キム_Kim

こんにちは、よろしくお願いします。 割と古めのオタクです。 名前の由来は、格闘ゲーム…

キム_Kim

こんにちは、よろしくお願いします。 割と古めのオタクです。 名前の由来は、格闘ゲームのキャラ「キム・カッファン」から。 アイコンは可愛いですが、中身はおっさんです。 興味のあることについて、色々と調べて語っています。 あと、「偽善者」と呼んでいただいてもいいですよ。

最近の記事

『人間は「見えないもの」を信じることができるか?』について考える

【0.はじめに】2024年1月28日、「X(Twitter)」で以下のようなポストを目にしました。 まあ、確かにこのような傾向はあると思います。 しかし日本人だけではなく、多くの人に共通する傾向でもあると感じます。 なので、2022年11月13日のNote記事「なぜ宗教(宗教家)は弾圧されるのか?」で『どうも人間は目に見えないものを信じることが苦手なようです』と書きました。 そして最近、Xで『恋とか愛とかって何なんだろう?』という議論を見かけたので、この際だから自分の

    • 対照的な2人の天才、「富士葵」さんと「花鋏キョウ」さんについて -「MY ONLY GRADATION」と「vivid」から-

      【0.はじめに】私は「歌うVtuber(Vsinger)」が好きで、2018年頃から注目しています。 つい先日、2023年10月9日に「好きなVtuberオリジナル曲」10選をまとめてみました。 その中の2曲の歌詞がすごく好対照だったので、その2曲を通して歌っている2人の天才Vsinger、「富士葵」さんと「花鋏キョウ」さんの違いについて語ってみたいと思います。 (注) 私は「音楽」も「心理学(精神分析)」も素人なので、的外れな考察になるかもしれません。 お二人のファン

      • Twitter新機能「コミュニティノート」の使い方について考える

        【0.はじめに】Twitter社(現「X」社)が2023年7月6日から日本で本格的に提供を開始した新機能「コミュニティノート」が話題ですね。 運用開始から3週間ほど経過しましたが、いくつか「成果」をあげているようです。 この新機能について、2023年7月28日時点においての状況を記録しておきたいと思い、NOTE記事を作成しました。 等について考えていきたいと思います。 【1.Twitterの「コミュニティノート」とは】日本で提供されたTwitterの「コミュニティノー

        • ルール(法)を超える正義?「市民的不服従」について考える

          【0.はじめに】2023年6月8日、「入管難民法(入管法)」改正案の参議院法務委員会での裁決時に、れいわ新選組代表の「山本太郎」議員が委員長に向かって背後から複数回飛び掛かり、議員や衛士にケガ人がでました。 この件について自民党、立憲民主党などが山本太郎氏への懲罰動議を提出。 参議院の「懲罰委員会」で山本太郎氏への対応が協議される見通しです。 これに対して山本太郎氏は、以下のように反論しています。 山本太郎氏の行動には賛否両論ありますが、そのなかでも興味深い意見がありまし

        『人間は「見えないもの」を信じることができるか?』について考える

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          古くて新しいメッセージ『争うよりも愛しなさい』について

          【0.はじめに】2023年5月31日、沖縄の「平和運動」について以下の記事が出ました。 『「争うよりも愛しなさい」35歳シングルマザーが平和運動に吹き込んだ新たな風』 これはなかなか良いメッセージだと思います。 「古い」けど「新しい」、今の社会運動に必要なメッセージだと感じます。 今回は『争うよりも愛しなさい』というメッセージについて、私なりに考えて行きたいと思います。 【1.若者の「デモや集会に対する忌避感」】平和集会に『争うよりも愛しなさい』というメッセージを取り入

          古くて新しいメッセージ『争うよりも愛しなさい』について

          【労働歌】「インターナショナル」の背景を探る【革命歌】

          【0.はじめに】今日は以前予告した通り、「労働歌」「革命歌」として世界的に名高い「インターナショナル」の背景を探っていきます。 ウジェーヌ・ポティエ  作詞 ピエール・ドジェーテル 作曲 「インターナショナル(ロシア語版)」 原曲はフランス語ですが、ロシア語バージョンの方が有名なので動画はこちらをチョイスしました。 この曲の背景を理解するためには、2つの「補助線」を引く必要があると思います。 まず一つは「国際労働運動(インターナショナル)」 もう一つは「普仏戦争」 ま

          【労働歌】「インターナショナル」の背景を探る【革命歌】

          ロシアに宣戦布告? - 英雄にあこがれて -

          【0.はじめに】2023年3月21日、日本の岸田首相はウクライナを訪問しゼレンスキー大統領と会談しました。 この際に大統領へ贈呈されたのが、岸田首相の地元、広島県宮島名産の「しゃもじ」でした。 全長50㎝ほどの大きさで「必勝」と書かれており、岸田首相の署名入りとのことです。 この「必勝しゃもじ」の贈呈が一部で波紋を呼んでいます。 「必勝しゃもじ」は日清・日露戦争の頃から、「しゃもじ」→「飯をとる」→「敵を召しとる」というダジャレの縁起物となりました。 以降現在まで「縁起のい

          ロシアに宣戦布告? - 英雄にあこがれて -

          戦後平和主義の「悪影響」を除くには?

