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海外生活

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海外生活あるあるを綴ってまいります。
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2024年新年の抱負をば・・・

2024年新年の抱負をば・・・

皆様しばらくである。えぇ、2024年が明けてからも割としばらくである。

この2年はとにかく忙しかった。自分が何をしているかわからなくなるほど忙しかった。

思い起こせば、ワタクシの生息している香港では1年前はまだロックダウンは解除されておらず、ボーダーも閉じたまま、隔離必須、マスクは強制的に着用…諸々の規制があった。

そんな暮らしをものの8か月くらい前まで行っていたのにもはや遠い昔のように感じ

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日本行VSカウンターオファーのはざまで。

日本行VSカウンターオファーのはざまで。

図らずして受けた転職活動で新しい会社からオファーを貰い、そして、シドニー行きのカウンターオファーを貰ったワタクシ。

今の会社に残りシドニーへ行くか、今の会社を辞めて日本に帰るか。

選択を迫られたのであるが永延に答えが出ないまま…
このまま時の流れに身を任せている場合ではない。

ワタクシがモヤモヤするのには理由があった。実は同じタイミングで、チームのアシスタントが辞めてしまい、3人チームだ

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転職活動とカウンターオファー

転職活動とカウンターオファー

さぁ上司になんて言おう…

10回の面接の末、ようやく内定をもぎ取ったワタクシ。

円安の状況だったのにもかかわらず、頂いたオファーは現在の物よりも若干たかく、そして福利厚生や様々な社会保障なども付く。

そして何より業界のことを日本語で学べるチャンスはきっとワタクシにも大きなメリットになるだろうと踏んでいたし、加えて当時の香港の規制だらけの状況…

10回の面接&3か月弱の間、新しい会社での

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日本での転職活動その2

日本での転職活動その2

かくして15年ぶりに日本で就職活動を行ったワタクシ。

最初はほんの出来心、軽い気持ちでリクルーターと話しただけ。ところがそのリクルーターが面白い案件をもってきて下さり、にわかに「数年日本で働いてみるというのも面白いかも知れない」などと本気で思うようになる。

そしてその思いは、面接の下準備で会社を調べたり、どんな切り口でその会社に貢献できるかなどを調べていくうちに、その会社への興味がどんどん

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日本での転職活動1

日本での転職活動1


引き続き日本での一時帰国のネタである。

昨年のコロナ禍、香港は21日間のホテル隔離を強要する時代。
隔離対応のホテルは大体1泊1.5万円から2万円くらいするところが多くそんなんで21日も隔離してたら30万円から40万円が吹っ飛ぶので気軽に帰れない時代だった。

そんな折、3年ぶりに3か月、家庭の事情で日本へ帰ったワタクシ。

最初の1ヶ月くらいはとことんこれまでやれなかったこと、日本でし

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久しぶりの一時帰国

久しぶりの一時帰国

画して3年ぶりの日本で3か月の滞在を許されたワタクシ。

多分、今後も海外で暮らしていくことを意図しているワタクシに、日本でまとめて3か月も住む機会はそうそうなかろうと、長期でしかできないことをやろうと躍起になっていた。

日本円の感覚は20代半ばで止まってしまっているワタクシなので、日本円で見たときに「どうしよう…」と考えるものも、ドルに換算したらとてつもないお得感に襲われたのだ。そもそも日

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久しぶりの日本帰国~出発編

久しぶりの日本帰国~出発編

前回の久しぶりの投稿でチラッと触れた件について、多くの人からリクエストを頂き(うそ)今日は日本での3か月リモート生活をしたためようと思われる。

時は2022年2月の黄昏。
ゼロコロナを推し進めるどこぞの圧力により、ワタクシの暮らしていた街も「ビルごと突然封鎖」だの「一区画丸ごとロックダウン」だの、しかもその扱いが…食料品の配給なども全く持ってオペレーションが煩雑で、やれ自由を奪われ、陽性ならど

