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介護施設でも使える体操シリーズ~脚伸ばし~

今回ご紹介する体操は
脚伸ばしの体操です!

この体操は太ももの前側の筋肉を
鍛えるためによく行われる運動です。

今回は基本の体操をご紹介しますが
この体操もアレンジしやすい体操です。

それでは順番に解説していきましょう!



どんな効果があるの?


この体操の目的は
太ももの前側の筋肉を鍛えることです。

膝を伸ばすことによって
太ももの前側の筋肉に力が入ります。

基本的に筋肉は曲げ伸ばしすることに
よって鍛えられますが、
力を入れ続ける刺激でも鍛えることが
出来ます。

この体操は力を入れ続ける刺激による
効果
を狙って鍛える体操です。
(↑これ重要です!)



どうやればいいの?


それではやり方を解説していきましょう!

1、脚を下ろして姿勢よく座ります
2、膝をまっすぐ前にピンっと伸ばします
3、脚を持ち上げた状態をキープします
4、可能であれば太ももからつま先まで一直線に
  してください。

この状態をキープして
10~20秒程数えていきます。

しっかりと太ももの前側の筋肉に
力が入っていることを意識しながら
行うとより効果的です!



意識した方がいいポイントは?


ポイントは大きく2つです。

1つ目は
太ももの前側の筋肉にしっかりと
力が入っていることを意識することです。

意識しながら行うことで
さらに効果が期待できます。


2つ目は
なるべく膝をまっすぐにして
脚を高く上げることです。

膝を伸ばした際に
脚が少し上がる状態で行うのと
太ももとつま先が一直線になるまで
しっかりと脚を上げるのとでは
後者の方がより強い刺激となります。

もちろん人によって
できる範囲で行ってOKですが
なるべくまっすぐに脚を上げるように
意識して行ってみてください!


この体操のように
力を入れ続けることによって
刺激を与える体操はこのポイント
のような部分を意識するのと
しないのとでは効果に大きな差が生まれます。

最初は難しいかもしれませんが
少しずつ意識しながら出来るようになると
いいと思います。

リーダーをやる際は
この部分を意識できるような
声掛けを行ってみてください。


注意点は?


この体操は
比較的安全に行える体操です。

強いて注意点を上げるとすると
運動後に痙攣を(足がつる)起こす
方がたまにいます。

普段力を入れるづけることがない
方がほとんどですし
運動不足の方も多いと思います。

集団体操では
運動強度の個別化が難しいですが
参加する方々の体力レベルに合わせて
行ってください。

ちなみに私は
この体操はベーシックな体操として
基本的にどの集団でも行っています。




今回は脚伸ばしの体操をご紹介
しました。

今回ご紹介したものは
基本的な体操です。

アレンジもいくつかあるので
今後ご紹介していきます。

この体操のポイントは
力を入れ続ける刺激による
効果を期待していることです。

そのため
しっかりとポイントを押さえて
行うとより効果が得られます。

今までにやったことのある方も
多いと思いますが
改めてポイントを確認して
日頃の体操に活かしてください!


このように
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