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Ep.13 【ビジネスパーソン必見】良い会社の条件 by 柳井正(ユニクロ)

どうも!若手の研修兄さんこと、
海先輩です!

このマガジンでは、毎朝更新しているPodcast番組「MORE CASUAる ~スキルアップはカジュアルに~」の内容を記事として発信しています!

「勉強になった!」「もっと具体的に聴いてみたい!」「海先輩ってどんな声?」と思った方は、ぜひPodcastもチェックをお願いします!



■はじめに

だいぶ暖かくなってきて、今シーズンもヒートテックの出番が終わりました。「もうヒートテックはいいかな?」と考え始めたときに、季節の変わり目を感じますね。衣替えも進めないとです。






今や当たり前のように着るヒートテックですが、世の常識を変えた大発明だったんですよね。普通は暖を取るとなると、セーターやダウンのような厚くて重いアウターを着るのが常識だったのが、薄くて軽い肌着で暖が取れちゃうという。まさにイノベーション。

■今日のお話は──「良い会社の条件」について

おはようございます。海先輩です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。今日は【良い会社の条件】についてのお話です。

海先輩何をそんな偉そうに。いいえ。僕ではなくユニクロ創業者の「柳井正さん」の教えです。日本を代表する経営者の語る「良い会社の条件」であれば聞きたいですよね。

今日は致知出版社より出ている「1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書」という本に載っていた柳井さんのエピソードを参考にお話したいと思います。

この本は「致知」と呼ばれる経営者やアスリートの人生哲学を学べる月刊誌を書籍にしたもので、日本を代表する現代の偉人に関するお話が365話紹介されています。

人生の糧になる学びがたくさんあるので、ぜひ書籍も読んでみてください。

さて、柳井さんのお話ですが、柳井さんの「経営哲学」が分かるお話が掲載されていました。柳井さんは「良い会社」の条件は次のような会社だと言っています。

「一番良い会社は、末端の社員でも自分がトップの経営者だと思っている会社だ。自分が全部のことを決められ、この会社を支えている、あるいはコントロールしていると思える社員がたくさんいる会社こそ、良い会社だと言える。」

柳井さんの経営哲学は、経営の神様と呼ばれている「ピーター・ドラッカー」の考えがベースとなっているようです。僕もドラッカーの「マネジメント」を読みましたが、もうビジネスパーソン必読書ですね。

■企業の目的は──顧客を創造すること

ドラッカーの有名な言葉に次のようなものがあります。企業の目的を定義した言葉です。

「企業の目的として有効な定義は一つしかない。
すなわち、顧客の創造である。」

この言葉の背後には、顧客が企業活動の中心にいるべきだという考えがあります。商品やサービスが市場で成功するためには、それが顧客の需要や問題解決に貢献している必要があります。

つまり、顧客にとって真に価値のあるものを創造し、提供することが企業の目的であるとドラッカーは述べているんですね。

もっと簡潔に言うと「会社は“お客様”のものである」ということです。

具体例として、ラーメンで考えてみましょう。人がラーメンを食べたいと思うのは、ラーメンという食べ物がこの世に既にあることを知っているからです。流れとしては、

①「ラーメン」を開発
②「ラーメン」を市場に出す
③顧客が「ラーメンってやつは美味いぞ」と認識
④「ラーメンを食べたい」という欲求が生まれる

ラーメンを生み出して初めて「ラーメンを食べたい」という欲求が生まれる。これはまさに顧客を創造したといえます。

これはビジネスを考える上で非常に重要なポイントです。企業がどのように市場に参入し、どのようなビジネスモデルを採用するかを決める際には、常に顧客を中心に考えるべきだというメッセージです。

■局所的な目線ではなく──俯瞰してみよう

柳井さんに言わせれば、会社は何のために存在し、そこで仕事をする人は何をすべきなのかを理解せずに仕事をしている人や会社が多いそう。

特に大企業では、「会社に使われている」「自分は下っ端だ」と思ってしまう社員が多くなるとのこと。そういう気持ちでいては仕事は面白くありません。

ユニクロを展開するファーストリテイリングでも、部長や課長クラスですら自分の立ち位置にとらわれ、限られた範囲内でしか物事を見れていないといいます。全体が俯瞰して見えなくなり、判断ミスに繋がると。

そういうときは、一社員であったとしても「自分はトップの経営者だ」と思って、自分の業務を上から見直すことで、仕事の質が上がるんです。局所的な目線ではなく、全体を見る視座が大事だということですね。

普段会社で仕事をしていると、どうしても「働かされている」とか「やらされている」と感じてしまうときがあります。でもそれではモチベーションが上がらないですよね。

自分がここで働いている意味を考え、「むしろ自分が会社を食わせているんだ」くらいに思う方が、仕事が面白くなりそうです。

となってくると、会社と自分の相性は非常に大事だということが分かります。相性が合わないのに自分がトップだなんて思えないですから。

なんとなく給料がいいとか、休みが多いからとか、そういう理由で会社を決めたくなりますが、人生の多くを占める社会人として過ごす時間を考えると、やはり会社のパーパスやビジョンとのマッチは不可欠だなと思いました。

■おわりに

「ユニばれ」という言葉。懐かしいですね。僕が小学生くらいの頃はユニクロというとちょっとダサいイメージがあった記憶があります。それが今やInstagramやWEARでユニクロのオシャレな着こなしがどんどん紹介されるほどです。






ユニクロのような大衆向けのブランドがイメージを変えさせるって本当に企業力だと思います。そういえば最近ユニクロの真っ赤な本を書店で見たので、それも読んでみたいですね。


■海先輩のおすすめ本

今日も記事を読んでいただきありがとうございます。海先輩のおすすめ本のコーナーです。ここからはおまけ。

僕が思考や習慣を変え、自分の好きなことができるようになったのも間違いなく読書習慣のおかげです。

ジャンル問わずいろんな本を読んで、ともに人生に彩りを添えていきませんか?

このコーナーでは、年間200冊以上の本を読む僕が、最近読んだ本の中から「おもしろかった!」「ためになった!」という本を紹介していきます。

今回ご紹介するのは…

鹿島和夫さん・ヨシタケシンスケさん
「一年一組 せんせいあのね こどものつぶやきセレクション」

です。小学校の担任の先生とその児童の交換日記から選りすぐりの日記が可愛い絵付きで紹介されています。

「え、絵本?」と思うかもしれませんが、社会人になりビジネスの波に揉まれていると、思考がだんだん固く、偏ってきます。

この本を読むことで、純粋に世界を感じること、固定観念に捉われない柔軟な発想に触れられます。


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