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久しぶりの投稿

久しぶりの投稿

皆様、しばらくである。

かつてワタクシの記事をフォローしていてくださった皆様も、もはやワタクシの存在など忘却の彼方に吹っ飛んで行ったものと思われる。
が、改めましてワタクシです。

バックリ簡単にワタクシのおさらいをば。
タイ出身、東京育ち、香港在住の微人ゲイOL。
デモだコロナ規制だで変わり果てた戦慄の繁華街(香港)に暮らし、はや12年。
ボディーメイクにいそしんだ日々も今は昔。
タイトで

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UFOとゾロ目連発

ここ3か月涙が出るほど忙しくて何をしていたのかハッキリ覚えていないワタクシ。

今の仕事があまりに忙しすぎて、気がつけば夏が終わっており、自分が何をしているの考える暇もなく、ただただ暮らしの質が下がっているなと漠然と思うようになったころ、突然ゾロ目を何度も見るようになった。

事の発端はローカルのヌードル屋で引換券を受け取ったときの番号が「666」。

なんかすごく不吉そうな数字だなぁ…と思ったも

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香港でワタクシに影響を与えた人物

香港でワタクシに影響を与えた人物

香港で知り合い、8年の仲になるN子は、過去2回、2社で同僚になったことがある友人である。

事の発端はワタクシが外資系へ転職した際の日本語チェックの面接官として現れたのである。

チョット日焼けした小麦色の肌に露出度の高いワンピース、長い黒髪をエレガントに巻いて、可愛い系ではなくクールビューティー系のメイクで、ヒールをカツカツ言わせてやってきた。

負けん気が強そうで、チョット意地悪そうなイイ女系

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新入社員時代と今

新入社員時代と今

今を遡る事、一昔前、新入社員として胸をときめかせ、国際色の強いファッション業界の会社に入社した・・・と信じていたワタクシ。

…しかし、そんなワタクシを待ち受けていたのは、東京にオフィスを構えただけの片田舎出身の、ジジババ向け衣料品量販店関連の会社。

社の伝統で新入社員は「裏の本社」である、元々の本社があった、ど田舎で半年研修と突然言われ、縁もゆかりもない地方へ飛ばされたのである。

えぇ、ワタ

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蕁麻疹:怠惰なワタクシが忙殺の日々

蕁麻疹:怠惰なワタクシが忙殺の日々

常日頃から楽な方へ流され、時の流れに身を任せ、どんぶらこっこ生きていく事を理想としていたはずのワタクシ・・・

・・・が、

ここ2ヶ月、鬼のように忙しい。

理由は同僚が辞めたこと、辞めたうえに上司まで辞める事になったこと。そして、友人に頼まれYouTubeの動画編集を行っていること、何か新しいことをはじめたいと取り組み始めたブログにサブのインスタ、翻訳活動…。

故に、朝起きた瞬間から、寝る3

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去り行く香港人の同僚

去り行く香港人の同僚

香港人の同僚が退職する事になり、それに伴いドッサリ業務がワタクシのもとへ。

若干テンパるワタクシである。

会議の時など「私はあと1ヶ月半で辞めますが、最後まで協力しますので、わからないところとかは今のうちにドンドン聞いてください!」

と、目を輝かせる。
んまーどっかできいたことある決まり文句を言ってるなーとは思ったが。

そんな折、彼女がクライアントにどういうフォーマットで提出していたかわか

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怒りの対処法

怒りの対処法

ワタクシは常に「怒りの灯」を抱えていると実感している。

ときに「加油」とかいて「頑張れ」を意味する香港では、そんなワタクシの怒りの灯に、赤の他人が、油どころか、ガソリンをぶっ掛けてこようとする。

道の端と端を歩いているのに吸い寄せられるようにぶつかってくる謎のおじさんや、自らぶつかってきて跳ね飛ばされ、被害妄想はなはだしく「あいやーーー!!!!」と叫ぶおばさんに始まり、怒りの地雷は至る所に転が

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