風のプロジェクトⅡ

建築設備会社で30年間エンジニヤとして東南アジア(シンガポール、香港、マニラ)にて勤務…

風のプロジェクトⅡ

建築設備会社で30年間エンジニヤとして東南アジア(シンガポール、香港、マニラ)にて勤務の後2005年に定年退職。2000年度JTJ宣教神学校、牧師志願科卒業。現在はキリスト教会のハウスチャーチプロモーターとして礼拝に参加し、海老名でウイークデーは農園で無農薬の野菜栽培をしている。

最近の記事

命より大切なもの

「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、 その道も広々として、そこから入る者が多い。」マタイによる福音書7章13節 遠藤周作著、マーチン・スコセッシュ監督の映画「沈黙」を見て、一度訪ねたいと思っていた、列島。コロナも下火になり、朝ドラの「舞い上がれ」の熱も冷めたこの時、九州長崎の五島列島を訪ねた。 豊臣秀吉、徳川家康の時代の末期、迫害にあって当時のクリスチャン達が長崎から五島の島々に逃れ、命をかけて守った大切なものの証を見てきた。 それはイエスへの愛、信仰です。

    • 霊のいのち

      肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれたものは霊です。(ヨハネの福音書3章6節) 人はみな長寿を願う。 写真のボールはコリンキーです。 一名サラダ・カボチャとも言われ、生で食されます。 このカボチャはアンチエイジングの効果があるとのこと、長寿願う人は食すると良いと思う。 でも肉の長寿よりさらに良いのは、霊の長寿、霊的命です。

        • 畑の返却時が来た

          「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない、将来と希望を与えるものである。」エレミヤ書 29章11節 借りている畑が開発計画の対象になっていて、遂に大家さんから来年4月から開発がスタートするとの連絡がありました。 10年近く野菜や果物を作って楽しませて頂いたのですが、いざ野菜の栽培ができなくなると思うと、「どうしよう!どうしよう!」と。 妻は、虫との格闘や野菜を洗ったり,処理をしなくて済むので喜

          ゴールデンウイークに

          「福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシャ人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力です。」ローマ人への手紙1章16節 ゴールデンウイークはもっぱら畑仕事に時を費やした。コロナも渋滞もない。 植えた夏野菜が今は元気よく成長しているので、一安心。 そして、冬を越したイチゴが最盛期で、一、二週間は赤い実を毎日収穫できた。 イチゴは、手入れに手間わかかるが孫たちに人気があるので、子や孫の笑顔を思うと楽しいことです。 イチゴのまま食べきれないものはストローベリージャムにする。 特にイ

          ゴールデンウイークに

          復活の喜び

          「イエスはよみがえられました」4月9日は復活祭、イースターでした。 なんでイエスの復活は私にとって喜びなんでしょう? 古今東西でただ一人、イエス・キリストだけがよみがえったのです。 これは、人間の究極の終わりの死に対して勝利を意味します。 さらに聖書で、「それはキリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、私たちも新しい命に生きるためなのです。」(ローマ6−4)と約束されています。 そうです、私たちも復活するからなのです。

          葬儀での祈り

          神はすべてを時宜にかなうように創り、 また、永遠を思う心を人に与えられる。 コヘレト(ソロモン)の言葉3章11節 最近、親しい友が天に召されることが増えました。 先日も、親しかった友人で現役牧師(75歳)の葬儀が奉仕していた教会堂で行われた。 その時の私の(心の中の)祈りです。 祈り 天の神様、あなたの御名を崇めます あなたは全地を造られ、人間をも造られ、全てを御支配なさっているお方です。 本当に驚きですが、すべてのことがご計画のもとに行われているものと確信します。 私

          無農薬レモン🍋

          「人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。」マルコによる福音書8章36節 香港駐在の時、妻がよくレモンケーキを作って教会のバザーに出品していた。 レモンの皮をすりおろしケーキに練り込み焼くと、香りが部屋いっぱいに広がりなんとも嬉しくなるのです。当然家族もそのおこぼれを頂くので、家族みんな大好きです。 日本では、レモンの9割がた、ニュージランド、チリ、南米等から遠路はるばる長い時間をかけて運ばれ輸入しています。当然出荷前に防腐剤等の処理、また入

          無農薬レモン🍋

          食の安全を考える

          「それはパンに飢えることでもなく、水に渇くことでもなく、主の言葉を聞くことのできぬ飢えと渇きだ。」アモス書8章11節 寒い日の午前中、畑の残渣で焚き火をしている。そこにさつま芋を放り込んで、約一時間、焼き芋を作った。焼きたての熱々はとても美味。 最近、ルポ「食が壊れる」堤 未果著を読んだ。 地球温暖化の元凶の一つが、牛のゲップから出るメタンガスということで、 牛肉の代わりに大豆から出来た人工肉を食べる時代が来つつある。 「気候変動」と「食糧不足」を同時に解消すると宣伝し、

