年は 遠くの家族とともに 春を過ごせますようにと願いながら

今はただ あなたといられる幸せをかみしめる