今まだ災害が進行中で、被災者も観てるようなSNS上で国会議員が地方切り捨て論は残虐すぎますよ。
瀕死の怪我人の横で医者と家族が勝手に「医療費無駄なんでそのままにしておきますか」みたいな話してるの聞きたくないじゃないですか。

平時ならまだしも、流石に今するのは感情が無さ過ぎ。
合理性だけでも、感情だけでも、社会や人は動かないです。 

政治的影響力はともかく、不快感だけは投票率とは関係ないですからね。

そして便乗で好き勝手言ってる素人もいっぱいいて、これも不快ですよね。意見というレベルに達していないのも。自分の経験みたいなのも、地方や田舎に対する濃度の分解能が1bitくらいしかないみたいな低レベルさ。港区か八つ墓村の二択しかねえのかよみたいな。

今まで見てきた世界が狭すぎるか、生きてきた社会が薄すぎるか、学んできた知識が浅いか。またはそのすべて。

地域の発展衰退は時代時代の産業構造の差、濃度の波でしかありません。明治に海運と農耕、石油で栄えた北陸地方の人口が全国一位になってたりしたのってほんの150年前。

高度成長期からたった40年で荒廃したニュータウンや大企業の撤退で衰退した街、外国人だらけになって治安が悪化した市……そんなの首都圏、近畿、中部でいくらでも見てきたじゃないですか。

オセロの駒がひっくり返るのはどこでも一瞬。次に話題に上がるのは今あなたの住んでる町かもしれませんよ。あまりにも近視眼的過ぎる気がしますね。安心しすぎなのかな。

生物の多様性とかと同じで、いつ何時どの地域が、産業的に地政学的になんの役に立つかなんて誰にも分からないです。

切り捨てたほうが良い地域なんてありません。

そもそも金を生まずに発展しない地域は投資する価値が無いみたいな思想がまかり通るなら、障害者の安楽死とか、子供を3人以上産まない人は…にたどり着くじゃないですか。そうは問屋(憲法)が卸さないですよ。

ここまで還元しないと思想的に明らかに問題があるって事を理解できないもんですかね。

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ああいうのは自身が故郷を捨てた経験のある人達が言ってるんです。ようは移民とその子ら。だから捨てさせることに抵抗がない。捨てられた民だから。

根無し草は生まれつき田舎や伝統をヘイトするように教育されてる。何代も前から東京や埼玉で代々家や会社を継いでる人からしてみたらただ住みついただけの連中が都会人面して伝統や歴史をDisってるのなんて滑稽で草ですよ。

地元で一人前になれなかったから東京に逃げてきたみたいなヘタレと、その田舎ヘイトを生まれながらに受け継いだ子供達が言ってるのを見ると、自分(達)のみじめな敗北人生を肯定するために地方Disを利用しないで欲しいなって思いますね。

もし地方都市が低レベルのヌルゲーなんだったらそこで結果出せてないのはおかしいし、ハードモードなのだったらそこで生き抜いてる人達はあなたより強い事になってしまう。

どっちに転んでもあなたがヘタレなのは変わらないのです。「困ったらどこかに逃亡すればいい」一度でもその選択肢をとったことのある人は議論に参加する権利も意義もありません。

当たり前ですが敗北者はトロッコ問題を考える必要もありません。

いま、線路の上で必死に戦っている作業員はあなたではありませんし、あなたにレバーを操作する権利が与えられることは永遠にないからです。

だから少し黙れ。

おしまい。