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  • #イベントレポ

    トークイベントや勉強会のメモやまとめです。

最近の記事

スタイルを理解するまでの経緯(経過報告)

1 整える最初は好きなものを選んでいるだけだった。ある時客観的に自分を顧みる機会を得て、全体の印象を整えるが大事と知った。 個性や好きの前に、整っていること。 一般的に綺麗に見えるバランス感覚を習慣化必要があり、それが身について初めて好きを上乗せすることができる。 2 組み合わせの妙「選ぶ」と同時に「何を選ばないかを選ぶ」を繰り返しているうちに、組み合わせの基礎のようなものを感覚で知った。 調和する色や素材の中には正位置の関係性とそうでないもの同士による響き合いがあり、

    • 経営視点で見るデザイン - CXO Night #7

      2019年12月4日に開催の「CXO Night #7 - デザイン会社経営のリアル」に参加させてもらいました。印象的だった部分をかいつまんでまとめております。 クリエイティブ / デザイン会社経営を始めた背景adot 牧野さん@MAKINO1121: 博報堂に6年いてコピーライターをやっていたが、これからはマス広告の時代ではないと感じた。 広告業界はまだまだマス広告中心に回っていて、TVCMは制作費だけで数千万円、出稿に数十億円。それで人の心に残るのはどのくらいだろう、と

      • 明けない夜に

        人生には到底受け入れられないと思うことが必ず起こる。絶対に上手くやりたいと思って準備したにも関わらず思い通りにならず望まない結果になる時がある。 入試で第一志望の大学に不合格になる、すごく好きな人に振られる、災害で財産を失う、家族の病気と死... そしていつかは自分の死も。 あきらめれば楽になるのか受け入れたくないことに抗ってのたうち回り、何度も考えてしまうことで傷は深くなる。すぐにあきらめれば楽になりそうだが、簡単ではない。あきらめることに後悔や敗北、喪失を感じるからだ。

        • 共感で買うこと売ること - メルカリを使ってみた

          先週末初めてメルカリに出品した。すぐ売れたものとそうでないもの。発見があったのでメモ。 出品リスト1. コスメブランドのノベルティ 2. DVD(キッズ映画) 3. DVD(海外映画) 4. ヘルスケアブランドのショッパー 5. ハイブランドのフリーペーパー すぐ売れたもの出品後数時間で買ってもらえたのは3と4であった。有名ではないが、世界観が好きで自分が選び買い続けているブランド。好きだから捨てずにとっておいた物。 取引のやり取りをしていて気がつくのは、買い手もその物

        スタイルを理解するまでの経緯(経過報告)

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          8本

        記事

          本気で隅々まで磨き上げること - CXO Night #6 前編

          2019年8月9日にTECH PLAYで開催の「CXOのリアル - CXO Night #6」に参加させてもらいました。概要はイベントページをご覧ください。印象的だった部分をかいつまんでまとめております。後編はこちらです delyがCXOを起用した理由産業全体を俯瞰したとき、現状インターネット産業は世の中の1〜2%でしかなく、まだまだリアルの方が全般。メディア市場が今後は厳しくなるのではとdelyの堀江さん(@santamariaHORI)は考えている。 一般的なユーザー

          本気で隅々まで磨き上げること - CXO Night #6 前編

          マルチスキルか専門性か - CXO Night #6 後編

          2019年8月9日にTECH PLAYで開催の「CXOのリアル - CXO Night #6」に参加させてもらいました。概要はイベントページをご覧ください。印象的だった部分をかいつまんでまとめております。前編はこちらです ぶっちゃけCXOって何するの?CXOの役割は、 CEOを含む各部門の執行責任者が持っている課題に対し、ユーザー体験を軸とした専門領域をもとに、全社の部門を横断して全体最適の提案をする。 単なるデザイン部門の長ではなく、他部門との間を横断して動けることが

          マルチスキルか専門性か - CXO Night #6 後編

          価値のデザイン - 雑誌『広告』リニューアル創刊

          8月6日にB&Bでで開催の雑誌『広告』リニューアル創刊記念のトークイベントに参加させてもらいました。 特集は価値、テーマはものづくり。「いいものをつくる」 価値と価格リニューアル創刊における条件はほぼなかったとのこと。 ・儲けなくていい、売ろうとしなくていい ・ページ数も装丁も自由 ・テーマも自由(広告でなくてもいい) 売り上げても次号の予算になるわけでなく、総務の経費として吸収されるだけだとか。じゃあ無料でいいじゃん、とフリーペーパーも考えたが、0円だと書店に並べる

          価値のデザイン - 雑誌『広告』リニューアル創刊

          TikTok勉強会 for note

          7月30日にピースオブケイクで開催のTikTok勉強会に参加させてもらいました。 どれだけユーザーを喜ばせるかTikTokには損をする人がいない。クリエイターも見ている人も、みんなが楽しい。アプリの機能と楽しむ仕組みづくりが素晴らしいのだ。 続けることがファンを作る。課金しなくても楽しく続けられる。それはnoteでも同じことだと思った。そして、堅く考えずに楽しむ。他のSNSに比べて、TikTokは広くて浅い海のようだ。 特徴を次に書いていく。 MeよりもWe楽曲を使え

