いしかわごう
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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第11節・浦和レッズ戦)
5月3日はUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで浦和レッズ戦です。
川崎フロンターレは勝ち点9で現在16位。5試合勝ちのない状態で、順位的には降格圏内に近いのが現在地です。しかし今季のJ1リーグは、10試合を終えて独走するチームもいなければ、ほとんど勝てないチームもなく、シーズン序盤では珍しいほどの混戦状態となっております。
首位のセレッソ大阪を見ると、勝ち点19とまだ10差
「Spirit on the Pitch 」(リーグ第10節・サンフレッチェ広島戦:2-2)
「日本代表としての誇り、魂みたいなものは向こうに置いてきた」
あまりに有名な三浦知良の言葉である。
1998年、日本代表が初出場したフランスワールドカップのメンバー選考で大会直前に落選。帰国後、テレビでも中継されていた記者会見に臨んだカズは、当時31歳だった。
幼い頃からずっと夢見てきた舞台の扉が、目の前で閉ざされる。
にもかかわらず、毅然とした態度でこの言葉を紡いでいたことを思うと、今
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第10節・サンフレッチェ広島戦)
4月28日はエディオンピースウイング広島でサンフレッチェ広島戦です。
噂の新スタジアムですねぇ。キャプテンの脇坂泰斗が言います。
「映像で見ていると、環境面や雰囲気がいいなと感じているので、楽しみです」
選手だけではなくサポーターの皆さんもそうだと思いますが、一度も足を運んだことのないスタジアムに行くときは気持ちが高まるものです。それがサッカー専用スタジアムであれば、なおさらですよね。
「武器と勇気と希望」 (リーグ第9節・東京ヴェルディ戦:0-0)
Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuでの東京ヴェルディ戦は0-0。スコアレスドローでした。
連敗は2で止まりましたが、これで4試合連続無得点です。タイムアップの瞬間、等々力にはなんとも言えない空気が流れました。
ホームで勝てなかったこと、得点が奪えなかったことにキャプテンの脇坂泰斗は悔しさを噛み締めています。
「悔しいです。意図的にゴール前に持っていけたのはセレッソ戦よりは
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第9節・東京ヴェルディ戦)
4月20日はUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで東京ヴェルディ戦です。
試合当日の4月20日、鬼木達監督は50歳の誕生日を迎えます。試合日と誕生日が重なることは珍しく、鬼木監督が監督になってからは初めてです。監督初年度の2017年が誕生日翌日に試合があったぐらいですね。
今週の麻生グラウンドでは、報道陣から誕生日ケーキでお祝いさせていただきました。鬼木監督も驚いてましたが、「
「この苦しみを強さに」 (リーグ第8節・セレッソ大阪戦:0-1)
ヨドコウ桜スタジアムでのセレッソ大阪戦は0-1で敗戦。
0-1(セレッソ大阪戦)
0-1(町田ゼルビア戦)
0-0(横浜F・マリノス戦)
3-0(FC東京戦)
中断明けとなった直近4試合のスコアだ。開幕直後に比べると、4失点や5失点をするゲームはなくなった。4シーズンに渡って採用していた4-3-3システムから4-2-3-1システムに変更し、中盤をダブルボランチに。そして選手たちが粘り強
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第7節・FC町田ゼルビア戦)
4月7日はUvanceとどろきスタジアム by FujitsuでFC町田ゼルビア戦です。
町田ゼルビアとは、クラブ史上初めての対戦となりますね。
J2時代や天皇杯といった公式戦を通じても、過去一度も対戦のないクラブとJ1の舞台で初対戦するのは、ここ最近はなかった気がします。直近だと2015年にJ1に昇格してきた松本山雅FC以来じゃないでしょうか。
Jリーグは今年からルヴァンカップにJ3とJ2
「雨強く、君熱く。」 (リーグ第6節・横浜F・マリノス戦:0-0)
まるで永遠に続くようにも思えた、11分ものアディショナルタイム。
そんな時間の終わりを告げるタイムアップの笛が鳴り響く。次の瞬間、記者席にいた自分の目に映ったのは、その場で一斉に倒れ込んだ川崎フロンターレの選手たち数人の姿だった。
10人で戦い続けた死闘の末のドロー。
彼らの限界は、とっくに超えていたのだ。
ダービーは勝たなくてはいけないものである。
しかし、結果とは別のところで心が満
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第6節・横浜F・マリノス戦)
4月3日は日産スタジアムで横浜F・マリノス戦です。
多摩川クラシコとの次は神奈川ダービーと、ビッグマッチが続きますね。
日産スタジアムでの横浜F・マリノス戦といえば・・・やはり去年の激闘が思い出されます。スコアレスドローで迎えたアディショナルタイムに決まった車屋紳太郎のゴールで劇的な勝利を飾りました。
実はシーズン終盤、この時のゲームをじっくりと振り返る企画を担当したのですが、選手たちが口に
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第5節・FC東京戦)
3月30日はUvanceとどろきスタジアム by FujitsuでFC東京戦。多摩川クラシコですね。
鹿島アントラーズに敗戦し、リーグ3連敗で中断期間に入りました。約2週間のインターバルがあり、チームとして有意義な時間として過ごせたのか。そこが問われる一戦でもあります。
試合前々日、鬼木達監督のオンライン囲み取材がありました。
鬼木監督にとっても、腰を据えてじっくりと選手達がトレーニングに
「いっぺんに何もかもというわけはいかないものです」(リーグ第3節・京都サンガF.C.戦:0-1)
Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuでの京都サンガF.C.戦は0-1。
ホームJ1通算200勝ならず。そして、リーグ連敗となってしまいました。
試合自体はどっちに転んでもおかしくない展開だったと思います。お互いに2度ずつゴールネットを揺らしており、得点が認められなかった3つのシーンは、どれもVARによる判定が下るまでに短くない時間を要してます。それだけ見極めも際どかったとい