Kiyo

電気系エンジニアの勉強記録/

Kiyo

電気系エンジニアの勉強記録/

マガジン

  • 思ったこと

    日常で考えたこと、思ったことを息抜きに書いています。 私と似た気質をお持ちの方には笑ってもらえるような内容かもしれない。

  • 技術士勉強記録

    勉強記録まとめ用

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介

私【現在】田舎で電気系エンジニアをやっています。 新卒で電力会社に入社し、数年間勤務。1回目の転職をする。 受託開発を行う会社で回路設計やプロマネを経験。 2回目の転職をし、今に至る。 noteの目的このnoteは自身の考えの整理が主な目的です。 資格(技術士)取得に向け、普段からアウトプットの練習が必要と考えました。インプットした内容の整理、そして後で自分がまとめてきたものを振り返ることができる場所となればいいなと思っています。 ついでに技術士電気電子部門は建設部門に

    • 技術士二次試験の点数

      試験の成績表 試験結果が発表された日に技術士会に届くように点数の開示請求をしていました。実はだいぶ前に届いていたけど寝かせていました。 結果について思うこと結果は、 必須Ⅰ B (48.75%) 選択Ⅱ A (61.67%) 選択Ⅲ B (53.33%) でした。  予想から大きく外した点数ではなかったので、とりあえず良かったです。 自分の感覚が、採点者とずれていないことが分かりました。ここがずれていると修正が大変そうなので安心です。  まずはCが無かったことから、題

      • 【技術士】EVが普及した社会における課題について

        経済産業省 「EVグリッドワーキンググループ」https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/ev_grid_wg/index.html (リンク切れにより下記に修正) EVグリッドワーキンググループ とりまとめ(METI/経済産業省) 経済産業省 「充電インフラ整備促進に向けた指針」https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/charging_infrastr

        • 【技術士】マイクログリッドの建設

          前書き 以前のnoteでマイクログリッドについてまとめました。 【技術士】地域マイクログリッド|Kiyon (note.com) 上記のnoteは、これから書く内容の前段だったのですが期間が空いてしまいました。 Ⅱ-2は、自身が業務の担当者としてプロジェクトをどう進めていくか問われます。2題のうち知っているテーマがあればいいですが、業務の経験が無い場合は知らないなりに解答を作成しなければいけないため、運ゲー的な要素が強く正直苦手です。 この問題はエネ庁から手引きが出ており

        • 固定された記事

        自己紹介

        マガジン

        • 思ったこと
          0本
        • 技術士勉強記録
          29本

        記事

          【技術士】地域マイクログリッド

          地域マイクログリッドについてその概要と意義、課題を述べよ。 地域マイクログリッドの概要 平常時は地域の分散型電源を活用し、送配電ネットワークからの電力供給を受けつつ、非常時にはネットワークから切り離され、その地域の分散型電源により自立的に電力供給が可能なグリッド(地域電力網)のことをいう。 意義安定供給の観点  送配電ネットワークで大規模な故障が発生し、系統からの供給が途絶える状況でも、地域内のネットワークが健全であれば、地域内負荷への電力供給を行うことが可能である。こ

          【技術士】地域マイクログリッド

          ウサギを追って

          本日、電験二種の合格発表でした。 今週は月曜から落ち着かなくて仕事の進捗も悪く...。 合否の確認のため合格者検索ページで自分の受験番号を入れるわけですが、去年はこの画面だったんです↓ 今年ダメなら一次試験からになるし、自己採点しても本当のところは分からないし、そもそも配点も分からない。しかも2日前くらいに落ちる夢を見てしまったので吐きそうになりながら番号を入力しました。 無事合格してました! この画面を見るために2年間かかりました。本当に嬉しいです。 今回は二兎を追

          ウサギを追って

          今年の振り返り

          今年は2つの目標がありました。 ・電験二種2次試験突破 ・技術士2次試験突破 それぞれ単独でもなかなか難易度だと思ったので、1年で2つ挑戦してどちらもダメだったらどうしよう、、とか考えてました。 (書いてる時点で技術士2次は不合格で電験二種は結果待ち) 2022年に2次試験(1回目)を落としているので、1次免除は今年が最後と思い必死にやっていました。 以下、2023年の振り返り 1月 電験二種の勉強してた。 この時期には、完全攻略とこれだけシリーズを並行してやっていた気

          今年の振り返り

          【技術士】必須Ⅰ出題テーマの整理

          過去に出題されたテーマとそれが取り上げられている元ネタをまとめました。 必須に限って言えば、様々な分野の白書等から出題されているので「これを読んどけ」なものは存在しませんでした。 ただ、どのテーマもニュースとかで聞いたことあるようなものばかりなので日常でいかにアンテナを高くできるか、が大事です。 以上、何の参考にもならない情報。 選択科目もそのうちまとめます。