          TikTok勉強会 for note

          いいねが非表示になったこと

          ここ1カ月の気になったことがシンクロしていたので、気づきをメモ。 ジョナサン・アイブさんがアップルを退社したらしい製品を作り売るから製品を手にした人を喜ばせることへ主軸が変化していくのだろうか。物質からコンテンツの時代へ。サービス、機能、情報、カスタマーサービス... 物質でも体験でも変わらない価値ってなんだろう。驚きと共感かな。 米アパレル小売が続々閉店しているらしいアマゾンエフェクトに始まる、小売業界の変化、Eコマースの拡大の影響とも言われるが、景気の影響もあり一概に

          いいねが非表示になったこと

          自分が愛すものを信じ大切にすること - Officine Universelle Buly ラムダン・トゥアミ トークイベント

          1803年パリで創業した美容専門店Officine Universelle Buly(オフィシーヌ・ ユニヴェルセル・ビュリー)。 2019年7月19日に代官山 T-SITE で行われたオーナー兼アーティスティックディレクターであるラムダン・トゥアミのトークイベントから。 来日してラムダン(以下R):アーバンリサーチでフィッシングジャケットを購入したんだ。東北限定の凝ったデザイン。義理の兄が日本人だから、これを着て一緒にフィッシングをする予定。 フィッシングジャケットをおし

          自分が愛すものを信じ大切にすること - Officine Universelle Buly ラムダン・トゥアミ トークイベント

          人と時間とお金について

          生き方を、人と時間とお金で考えてみる。 人自慢は何かと聞かれた時、こう言った。 今も変わらずそう思っている。 ひどく他人任せなことを言っている気もするが、過剰を嫌いとことん適度を望む人間であるし、運の根はいいのだ。 そしてこれは人を大切に思うと同じくらい、人に執着していないという意味でもある。 人生経験の質=環境×人×時間 「人」は自分と周りの人間、両方を指す。 「環境×人」は、どちらも絶えず変化する。 「良くなくなってしまった環境×人」に長く居ればいるほど、経験の

          人と時間とお金について

          手法を学ぶこと – 映画『メランコリック』試写会

          note主催のメランコリック試写会に行かせてもらった。前情報なく見てしまったが、内容がとても良く、せっかくなので感想を。 いわゆる低予算映画とは別のもの最初のシーンから画面に引き込まれる。 怖い。だが、怖いの一歩手前、境界線ギリギリの感じがテンポよく進む。 そこがだんだんじわじわと笑えてくる不思議。 去年流行ったあの低予算映画のような、観客を裏切るある意味奇をてらったような仕掛けは一切ない。だけど充分楽しめる。 アイデア一本勝負ではない、しっかりと考えられ作り込まれた映画

          手法を学ぶこと – 映画『メランコリック』試写会

          模索すること - デザインミュージアムをつくろう準備室 vol.01

          2019年7月15日に六本木ミッドタウン・デザインハブで行われた公開ミーティングに参加させて頂きました。要点めもです。 公式の議事録がnoteにあります これまで、有志のクリエーターやキュレーターが集い、議論し、実現に向けて活動を進めてきましたが、この定期的に開いているミーティングを「公開」して、広く仲間を募りたいと考えました。 みんなでアイデアを出しあい、「世界に例のない、デザインミュージアム」をつくり上げていきたいと考えています。 国立デザインミュージアム準備室

          模索すること - デザインミュージアムをつくろう準備室 vol.01

          魅力をつくること

          長所を他者から見た「魅力」として機能させるには、適したものを発掘し磨かねばならない。 対象を決め調査する魅力は喜ばれるためものである。 自分を喜ばせるのではない。 ターゲットとする人あるいは人達にとって良いものと映るよう、相手を知ることから始める。 ・対象が大事にしている価値観 ・対象をとりまく環境に溢れているものと希少とされているもの ・対象が持っているセルフイメージと願望と願望達成を阻んでいるもの これらニーズを冷静に調査し、何がどう滑り込んでいったら喜ばれ求めら

          魅力をつくること

          noteをはじめること

          なんとなく始めてしまったnote。 コツコツ追加して行きたい。 創作と言うには低すぎるクオリティは別として、いくつか記事をアップして嬉しいのは、書くことによる良い影響だ。 ・文脈を整理すると頭も整理できる ・吐き出す解放感 ・言葉を丁寧に検討するのが落ち着く ・どこかの誰かが見てくれる安心感 まず書くことが楽しい。そして、癒しすら感じる。一生懸命仕上げた後、ちょっとハッピーになっている自分。 セラピー的な。 創作活動は、癒しなのだ。 共鳴することnoteのコンセプト

          noteをはじめること

          選ぶこと

          選ぶことは、自分を見つけることだ。 1. 見極めて選ぶ海外通販でシャツを新調した。定価だと7、8万円くらいするだろうものが、3万3千円。即決である。オーバーサイズの気分なので、ワイドフィットの表記36を購入した。 2週間くらいして届いたシャツは、思ったより大きかった。特に脇のあたりの布が多く、これだとストリートっぽくなってしまう?でもこの値段で気に入ったものは滅多にないし、消耗品としてこれで行く?...悩む。 手に入れるか見送るか、選択に迷った時の道しるべは、ときめくか

          選ぶこと