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#69 【仕事論】 好きが仕事へ。

「好きを仕事に」とは異なります。

某有名YouTuberの広告を皮切りに、数年前からこの言葉が騒がれているかと思います。私の認識では、「好きなことを仕事にすると、上達が速いし毎日楽しくなるよ」という風に捉えておりました。ただ、この言葉について、自分の理解が間違っていると最近気づきました。

■好きを仕事に。では無く、好きが仕事へ。

この接続詞の差で、捉え方が変わります。

好きを仕事に。私は今まで、「楽しい事をしていれば、いつかそれが仕事になり稼げる」のような安直な考えをしておりました。しかし、それは間違えでした。より本質を捉える必要があります。キッカケは、noteの継続投稿でした。もともと文章を書くのが好きで始めまして、気づいたら約3ヶ月間継続しております。好きなことだから”こそ続いている”というのは紛れもない事実なのですが、決して毎日”楽しいわけでは無い”んですよね。

飲み会や残業が立て込めば、いくら書くのが好きでも、筆が進まない日はあります。例えば、ショッピングが趣味の人であっても、毎日買い物すれば嫌になりますよね。どんなに好きな事でも、感情の起伏は付きものです。好きな事を仕事にしたからといって、「毎日薔薇色ハッピー生活」とはいかないわけです。

とはいえ、好きな事は、継続するための強い理由となります。そもそも嫌いな事では、継続は愚か、1歩踏み出す事すら出来ないでしょう。好きを仕事にする本質としては、「好きな事で毎日薔薇色ハッピー生活を送れるようになるのではなく、”好き”はあくまで継続して行動するための最低条件であり、それは”好きを仕事に”というニュアンスよりも、”好きが仕事へ”なっていくという感覚に近い」という事です。

まとめると、「好き”が”仕事になり、モチベーションに左右されずに行えるようになるよ。」といった具合です。好きをゴールに置かず、仕事をゴールに置く感覚です。※約3ヶ月継続して、感覚的なそれを感じ取っています。

また、この感覚は数ヶ月継続していくと表れてくるものだと思います。note以外に、毎月ランニング100km生活をしている時にも、同様の感覚がありました。1人でも多くの方の、好きが仕事へ変わる瞬間が訪れますよう、祈っております。



今日も、誰かの気づきとなりますように。

ニコラス


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