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Ep.18 【読書術】何を得たいか目的がないと意味がない

どうも!若手の研修兄さんこと、
海先輩です!

このマガジンでは、毎朝更新しているPodcast番組「MORE CASUAる ~スキルアップはカジュアルに~」の内容を記事として発信しています!

「勉強になった!」「もっと具体的に聴いてみたい!」「海先輩ってどんな声?」と思った方は、ぜひPodcastもチェックをお願いします!



■はじめに

日本人の読書量を調べてみると、結構読書を習慣にしている人は少ないみたいですね。1ヶ月に本を全く読まないという人は、日本人全体のおよそ半分。月に1〜2冊程度読む人が4割ほど、月に3〜4冊読む人が1割弱だそうです。






なので1週間に1冊本を読むだけで、日本人の上位10%に入ることができちゃうんですよね。健康や心にいい習慣を身につけたり、仕事に活かせるビジネススキルを学べたり、そもそも読書自体が好奇心を満たしてくれるので、リフレッシュにも良いんです。

■今日のお話は──「読書」について

おはようございます。海先輩です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。今日は【読書】についてのお話です。

社会人になって読書を習慣にしたいとか、上司に「本は読んだ方がいいぞー」と言われた方、多いと思います。

僕はもともと全く本を読んでいなかったのですが、高校3年生くらいから読むようになりました。でも始めのうちは活字を読み続けるのがしんどかったんですよね。

本を読みたいけど、文字を読むのが苦手という方は結構いらっしゃるみたいで、そういうときは本を読む「目的」を明確にすることで、解決できます。

「読書を習慣にしたい」という人には2つのパターンがあるんですね。1つは「本から参考になる情報を得たい人」、もう1つは「読書をしている自分に酔いたい人」です。

ちなみに僕は両方なんですが、もし「読書をしている自分酔いたい」とだけ考えている人は、文字を読むことが目的となってしまい、そのせいで読書がしんどくなってしまうんです。

読書は文字を読むことが目的ではなくて、本という手段を用いて、今の自分を、そして自分の人生を前進させるのが目的です。ここを理解しているかどうかが肝心なんですね。

なので、「とりあえず話題になっているから」ではなく、「今の△△という状態から、読書を通じて◯◯という状態になりたい」のような目的を持った上で、読む本を決めると意味のある読書ができます。

■本は先人が残した──生きるヒントの賜物

本、もっというと文字って、人類の究極の発明だと思うんですよね。文字として情報を残し、後世に伝え続けてきたからこそ、ここまで発展したんだと思います。

よく考えたら、世界を変えたような超天才の話がたった1,500円ほどで変えちゃうなんて贅沢ですよね。例えばマイケル・ジャクソンの話を聞こうと思うと、何百万円になるんでしょうか。(スマスマに出演したギャラは2000万円だったそう)

それが書店に行けば、マイケルの伝記や音楽評論、楽譜も全部手に入ります。マイケルが星となった今でもです。文字に残すという行為は尊いものだなとつくづく思います。

さて、少し話がずれましたが、そんな人類の叡智が詰まった本だからこそ、必ずあなたの悩みを解決するヒントがあります。

しかし、そのような本に出会うためには、まず自分は今どんな本が必要なのかをはっきりさせることが重要です。

例えばあなたが、失恋をしてすごく悲しい状況にあるとします。この悲しみを吹き飛ばして、前に進みたいですと。となると読むべき本は、「失恋からの立ち直り方」や「リフレッシュの仕方」、「メンタルコントロール」などでしょう。

悩みを解決したいという思いがあれば、文字を読むのが目的ではなく、そこから学びを得ようとするはずです。これこそが読書という手段の上手な使い方なんですね。

意識することはたった1つ、「読書前と読書後で、自分がどうなっているのが理想か?」という基準で、読む本を探すことです。

■本を選ぶ時は──「集中」と「手広く」を使いこなそう

読書を習慣にしたい人には2パターンいると話しました。要はただのかっこつけではなく、自分の何を解決したいか、目的意識を持たないと習慣化は難しいよということです。

ではここからは目的が決まって、いざ本を買いに行こう!という段階のお話です。よく本の読み方で「1冊を何周も読むか」「手広くたくさん読むか」という議論になります。

僕は両方を取ることをお勧めします。例えば僕は今、自分の事業を大きくするという目的のもと、経営やマーケティングに関する本をよく読んでいます。

ただたくさん本を読むのではなく、まず1冊ベースとなる本を決めています。経営に関してはドラッカーの「マネジメント」で、マーケティングに関しては津田久資さんの「新マーケティング原論」です。

この2冊の本は定期的に読み直し、自分の血肉としていきます。そしてこの軸をさらに強固なものにするために、関連する他の本を手広く読んでいくんです。

軸の本は一字一句丁寧に読み、手広く読む方は、本全体の5割〜7割程度をざっと読み通すイメージです。このようにベースとサブというフォーメーションで読書をすることで、その分野の知識がものすごく身につきます。

これができるのも、先にお話したように読書の目的を明確にしているからです。何度も言いますが、本を読むこと自体は目的ではありません。

今悩んでいることはありますか?もしあるならその悩みをメモして書店に足を運んでみてください。必ず先人が解決していて、その知恵を本にまとめてくれています。必ず。

■おわりに

ビジネス書は紙の本で。小説は電子で。僕はこのスタイルで読書をしています。ビジネス書は思考しながら読むことが多いので、紙のように感覚的にページを行き来できる紙の方がいいんですよね。






小説は物語なので、基本的に一方向に進んでいきます。またビジネス書に比べて思考しないため、ながら見しやすいんですよね。そのため小説は電子にして、信号待ちやエスカレータの昇降中など、ちょっとしたスキマで読んでいます。


■海先輩のおすすめ本コーナー

今日も記事を読んでいただきありがとうございます。ここからはおまけ。

このコーナーでは、年間200冊以上の本を読む僕が、最近読んだ本の中から「おもしろかった!」「ためになった!」という本を紹介していきます。

今回ご紹介するのは…

渡辺 克之さん
『「伝わる資料」デザイン・テクニック』

▼おすすめの理由は?

仕事をする上で避けては通れない「資料作成」の極意が1冊に凝縮されており、ビジネスパーソンなら1冊は持っておきたい本としておすすめ!ダメな例と良い例を比較しながら解説しているので、改善点も一目瞭然です!

▼どんな人が書いた本?

渡辺 克之さん。テクニカルライター。コンサル系SIer、広告代理店、出版社を経て1996年に独立。エディトリアルデザインを中心に出版書籍の企画と制作、執筆で多くの経験を積む。企業取材や販促企画の分野でも活動。OfficeアプリやWindows、VBAに関する実用書を数多く執筆しており、本書で50冊目。

▼何が学べる?

プレゼン資料、報告書、LPなどにも使える「人に届けるデザインの極意」が丸っと学べます。フォント、色、図の使い方など、すぐに実践できるノウハウが満載!

▼読む前と後でどんな変化があった?

今までなんとなく自分の"感覚"で資料を作っていましたが、人に伝わるデザインにはロジックがあるんだと分かり、早速実践。資料を作ることが目的になってしまっていたのが、読む人にどういう行動を取ってもらいたいのか「目的意識」を持って資料を作成できるようになりました!

僕が思考や習慣を変え、自分の好きなことができるようになったのも間違いなく読書習慣のおかげです。ジャンル問わずいろんな本を読んで、ともに人生に彩りを添えていきませんか?ご興味ある方は、↑のリンクからぜひ!


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