見出し画像

話す力⑥(洗脳される人)

おはようございます!!


今日は…
阪神大震災から29年が経ちました。
あの時に起きた、色んな事は
忘れることはありませんが…

震災を経験したものとして
能登半島の皆さんには
どうか、今はみんな肩を寄せ合って頑張ってほしい
と願うばかりです。


はい!
今日は「洗脳される人」のお話です。
今日も一日よろしくお願いします♪


洗脳される人


どんな人が洗脳されやすいか

1.真面目で純粋な人。

真面目で純真でピュアな人はハマりやすい。
疑う心がない。
なんでもすごいと思ってしまう。
大義名分が好き。
耳障りの良い話。
なんて綺麗な世界なんだろう!と思う。


2.自分を信じてくれる人がいない。

良き理解者がいない。
中のいい友達がいない。
人間は基本的に承認欲求を持っている。
自分のことを認めてもらいたい。
なので、受け入れ体制万全なコミュニティーにどっぷりハマる。


3.信じるものがない。

人間は欲深い生きもの。
今のままでいいといいながら、もっと良くなりたいと思っている。
良くなるためには、目標とか希望みたいな物があるといいな。
無意識の理解。
今の現状を良くしてくれるかもしれない!とハマる。


4.理想、願望、正義感が強い

理想や願望が強いと、自分の周りに共感者がいなくなる。
同じ志を持った人と行動をともにしたいと思う。
ここが俺のいる場所だ!とハマる。
幹部候補生。


5.何かにすがりたい

精神的に不安定。
事業が失敗した。
仕事がぜんぜんうまくいかない。
身内に不幸があった。
災害があっと後の人。
日々の生活が不安定な人。
日々の生活に漫然とした不安を抱えている主婦。


6.親の教育

親の教育は絶対的なものがある。
親が信仰心を持っている。


7.科学的な思考に乏しい

• 宗教がうさんくさいと言われる理由は、 普通に考えたらありえないことが、あたかも普通としてまかり通っているから。
• 科学的な思考が弱い人はオカルトにハマる。



学歴コンプレックスを抱えた父親

• これは実話。
• 学歴コンプレックスを抱えた父親は子供にも同じ生き方を強要する。
• そんな親のように生きたくないと高学歴を望む子供。
• 父親はどうにかして子供を洗脳して自分と同じ生き方をさせようとす
る。
• そして日本社会を断罪する新興宗教に入信してしまう。
• 新興宗教に大金をつぎ込み家族が破産する。
• 子供の夢もここで絶たれてしまう。


憎しみがエゴになり悲劇になる

• 親なら子供に幸せになってほしいという気持ちが共通ではない。
• 中には、人生の強烈な苦しみや憎しみを背負っている親もいる。
• それを乗り越えられず家族にも同じ生き方を強要する。
• たぶんそれは無意識にやっているのだろう。
• 人の行動とはそういった無意識のトラウマによって支配されているも
の。



科学では答えられない問題

• いくら科学的に解明されてもそれは真実として響かない。
• 例えば幽体離脱が科学的に証明されてもそれは事実にしかすぎない。
• 人はその現象の中で何が起きるのかを知りたい。
• どんな感じで、どこに行くのか、それが真実となる。
• ここに洗脳の糸口がある。
• 洗脳には多かれ少なかれスピリチャルの要素は必要不可欠である。



人は何かを信じたい

• 信じることなしに人は生きていくことができない。
• どんなに強そうに見える人も必ず何かを信じている。
• なぜなら人は一人では生きていけないから。
• 生きるために親しみを見出し、それが愛情や信頼になる。
• 最後のステージにまでいけば、それが全幅の信頼になる。
• 洗脳とはまさしくこのプロセスをたどる。
• 最初は感覚(親しみ)から入り最後に理性で納得(信頼)する。



最初が肝心

• マインドコントロールから洗脳へと導くためには最初が肝心である。
• つまり、どういう呼び水でどういう人を引き付けるか。
• 仮にあなたが心の病を治すセラピストになるとする。
• 子供の頃からてんかん持ちで苦しむ人を呼ぶのは見込みが高い。
• 逆に五体満足な人を呼んでも見込みは低い。
• この二つにはどんな違いがあるのだろうか?
• 人生に根源的な恐怖(死と孤独)があるかないかの違い。



