現在、私はロマンス詐欺の被害により、約２５０万円を欺し取られようとしています。あるいはもうすでに盗み取られたのかも知れません。その女性とは今年５月初旬にマッチングアプリで知り合いました。知り合って間もなく、彼女がビットコインで毎晩日本円に換算すると８００　～ １０００万円ほどの利益を得ていることを知りました。

それから私は彼女に勧められ、これまでに約２５０万円を取引サイトの自分のビットコイン口座に送金しました。そのうちの１９０万円は４社からのキャッシュローンで借りたものです。悲惨な話です。

余談になりますが、私は◯◯年間、まじめに正しく生きてきたつもりでした。しかし、今年になって、まるで取りつかれたかのようにいくつかの、自分でも信じられない愚かな罪を犯してしまいました。言い訳のように取られてしまいそうですが、これらは本件と無関係ではないと自分では分析しています。ただ、人間として崩壊してしまったことには間違いありません。

さらに余談になりますが、裁判の際には、自分でも情けなくなり、妻を失って以来流したことのない、昨年母が亡くなったときでさえ出てこなかった涙が、弁護士の質問に答えながら（⭐️ただし、あくまで弁護士の質問内容とは無関係に）溢れて参りました。もう自分には涙などないものと思っていただけに驚いてしまいました。

さて、話は戻ります。

そして彼女の指示通りに操作することによって、これまでに日本円に換算して３０００万円ほどの利益を得たように見えました。私はそのお金で、彼女と南の島で暮らす予定でした。婚約も交わしていました。自分の第２の人生は、それまでとは打って変わって、信じられないものになるはずでした。あのペースでいくと、数年後に私は１億円以上を手にしている計算でした。

しかし、ある日、そのお金を取引口座から出金しようとしたところ、エラーが起きて、何度か同じ失敗を繰り返すうちに、口座が凍結されてしまいました。凍結を解除するためには、保証金として、さらに７０万円を振り込まなければならないとのことです。

私は何とかして７０万円を用意しようと試みました。彼女と会うための条件は「お金持ちになること」だったからです。部屋の中にあるお金になりそうな物を売り、さらにキャッシュローンを、とも考えましたが、これは無理でした。あげくの果てには、近所のタバコ屋の奥さんにまで借金のお願いをする始末でした。もちろん貸してもらえるわけがありません。

その頃には５０万円の罰金も抱えていて、無茶な発想をせざるを得なかったのだと思います。そのまま放っておけば、私は、お金になることなら手段を選ばないという気違いじみた考えに至っていたのかも知れません。

ちょうどその頃、ＯＳＫくんを始めとする◯◯警察署の一団が、私を逮捕しにやって来たのでした。

やがて私は人から聞いて、今回の話が詐欺だということに気づきました。もちろん７０万円を送金してもお金が返ってくることはないでしょう。

ロマンティックなストーリーの概略としては以上です。細かな話は他にもいろいろと重要なものがありますが、まずは概略のみをお伝えします。

彼女の名前は◯◯ 桃子。シンガポール人と日本人とのハーフです。彼女の国籍は日本だったと思います。現在はシンガポール在住の３１歳です。これまでのやりとりの細部の分析から、彼女が女性であることはほぼ間違いないと思われます。もちろん、私は彼女と実際に会ったことはありません。しかし考えがあって、つまり、逃さないために、恋人としてのＬＩＮＥでのやりとりは続いています。

以上のことから今回、📚刑事訴訟法 第２３９条により彼女を📚刑法 第２４６条 ① 詐欺罪の疑いで告発いたします。

📚刑事訴訟法 第２４２条により、司法警察員は、告訴または告発を受けたときは、速やかに関連書類及び証拠を検察官に送付しなければならないとのことで、私は現在労役中ですが、私にとっては大金の話ですので、先延ばしにするわけにはいかず、何とか、あの手この手を尽くして、関連書類・証拠を用意していきたいと考えております。

この事件は、詐欺サイトを用意するなど、ある程度の規模の組織によるものと考えられ、解決することによって、私以外にも多くの被害者が救われると思います。

告訴ではなく、告発となる理由はご理解いただけると思います。

よろしくお願い申し上げます。

桃子が外国人だった場合、おそらく日本の検察からは告訴することはできなさそう 👉📚刑法 第３条の２ （国民以外の者の国外犯）👉海外のＷｅｂサイトへの送金ということであれば、そういうことになりそう 👉同法令には、やはり詐欺罪は含まれていない（2023.3.12）

告訴するためには、「いつ、どこで、誰が」が必要
資料も必要

６／２９　刑事２課で相談 👉被害届出さずに中止 👉 １６０万円の送金事実

債務不履行なのか、詐欺なのか 👉詐欺の要件を満たしている、「ロマンス的と思う」とのこと
当事者からの訴えなので、告発ではなく告訴になる。もしくは被害届になるとのこと 👉告発は、第三者からのみとのこと

「告訴なら、もっと資料が必要」

「被害届の方がスピーディ」

「告訴も被害届も、いずれにしても正式な書類なので、警察としてはきちんと動かざるを得ない」とのこと 👉⭐️ただし、被害届の場合は、告訴とは違い、ケーサツには、捜査をする「義務」はない。ここが決定的に異なる部分である。

「進捗は報告しない」👉守秘義務があるからとのこと

「加害者とのやり取りはしてほしくない」 👉相手がどんな組織の何者なのか得体が知れず、さらにどんな被害が及ぶか不明だからとのこと

⭐️被害額：１６９万９３４０円（５／１から６／１６の間に）

✏️ディープフェイク 👉 ＡＩで作成された偽動画
✏️ ブラックマネー詐欺 👉「黒く変色した紙幣を元に戻すため」という理由でお金を欺し盗る詐欺の手口
～2022.12.10 読売新間 夕刊～