          【技術士】必須Ⅰ出題テーマの整理

          電験2種 二次試験

          11月12日に電験二種二次試験を受けてきました。 受験された方お疲れ様でした。 受験してみて思ったことを書いていきます。 自己採点では6割いってそうな感じですが、配点が不明&平均点次第なところもあるため結果が出るまでは祈るのみです。 問題はこちら 試験の問題と解答 | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター (shiken.or.jp) 電力・管理水力火力どっちが出るか論争  毎年水力・火力が交互に出題されています。  昨年度は水力の計算が出題されていたので、巷で

          電験2種 二次試験

          技術士二次試験の結果

          10月31日に二次試験(筆記試験)の結果が発表されました。 結果は「不合格」でした。 とれたとして60%ギリギリかも、という感触だったので仕方ないかな、と。 それでも、これまで時間をかけて準備してきたので悔しいです。 高い壁にはなりますが、受かるまで続けます。 だからといって何年も受け続けるつもりはなく、 来年こそ絶対合格してやる気持ちで。 1年後までこの悔しさを忘れないように。 ここに記しておきます。

          技術士二次試験の結果

          あと43日

          残り日数も少なくなってきました。 後悔のないようにやるだけ。

          あと43日

          電気主任技術者制度の課題と取組

          電験2種の二次試験が11月12日となり残り日数が76日となりました。 焦りを感じておりますが、ただ焦っていても仕方ないので計画通り粛々と勉強を進めていくのみです。 勉強の休憩ついでに電気主任技術者という制度に関する動向について書こうと思います。 電験3種が年2回になったり、CBT方式が導入された背景ですので、興味のある方はどうぞ。(基になっているのは2年前の資料です。) 電気保安人材の現状分析と取組経済産業省の電気保安制度ワーキンググループの資料より抜粋 第8回 産業構

          電気主任技術者制度の課題と取組

          「実力がついてから試験を受ける」

          この言葉。勉強して受かる自信がついたら試験を受ける、ということ。 リアルだったりSNSでたまに聞きます。 これを言ってる人でその後本当に受かった人をあまり見かけません。 (そもそも試験を受けた人自体も) ゴールから逆算するなら 資格を取る目的 いつまでに資格が必要? 今の自分のレベルは? 合格のために到達すべきレベルは? そのためには1日あたりどれくらい時間が必要? これらを一度分析してみるのがいいと思います。 具体的な目標を定めずダラダラ続けても、モチベも上がらず勉強し

          「実力がついてから試験を受ける」

          【技術士】送電容量拡大に向けた取組

          R5年度の問題に取り上げられたテーマです。 試験の振り返りとして、このテーマについてにまとめます。 下記の経済産業省およびOCCTOのサイトを参考にしています。 背景2030年の再エネ目標の達成や2050年のカーボンニュートラルを実現するためには、再エネの大量導入を支えるための送配電網の整備や系統安定性の確保が重要となる。そのためには、可能な限りコストを抑えつつ必要な投資を着実に確保していくことが不可欠となる。 コストを抑制するための取り組みとして ・既存系統の有効活用を

          【技術士】送電容量拡大に向けた取組

          技術士二次試験の振り返り

          7月17日に技術士二次試験を受けてきました。 とにかく時間が足りない試験でした。 骨子を考えるのに少し時間を割いてあとはペンを止めずに書き続けるのみ。途中で、あれ?と思っても構成を見直して書き直す時間はほぼないため、緊張感が半端なかったです。 それでも、これまで勉強してきたことを出せたのでないかと思っています。 ここまでを振り返ってみて、思ったことややってきたことを書いていきます。 勉強時間 私の場合は、今年の2月中旬あたりから勉強を始めました。 勉強に割く時間は、1日2

          技術士二次試験の振り返り

          【技術士】系統用蓄電池

          必要とされる背景 第6次エネルギー基本計画で、2030年度の電源構成には再エネ比率を36%~38%とすることが掲げられている。再エネのうち変動性再生エネルギー(VRE)と呼ばれる太陽光・風力発電は19%~21%を想定し、現状よりさらなる導入拡大が求められている。これが出力変動に対する調整力となる系統用蓄電池が必要とされる背景である。 他の蓄電設備との違い蓄電池  需要施設の敷地内に設置される需要地併設型蓄電池は、日中に発電した電気を蓄え夕方・夜間に使用する目的で設置され

          【技術士】系統用蓄電池