マイノリティルール

• てんかん持ちの人は世の中でもマイノリティ。
• それでもその苦しみは一生ものでとても深い。
• 苦しみが深くマイノリティであればあるほど信者になる可能性が高い。
• なぜならその苦しみは普通のルートでは解決できないものだから。
• これをマイノリティルールと呼ぶ。



ワラにもすがる思い

• この精神状態になっている人は救われるのなら何だって信じる。
• 貧乏で明日の生活もままならない人は稼ぐ手段を選ばない。
• 同じように生来の苦しみを持っている人はこういう精神状態ににある。
• こういう人に救済を手を差し伸べれば、食いつく可能性は非常に高い。
• 世の中にはこんな状態に置かれている人は必ずいる。
• そしてそんな人は借金を背負ってでも救われようと必死になる。
• こうやって世の中には新興宗教が生まれ、新手のカリスマが誕生する。



絶望は人を盲目にする

• 奈落の底でもがく人は差し伸べられた手は何でもつかむ。
• 強烈な恐怖に取り憑かれた人は生きる欲望も強烈である。
• 悪徳の洗脳者はそのままさらに奈落の底に引きずりこむ。
• あなたはその手を上に引っ張り上げ光に引き出す。



洗脳で救われる人がいる

• 老人が死の恐怖を乗り越えるために宗教に目覚める。
• 人生の重荷に潰れそうな人が自己啓発で身軽な生き方を手に入れる。
• ロックミュージシャンの詩で自殺をやめる。
• 不安定な青春期を村上春樹の小説で乗り切る。
• これらは全て洗脳のおかげである。



過去に大きな傷を背負った人

• 精神的、外傷的に大きな傷を持った人は傾向的に洗脳しやすい。
• 親が子供の頃に離婚している人は簡単に信じる傾向がある。
• 離婚して母親に育てられた女の子は不倫する可能性が高いという。
• それは心の中に父性愛が決定的に欠落しているのが原因らしい。
• 実際、周りを見渡すとこの条件に当てはまる女性が多い。
• 世の中には何らかの大きな傷を持っている人がたくさん潜伏している。
• こういう人こそ洗脳されやすい人である。



ライザップの洗脳法

• ライザップはメタボにとっての文字通りメシア(救世主)となった。
• 肥満体であることは身体にいくつもの爆弾を抱えている状態。
• 高血圧、糖尿病、心筋梗塞、動脈硬化。
• 世の製薬会社の陰謀で、そういったアンカリングが進んでいる。
• そこにライザップが登場した。
• 医療に頼らずリスクを解消する方法を提案した。
• 世のメタボにとってワラにもすがる状況の打開策だった。
• だからライザップは急速に成長した。



「カルマ」というパワーワード

• なに不自由ない裕福な家庭でも簡単に宗教にハマる実例がある。
• 例えば、その家庭の子供が引きこもりになった。
• そのまま年月を重ねニートになった。
• 親は相当苦しむ、あらゆる手立てを打つ、それでも解決しない。
• 育て方を間違えた、教育方針を間違えたと自問自責する。
• それでも物事は解決するわけではない。
• そうしてある日、占い師に相談する。
• それはあんたの前世からのカルマだと言われる。
• ワラにもすがる思いの親はそれに救いを見出す。
• 占い師から祈祷師を紹介される。
• そうやって宗教にのめり込んで行く。



根源的な恐怖

• 自分が空虚であること。
• 空虚を抱えるとは孤独であり、死への導線である。
• その空洞を埋めるために人は夢中になれるものを探そうとする。
• この空虚感こそが人の根源的な恐怖である。
• ブッダはその空虚の意味を説いた。
• だから生きる意味があるものを人は狂おしく求める。
• その生きる意味をあなたが提供する。



洗脳できる人・できない人

• ここで一度おさらいをしよう。
• あなたが洗脳できない人は五体満足な人。
• または何らかの問題を抱えているが簡単に解決できる類のもの。
• こういう人は洗脳が難しい、不可能と言っていいだろう、



はい!!

今日はここまでとさせてください♪

明日は「ビジネスとしての洗脳」をお話します。

また明日もお会いできるのを楽しみにしております♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?