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あおり運転がなくならない理由をウラヨミ!

お盆真っ最中ということで、宮古島旅行記と別に、ウラヨミコラムもお送りしてまいります!

悪質なあおり運転

先日、また悪質なあおり運転の映像が、ニュースで話題になりました。
見ているだけでムカつくし、許せない気持ちになるし、自分が被害者になったらどうしようと不安も感じます。

そして、ニュース等では、この手の悪質な行為(今回は悪質な犯罪)を放送するとき、必ずボカシが入りますが、確実に犯罪行為を行っているのに、なぜボカシを入れるのか?

今回のあおり運転から、暴力に至るまでまでの行為は、高速道路上で起こったことで、気付かずに追突されたら命の危険が迫る行為です。

以前、それにより絡まれたご家族の方が追突されて亡くなるという痛ましい事故があり、危険致死罪に問われましたが、今回は結果追突されなかっただけで、そうなってもおかしくない状況でした。

ちなみにこのあおって暴力まで振るった男は、他にも被害届が出ているとのことですが、明らかに犯罪行為ご録画されています。この男と一緒にいる女なんかは、男より先に車を降りて、ガラケーで撮影を始め、暴力を振るっている時にも隣でずっと撮影をしていました。この女も、犯罪扶助の同罪です(もしかしたら、男に脅されているという可能性もなくはないですが)。どういう理由であれ、見過ごしていては犯罪はなくなりません。

あおり運転がなくならない理由

そもそもなぜこういった危険な行為がなくならないかというと、映像にボカシを入れているからです。もちろんそれだけではないですか、今回の場合は明確に悪質な犯罪です。なのに、ボカシを入れることで、身元はわかりません。その後、捕まった時に容疑者として顔が映し出されるかもしれませんが、やはり犯罪を行っている所はボカシが入っていることで、どこか温度差を感じます。

逆の立場で言えば、犯罪を犯す者からしたら、その瞬間は顔は映らない。仮に捕まっても、社会的制裁は受けない、と感じているかもしれません。
もちろん、社会復帰ということは大事で必要なことですが、服役するだけで、人の根本は変わらないと思います。
自分自身が、真剣に向き合って、変わろうと思わなければ、そう簡単に変わる者ものではありません。なので、こんな奴が自分と向き合える訳はなく、出所したところで同じことを繰り返す可能性が高いでしょう。

法律だからか、捕まる前は映し出せないのかもしれませんが、明らかに犯罪行為を行っているなら、どんな理由があっても犯罪です。そんなことをしているから、犯罪者に舐められるんです。

服役も更生する為のものですが、服役すること自体が遅いのです。服役するということは、被害者がいます。今回のような事件で亡くなった方もいますが、どんなに服役しようが罪を償おうが、亡くなった方は帰ってきません。事件が起きてからでは遅いのです。

少なくとも、逮捕されていなくても、悪質な犯罪行為を写しているのであれば、ボカシを入れる必要はない。むしろ入れてはいけないと思います。

ディープフェイク動画にも注意

その場合、一つだけ懸念されるのは、「ディープフェイク動画」です。以前、ディープフェイク動画の危険性をウラヨミ!!というコラムを配信しましたが(最近バズってます)、遊びならいいですが、意図して誰かを陥れるために、ディープフェイク動画を作る人が出てくる可能性があるということです。

いずれにせよ、影響力のある報道機関は、報道する際は、裏を取ったり、情報や映像に間違いはないかを精査した上で報道しなければいけないですし、その上で、悪質な犯罪を行っているのであれば、ボカシを入れる必要はない、むしろ入れてはいけないと、提言したいと思います。

ちょっと、ニュースを見ていて怒りも出てきたので、私なりにあおり運転を撲滅させる為にも、noteを通じて配信しました。

誰でもイライラはするし、ムカつく時もあるかとは思いますが、一線は超えないようにしていきましょうね。

だって、人間だもの。

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