山下智博

2012年より中国上海へ移住。中国ビリビリや微博、Douyin等で合計650万フォロワ…

山下智博

2012年より中国上海へ移住。中国ビリビリや微博、Douyin等で合計650万フォロワー獲得。日中の文化交流を手がけるプロデューサーになるべく猛勉強中です。2022年も北海道小樽市の「小樽ふるさと観光大使」に任命されました。 【Mail】info@nulunulu.asia

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山下智博とは?

その数650万人越え! 中国で一番フォロワーの多い日本人動画プロデューサー兼クリエイター 【プロフィール】 北海道小樽市出身。大阪芸術大学芸術計画学科卒。札幌市の団体職員を経て、中国語ゼロの状態で2012年に上海へ単身移住。 語学を学びながら13年から中国ネットで動画配信を開始し、14年12月より配信開始した日本の文化を伝える動画シリーズ「紳士の大体一分間」が大ヒットし中国での活動が本格化。 以後現在に至るまで無炎上を保ちながら動画投稿を継続し、現在中国の各プラットフォーム

    • 「夜ふかし」で活躍する中国人プロデューサーに迫る!

      私の主催する勉強&交流会の第二回の情報です! 兼ねてより、私は日本のバラエティが大好きでして、過去には「鉄腕DASH !」の初期制作陣の皆様と中国向けの旅行番組「窮豪旅遊記」をbilibiliと一緒に制作したり、水曜どうでしょうのHTBさんと一緒にコント集を作ったり、テレビ朝日さんの「ブイ子のバズっちゃいな!」の中国ローカライズを担当させてもらったり、最近は陣内智則さんの中国ライブのローカライズを担当させていただいたり、バラエティが好きで、日本のバラエティを中国にローカライ

      • アラサーの中国人が本気出したら凄そうな3つの理由

        「アラサーの日本人と中国人で一緒に学ぼう」これをテーマに、20代30代の社会人向けの有料勉強交流会「鶏会(とりかい/ジーフイ)」を開催しました!関係者各位、本当にありがとうございました! 反省も収穫もとにかく沢山ありますが、可能性がとてもあるなーと感じています。何よりもまずは集まってくれた人たちの層です! 留学生を対象としたイベントというのはいくつもあるのですが、今回は日本に居る中国人のうち、20代30代の社会人の方をメインにしたいと思っていました。理由は三つあります。

        • 中国早すぎ。もっとスローに生きたいw

          日中でビジネスをやっていると、日本と中国のスピード感を感じることが多い。 この場合大概の場合「中国早くて最高」「日本遅くでダメ」という日本disに帰結する論調が多いんだけど、私はそうでもないw 大手上場会社の営業さんと話すとやっぱ中国の意思決定早くて最高ってなるので、別にそこを否定するわけじゃないけど、文化とかの面で言えば刹那すぎやしないかと思うことが多々ある。 瞬間的にかつ爆発的に消費して過ぎ去って、その畑には何も残らず再起不能、みたいなトレンドがずっと続いている。

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          3本

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          グローバルカンファレンスに出る話!

          札幌で今月13日から開かれるビジネスカンファレンス「NoMaps」のGLOBALセッションでモデレーターとスピーカーで参加します! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー NoMaps / GLOBAL SESSION 2023年9月16日(土)11:00~17:15(この間に4セッション実施) 於 シェアオフィスBYYARD ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ビジネスカンファレンスとは縁のない人生でしたが、今回コー

          グローバルカンファレンスに出る話!

          アラフォーインフルエンサーの敗北感

          40も近くなってくると、自ずと見えてくる自分の「できる/できない」の境界線ってのがあります。10代20代の時の「俺は何にでもなれる!」という思い込みはきっと間違ってなかったし、その謎の自信のおかげで中国で自分なりにやり遂げたことはあるんですが、「インフルエンサーってある意味で無力だなー」というお話(ぼやき)をしていきますね。インフルエンサーを目指している知り合いとかいたら薦めてくださいw 僕は元々クリエイター志望だったので、ここ数年は芸術家や職人と言われる方々の素晴らしい仕

          アラフォーインフルエンサーの敗北感

          インバウンド×インフルエンサーのキラーコンテンツはこれ!...だと思う

          みなさんこんにちは。中国は来年になりそうですが、遂に今月からインバウンドが戻って来そうです。 さて、今日はインバウンドを盛り上げるコンテンツは何か?というお話をさせていただこうと思います。以下NewsPicksでのDMM亀山会長との対談から、一部を詳しく紹介します。 既に発表されている観光庁の予算要求の中には以下のような記述があります。 特に地方部への誘客というものが課題でもありますし、中国のSNSを見ていても、基本的にKOLと言われる在日インフルエンサーは関東圏に集中

          インバウンド×インフルエンサーのキラーコンテンツはこれ!...だと思う

          北海道半移住を決めました。

          まずはこちらでもご報告を! 私、故郷の北海道小樽市の「ふれあい観光大使」に就任させていただくこととなりました! と同時にとあるNPO法人の理事にも就任させていただきました!(詳しくはまた今度)ということで、これで正面切って小樽市のブランディングに寄与できるってもんです! 立場とか地位とかが大事なわけではないのですが、世代や文化背景が異なる方々に認められるということは本当に尊いことだと思っています。 インフルエンサー業を頑張っていた時は、全ての時間を動画制作に注ぎ込んでい

