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女性の仕事と子育ての両立 ~国際女性デーに考える~

2024.3.14【207限目】 

3月8日が国際女性デーで、日本でも「女性の生き方を考える日」になっています。女性の仕事と子育てについて、先日Indeed Japanが、調査結果を発表されていました。

実際に子育てしながら働いている女性に「仕事と子育ての両立で困っていることがある」と、回答した人は、92.2%、一方「困っていることがない」という人は、わずか、7.8%、でした。

困っていることで最も多かったのは「子どもに十分に時間が割けない」「自分のために、使える時間が持てない」などと続いていました。

また、家事と育児において、希望する分担の割合については、家事は「本人」が、59%、「配偶者」36.9%、育児も同じような結果でした。

しかし、実際の女性の割合は、家事が「本人74.2%」育児が「本人74.1%」となった。また、66%、が「将来のキャリアプランの見通しが持てない」と、感じています。

子育てをしながら働く女性は、日々仕事や家事・育児に追われていて、今後の自分のキャリアや自分の将来を考える時間がなく、特に子どもの小さいうちは、未来に見通しが立たず、不安感を感じる人もいると思います。

家事や育児を私がやらなければいけない、家族が過ごしやすくする役目があると、考える人も多くいます。

女性が家庭を見た方がいいという女性の中に潜む、義務感や、私が育児をやるべきだ、子どもは母に愛されるべきだと思い、それによって、キャリアを築くことは大変だと思い、望まない人も多いと思います。

この調査を見て、いまだ女性の負担が大きい現状であると思いました。


子育ての中で

新しい子育て世代の意識改革が、以前と同じようであれば、【女の子は家の事をする】【男の子は仕事をする】という意識が、子どもの世代に引き継がれていきます。

その結果、女の子には料理を教え、掃除を教える。男の子にはスポーツや勉強をさせる。このような文化が根強く残ってしまいます。

その結果、女の子は家事が得意な方が良くて、男の子は難しい仕事をしている方が良いという考え方が生まれてしまいます。

家事は生きるために必要なものであり、女の子にも男の子にも教え、子どもの教育を変えることが、将来の女性の活躍にも、男女の家事・育児の役割分担が出来ることにも大きくつながると思います。


女性教師の立場から

以前、女性の先生たちと、共働きの大変さを話したことがありました。まずは夫との家事・育児の分担で、夫が家庭で何をどれだけやるか、それが共働きの大きな要求でした。

「夫がうらやましい、うらめしい」と感じている人が多く、それは夫がやってもよいことまで、私にやらせるからだといいます。

産後は、授乳や子どもの衣・食については、母親でなければ出来ないことが多いと思いますが、洗濯・風呂・大人の食事・掃除などは、夫にだってやれます。

子どもが乳離れしてくれば、身のまわりの始末・遊び相手・入浴・寝付くまでの面倒などは夫も十分やれることです。ところがやらない夫がかなりいるようです。

昼間は同じ仕事をやっているのに、家庭では男と女の差がでて来るのはおかしいと思っているのですが、それが当たり前になっている夫婦もいます。夫には出来ることをやって欲しいと妻は思っています。

学校に行けば、教師として良い仕事、良い実践をしたいと願っています。それが十分に果たせない時は、夫が家庭で協力し、お互いに家庭で活用できる時間を増やし、家事・育児を分担することで、女性の活躍に繋がると思います。

あらゆる人が、自分らしく働ける社会を実現するためにも、国際女性デーをきっかけに家族で話し合い、協力していくことも大切です。


仕事を終えた後

私たち夫婦は、共働きをしていた頃は、夫は忙しく働いていたので、平日は、料理を作ったり、子どもの世話をしたりする事はあまりありませんでしたが、休みの時は出来ることをしてくれていました。

現在は二人とも仕事が終わり、夫は部活指導員でソフトテニス部を見ていますがそれ以外はゆっくりとした時間を過ごしています。

今日も私がnoteを書いているので、昼食を作ってくれました。夕食も買ってきて作ってくれました。そんな時は「ありがとう」と言います。

先日、友人が手を骨折して家事が出来なくなり、それ以来夫が家事を手伝ってくれると喜んでいました。作っている時に「ごめんね」と言う。と聞いて、そんな時は、「ありがとう。がいいよ。」と話しました。

年をとって、二人暮らしになると、お互いに出来る事を助け合って、そしてお互いの時間を尊重し合って生活するのも楽しいと思っています。


庭に春の花が芽吹き始めました

【今週のけい先生】*担当:夫(父)

けい先生は昨年の4月からトレーニングジムに通っています。少しずつ効果が出てきてゴルフのラウンドも楽になったようです。

今週は3回行きました。同勤していた先生や知人に会えて元気をもらったと喜んで帰ってきました。

私(夫)も今年2月から体育館のジムに通っています。お互い無理なく続けようと励まし合っています。


【編集担当より】
3月も半ばとなり、今日は暖かく過ごしやすいお天気です。この週末は春の芽吹きを感じられることでしょう。今年は、寒の戻りがもう一度くるようで、桜の開花も例年より少し遅くなるようです。

春と言えば、花見です。大阪だと「造幣局の通り抜け」や「大阪城公園」などが有名です。個人的には、川沿いの桜並木が好きなので、桜ノ宮~北浜あたりの桜がいつも楽しみです。4月にお客様先にお伺いする際には、小一時間眺めています。

また花見と言えば、花より団子でご飯やお酒も楽しみですね。世の中もこの1年で大きく様変わりしました。賑わいを取り戻した街を歩くだけで楽しくなります。難波辺りは歩くのが大変になってきましたがそれもまたよいです。

あと2週間もすると春ですね。新しい季節を、新しい気持ちで、ニヤニヤと企みながら、新たな環境や楽しみを創り出していきましょう。


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