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ファスト読書「10秒で名著!源氏物語・編」?

源氏物語はなぜこんなに
長い年月、読まれてきたのか?
ずっと疑問でした。
イケメンがやたらモテモテな話?
モテなかった私には共感できない。
また、物語は大河ドラマだから
めちゃくちゃ長いでしょう。
しかも古文とあっては、
読みたくなる要素はなかった…。

それが、最近ある本を読み、
少し源氏物語の魅力が
わかったような気がしました。

それは、源氏物語は
男女が不幸になっていく描写が
抜群にうまいことだそう。
紫式部の真骨頂は
人間の不幸にあったんですね。

そりゃ人気がでるわ、読まれるわあ。

読者は、人間が不幸になるドラマが
好きですからねえ。
そのためには、
ずば抜けた人間観察力が必要。
そうなかなか誰でも
書ける訳でもないですもんね。

紫式部、凄かったんだなあ。

今で言えば、
林真理子や柚木麻子あたり?

おもしろそう。
源氏物語、読んでみようかな。

上記に記したある本とは
古市憲寿が対談して
書き起こした
『10分で名著』のことです。
源氏物語の章の対談相手は、
源氏物語の研究者、大塚ひかりさん。

今売れてるみたいですが、
早速読み出して、
気に入っています。

それで、特に印象的だった箇所を
ご紹介しました。
ファスト文学と称して。
名づけて『10秒で名著』(笑)。

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