          食の安全を考える

          明けましておめでとう 2023

          主が御顔を向けてあなたを照らし、あなたに恵みを与えられるように。                        (民数記6章25節) 毎年恒例の家族による元旦食事会、今年はいろいろな事情で長男、三男の家族を含め、 全員が集まることができず、次男の家族だけが食事に来れた。 この形も、ひとつの家族と深い会話ができて良いものでした。 しかし子供たちが成長して、親元を離れ独立していく今の時代、家族が全員一堂に揃うのは、今後も難しいことかもしれない。 そして私たち両親の主への祈り

          明けましておめでとう 2023

          クリスマスを思う

          「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」ルカによる福音書2章11節 20代の若いとき、銀座でビルの建設工事に従事していた。 クリスマスに近いある日、大型機械(冷凍機)を建設中のビル内に搬入するので、夜間遅く通りの交通をストップさせて作業をしていた。 反対側の通りを見ると、多くの人々がクリスマスを祝い、楽しそうに買い物したり、レストランに入っていくのが見えた。 イエスキリストの誕生、クリスマスがなぜそんなに嬉しいのだろう、そ

          クリスマスを思う

          アドベント(待降節)の第3週目

          久しく待ちいにし 主よとく來りて み民の縄目を 解き放ちたまえ 主よ主よ、み民を 救わせたまえや (讃美歌94) キリストの誕生を祝うクリスマスの前、4週間をアドベントとして特別な想いで待ち望む。今年もコロナや経済の停滞、物価高騰で苦しい年だった。 しかし、今こそ家を飾り、讃美歌の仕上げをし、クリスマスの祝いの食事の準備をし、救い主イエスの誕生を心から祝おう。一年で最も嬉しい時です。 全ての人にこの喜びを!

          アドベント(待降節)の第3週目

          冬支度の第二弾

          「あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、今見なくても信じており、言葉では言い尽くせないすばらしい喜びに満ちあふれています。」 ペテロの手紙第一 1章8節 キムチづくり 今日はキムチを(妻が)漬けます。8月末にタネを蒔いた白菜が丁度収穫期となった。 白菜はオレンジクイーンという新種ですが、実は今年の秋、雨が降らず、暑い日が続いたのでオレンジクイーンの出来がちょっと心配です。さらに無農薬で白菜を育てるのは私にとって少しハードルが高いのです。 キムチ漬けには色々な調味料

          収穫の秋

          「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。」マタイによる福音書9章37〜38節 朝の気温が10°C前後になると平地(海老名市)でも木々の葉が紅葉してくる。 最初に紅葉するのは桜の葉、そしてイチョウの葉や欅の葉が続いて木枯が吹く頃落ち葉となる。この落ち葉、特に欅の落ち葉が畑の宝となるのです。畑の一角で集めた落ち葉に米糠を撒いて水をかけ時々切り返し一年放置すると、来年の今頃は最高の腐葉土となり、畑の貴重な堆肥として使

          クリスマス、正月へ恒例の準備

          「あなたがたの中で良い業を始められた方が、キリストイエスの日までに、その業を成し遂げてくださると、わたしは確信しています。」フィリピ人への手紙1章6節 いよいよ我が家恒例のクリスマス、正月への準備が始まった。 まずは、干し柿つくりがスタート。 ベアランダの軒下にたる柿を剥いて干すこと約二週間、甘く柔らかい干し柿ができる、それを冷凍庫に入れて保存し、冬に最高のデザートとなる。 次に、クリスマスカードの原案を考え、今月、10月中に原案を完成し11月中旬までに印刷をする。12月

          クリスマス、正月へ恒例の準備

          新しい葡萄酒は

          「新しいぶどう酒は、新しい皮袋に入れるものだ。」 マルコによる福音書2章22節 社会一般に使われている格言ですが、実は聖書の福音書の中にあるイエスの言葉です。新しい葡萄酒は膨張力があるので、皮袋(当時は動物の胃袋などを使っていた)も、新しいものでないと張り裂けだいなしになるとのこと。社会では例えば新しいボスになったら、古い組織やメンバーでは機能しなくなるので体制を新しくするべきというふうに使われる。 今回は特にキリスト教会のことでこの言葉を考えたい。JTJ宣教神学校(岸義