          北海道半移住を決めました。

          【100万回再生!】小樽へ2通目のラブレターを。

          とにかく祝!!!!100万回再生突破!!!! この度地元小樽の福島工務店さんのブランデッドムービーの総合ディレクションを担当しまして、8分間のミニドラマ「情緒 『Re:』-小樽の新たな夜明け-」を北海道のチームと一緒に作らせていただきまして、それが中国ビリビリで100万回再生突破したのです!(みんな褒めて!イイネ押して!) YouTubeではなくビリビリ動画での快挙ですので、ご存知無い方が多いのですが、この動画の成功には様々な“仕掛け”がありますので、総合ディレクションを

          【100万回再生!】小樽へ2通目のラブレターを。

          殴ってくる外国人に優しくしたら人生変わった話

          オリンピック選手や海外の記者が日本礼賛のコメントをSNSで発信している様子が流れてきますが、とても嬉しいですよね。 我々一般人は海外アスリートの皆さんと直接触れ合うことはありませんが、直接触れ合った人たちが優しくしてくれたので、アスリートの皆さんもその気持ちに応えてくれたのだとと思います。外国との交流の理想的な形だと思いますし、一般人の間でもこうあって欲しいなーと思いながら文章を書いています。 今日は外国人に優しくすると、巡り巡って良い事が起こる(可能性が高いw)よ!とい

          殴ってくる外国人に優しくしたら人生変わった話

          中国で番組制作会社が最強な3つの理由

          ありがたいことに、日本でテレビに関わるお仕事(ブイ子のバズっちゃいな!の企画・出演・中国展開)を始めてから10カ月が過ぎようとしています。お陰様で、日本のテレビの裏側を少し覗けて大変勉強になっております。 私はそれまで中国のネット番組の出演や企画に携わっていたため、日本のテレビ局制作と中国のネット番組制作の大きな違いに気づくことができたので、今回はその話をしたいと思います。 中国のテレビ番組については、国営放送なので特に比較はしません。自主制作を手掛ける地方局に関しては多

          中国で番組制作会社が最強な3つの理由

          「ブイ子のバズっちゃいな!」が中国のメディアに取り上げられました!

          今私がレギュラー解説員&中国アドバイザー&中国展開プロデュースを担当しておりますテレビ朝日「ブイ子のバズっちゃいな!(毎週水曜24:15~)」が、中国の刺猬公社というメディアに取り上げられましたので、内容をざっくりとした翻訳でお届けします。 B站在日本走红的路子,和我们想的不太一样 https://mp.weixin.qq.com/s/3j7T6YYpdBVIK1XkB0CytQ 「ビリビリ動画の海外展開のルートは我々が思っていたのとはちょっと違う」 というタイトルで、ビ

          「ブイ子のバズっちゃいな!」が中国のメディアに取り上げられました!

          中国向けコンテンツ作りの必勝法【3/3】「具体的な番組企画案」

          ここまで読んでくれた方はきっと動画制作番組制作、中国動画ビジネスに相当興味がある方かと思います。 第一弾:「ウケる要素とキャスティング」 第二弾:「制作方針と言語問題、そしてマネタイズ」 第三弾:「具体的な番組企画案」←イマココ 1と2に関しては僕の実体験がベースです。この1年中国戻れていないので、ちょっと提案がブレている怖さもあります でもきっとこういう情報が欲しい方がどこかに数人くらいいるだろうと思い、惜しみなく書いてきたつもりです。最終回は僕が考える「番組企画例」

          中国向けコンテンツ作りの必勝法【3/3】「具体的な番組企画案」

          中国向けコンテンツ作りの必勝法【2/3】「制作方針と言語問題、そしてマネタイズ」

          記事は第三弾まであります! 第一弾:「ウケる要素とキャスティング」 第二弾:「制作方針と言語問題、そしてマネタイズ」←イマココ 第三弾:「具体的な番組企画案」 さて第二弾では、前回のウケる要素とキャスティングをどう番組に落とし込んでいくかを妄想していきます。 【基本スタンス】 番組を作る時には独自性や専門性という、中国ネット用語でいうところの「垂直性」が非常に大事です。情報の取得が容易になってしまったが故に「誰が」「どのくらいの深さで」「どのくらい分かりやすく」伝えられ

          中国向けコンテンツ作りの必勝法【2/3】「制作方針と言語問題、そしてマネタイズ」

          中国向けコンテンツ作りの必勝法【1/3】「ウケる要素とキャスティング」

          中国に対してコンテンツを作りたい、という思いは今や多くの方が抱えていると思います。今回は先駆者としてそこそこ成功した私が、どういうアプローチでコンテンツを作っていけば良いか、ノウハウを一挙公開していきます。 ただし、今回は個人番組と言うよりも「番組」に特化した考え方です。 「日本のバラエティは中国にも通用するぞ!」と叫び続けていたら、ここ最近テレビ局の方ともお話する機会が増えてきたので、よくするお話の要点をまとめて公開することにしました。 とは言え、個人チャンネルで生かせ

          中国向けコンテンツ作りの必勝法【1/3】「ウケる要素とキャスティング」

          特番撮影でした

          さて、ブイ子のバズっちゃいな!の特番撮影を終えました。 非常に緊張しましたし、変に意気込んでしまったので肩に力入りすぎてしまったような気がします。 視聴者さんが増えるということで、情報の正確さや奥深さを追い求めてここ数日はずっと中国ネットの海に潜って調べものばかりしていました。あ、多分ここも一人でネットで調べないで中国向けに生放送したり他の中国通の人に電話して聞いたりすれば良いんだって今思いました。ああ、もっと他人に頼ろうw 次回からそうしますw とにかく正確な情報と、

          特番撮影でした