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3月10日〜11日 母の通夜から告別式
3月10日 日
母のお通夜を迎える。参列者、兄夫婦と甥夫婦(若い、30才くらい)当別の叔父と叔母。お二人とももう90超えなので、当別のような遠隔地から来ていただいたのは心苦しい。当別の福祉施設「ゆうゆう」のかたがわざわざボランティアで車椅子の叔母を一緒に連れて参列いただいた。地域福祉の力量を見る思いだ。
読経をしてくれた真宗の僧侶も非常に若かった。甥の年齢とそんなに変わらない、三十いくか行かな
久しぶりに認知症の母についての話・1
久しぶりに認知症の母について書きたいと思う。
最近、大変感心して読んだ精神科医、小澤勲さんの『認知症とは何か』という本と出会えたからでもある。
認知症者の心理面(情緒面)はその前段となる本、『痴呆を生きるということ』により多く割かれていて、本日の記載はどちらかといえば、後者の本の影響がよりダイレクトかもしれない。(本日の記事は続きを加えて書きたい)
おそらく、今の母の認知症は記憶障害(甚だしい
また新たな母の認知症フェーズ
母の認知症が新しい進行のフェイズに入ったとしか思えない。
ここ3日ほど、夜になると我が家を「自分の家ではない」というように考え始めて、それが確信となって来ている気配だ。
「明日は帰らなければならない」とか、今日などは、こちらに相談があるといい、「仕事で寮に明日からから泊まらなければならないのだが、どうすればいい?」と言う。また、「この家の家主はどこか」とか、「明日は帰るので、宿泊料がどれだけかか
要介護高齢者と住む者として最近思うこと
noteのテーマがこのところずっと認知症母の話で、くどいというか、大変さを強調しているようで申し訳ないところです。
⚫︎母親の近況
その母親の認知症は、ある種の帰宅願望とでもいうようなものが出てきていて、夕方から夜になると「明日は仕事で住んでいる寮に帰らなくちゃいけない」とか、「空き家になった部屋に帰らなくちゃいけない」とか。そこに、相変わらず我が家に住んでいると思い込んでいる祖母、祖父、叔母の
4月26日、兄へのメール
今年からのコロナ禍で状況がどんどん悪化するなか、信州の高原に住んでいる兄へ、母のデイサービスを休ませていること、休ませた結果、認知機能の低下が進んでいることをどう伝えるか、頭を悩ませ、メール慣れしてはいない兄に長い熟考の末にやっとメールをした。
もちろん、メールを書かなかなければならないと思っていたが、少年期から思春期から受けた(こちらの主観的な)被害で得た一方的なぼくの距離を置きたい思いからま
緊急事態宣言下の認知症母と過ごすGW
オープニング
久しぶりにnoteを活用してみようと思う。見出しに記載したように、緊急事態宣言下においては人びとみなが何らかの被害を受けていると思う。それは被害を過大に評価するわけではなく、平等に訪れた不自由や、日常のなかで顕在化しそうだけれども、顕在化させずにすませたものごとかもしれない。
で、それは日常化にも何らか予兆があったことだと思うけれども、あるいは信じられない環境に急に置かれたという