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昔の自分からお小遣いをもらった話
その昔、私は自分の生み出す笑いに自信があった。
いわゆる「ハガキ職人」というのをやっていて、「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)では毎週ネタが採用されている時期があった。
勢いそのままに『週刊ファミ通』の読者投稿コーナー「ファミ通町内会」にも投稿を開始した。
そこでもいつしか毎週ネタが採用されるようになった。
「やっぱり自分は面白い」
学生に特有の全能感も手伝い、すっかり私は有頂天だっ
霜降り明星はこのまま「爆笑問題ルート」を辿ってしまうのか?②
前回 ↓
霜降り明星と爆笑問題の共通点 そもそもなぜ私が「霜降り明星はこのまま『爆笑問題ルート』を辿ってしまうのか?」と杞憂しているのかというと、2組にいくつかの共通点を見出しているからである。
以下、ガバガバなものからそこそこ芯を食っていると思われるものまで各種挙げてみる。
■身長差が似ている
ガリガリのノッポとふくよかな小男。たたずまいのフォルムが似ている。
右がノッポ、左が小男の立
ヤフートピックス 字数制限の美学
平日は(業務中に)ヤフーニュースを見るのが日課である。
今日も今日とて特に何の感慨も無いままトップページのトピックス一覧をボーッと眺めていると、鮮烈な見出しが目に飛び込んできた。
「動物園でエミュー脱走 その後死ぬ」
なんたる切れ味だろうか。
「動物園でエミュー脱走」で初手からクライマックスを迎えたと思いきや、息をつくヒマも無く「その後死ぬ」と続く。
動物がどこかの施設から脱走するニ
日記 ゴールデンウィーク2024
某月某日。
ゴールデンウィークスタート。
葛西臨海水族園に初めて行く(“水族館”じゃないのね)。
入口のガラスドームからエスカレーターで下に潜っていくのはワクワクした。
水槽がきれいに手入れされている印象。心なしか魚たちものびのび寛いでいるように見えた。
名物のマグロ回遊の大型水槽は壮観。
老朽化による展示場の補修工事のため「ペンギンの生態」エリアの展示は休止しているとのことだったが
初期クレしん映画における「オカマ」の役割
昔は当たり前だったもので、今では無くなってしまったものをふと思い出す瞬間がある。
それと同じ文脈で「そういえば昔の『クレヨンしんちゃん』の映画にはオカマキャラが印象的な役で出ていたなぁ」と思い至った。
今回はそのことについて書こうと思う。
◆
当時の作品内で使用された言葉を扱う関係により、差別的なニュアンスを伴った用語「オカマ」が本稿で頻出すると予想されますが、その点ご了承ください。ま
ここ最近の思わず笑ってしまいました
テレビでたまに「ハッ」と声を上げて笑ってしまう瞬間がある。
以前はそのままそれっきりで忘却するのみだったが、最近はnoteを書いていることもあり、せっかくなので記録に留めることにした。
■フジテレビ 4/19 (金)放送「全力!脱力タイムズ」
ネプチューン・堀内健ゲスト回。
ホリケンの持ちネタでジャングルパニック(不意討ちで相手の後方から股間を鷲掴みにする)というギャグがある。
そのジ
【ショートショート】桃太郎 2.0
むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでおりました。
おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
[略]
桃から生まれた男の子を、おじいさんとおばあさんは「桃太郎」と名付けました。
おじいさんとおばあさんに大切に育てられた桃太郎はみるみる内に小さくなっていき、やがてみずみずしい、とても美味しそうな桃の実になりました。
「昔はこいつも泣いたり笑ったりし
バカリズムの問いの立て方~「バカリズム案⑨」感想~
先日、バカリズムライブ番外編「バカリズム案⑨」の千秋楽を見てきました。
「バカリズム案」に限らず、バカリズムさんのライブ自体が今回初めてでした。
舞台にバカリズムさんが出てきた時はミーハー心が刺激されて「キャ~升野さ~~ん本物だ~~~!」ってなりました。
会場にあったチラシによると、公演内容は以下の通り。
そうそう、コントライブではないんですよね。
「○○に関する案」という形で独自の
【悲報】あんまん解凍失敗
「サブカルトンデモ本」カテゴリだったのか……