          【0.はじめに】2022年2月24日の「ロシアによるウクライナ侵攻」から1年を控えた2023年2月22日、朝日新聞の国際ニュース専門サイト「GLOBE+」に以下の記事が掲載されました。 『ウクライナ侵攻、「戦え一択」にかき消される即時停戦の声 被爆地・広島からの訴え』 この記事は「戦後平和主義」の悪いところが詰まったような記事であり、私にはとても賛同できるものではありません。 この記事に対する評価としては、ウクライナ在住のジャーナリスト「平野高志」氏の意見に賛同します。

          戦後平和主義の「悪影響」を除くには?

          今一度問いたい!「平和を準備」するとは具体的に何をするのか?

          【0.はじめに】2023年1月18日(水)の日本共産党の機関紙「赤旗」に、以下の記事が掲載されました。 『戦争の準備ではなく、平和の準備を』 『評論家 故・加藤周一さんの発言 各界に響く切実感』 これは評論家で、日本国憲法9条を守ることを目的とする「九条の会」呼びかけ人の一人「加藤周一」氏の言葉だそうです。 この記事を受けて様々な人が意見を発していますが、私も疑問に思うことがあったので記事を書いてみることにしました。 果たして「平和を準備」するとは、具体的には何をするのか

          今一度問いたい!「平和を準備」するとは具体的に何をするのか?

          旗本ヒロさんへの回答2

          【0.はじめに】この記事は、先日の記事「日本は本当に『原発を狙われたら終わり』なのか?」と「旗本ヒロさんへの回答」に対する、旗本ヒロさんからの反論に答えるために作成しました。 興味にない方は読み飛ばしてください。 旗本ヒロさんの反論は、こちらのツイートからのツリーを参照。 お待たせいたしました、それではこれより回答します。 【1.『原発狙われたら終わり』について】『その直前で「国際法違反の原発攻撃を理由にすれば国際法違反の攻撃が脅しとして有効と知らしめることになる」と

          旗本ヒロさんへの回答2

          旗本ヒロさんへの回答

          【0.はじめに】この記事は、先日の記事「日本は本当に『原発を狙われたら終わり』なのか?」に対する、私のTwitterでの友人「旗本ヒロ」さんからの反論に 答えるために作成しました。 興味にない方は読み飛ばしてください。 旗本ヒロさんの反論は、こちらのツイートからのツリーを参照。 お待たせいたしました、それではこれより回答します。 【1.議論の前提】まず前提として以下のことをご理解願います。 以上を踏まえた上で、疑問点に回答していきたいと思います。 【2.日本攻撃の

          旗本ヒロさんへの回答

          日本は本当に『原発を狙われたら終わり』なのか?

          はじめに2022年12月16日に閣議決定された「安保関連3文書」により、日本政府は「反撃能力の保有」を決定しました。 これを受けて様々な反論が挙がっていますが、その中に『反撃しても原発を狙われたら終わり』論があります。 私はこれに懐疑的なので反論してみます。 「敵基地攻撃(反撃)能力の保有」に反対するにせよ、別の理由を探した方がよいと思います。 反論1)「原発の破壊を目標とした攻撃」は一度もない『原発をミサイルで攻撃されたら防げないので、日本は敵基地攻撃(反撃)能力を持

          日本は本当に『原発を狙われたら終わり』なのか?

          なぜ宗教(宗教家)は弾圧されるのか?

          【0.はじめに】2022年7月8日の「安倍元首相銃撃事件」に端を発する「旧統一教会問題」には様々な論点があり、現時点(2022年11月3日)でも状況は整理しきれていません。 論点の一つに「国(政治および行政)と宗教の関わり」があります。 日本をはじめ多くの民主主義国は「信教の自由」および「政教分離の原則」を採用し、政治および行政は宗教と距離を保ってきました。 日本は第二次世界大戦前には「国家神道」を事実上の国教と定め、仏教やキリスト教の一部を弾圧してきました。 その反省か

          なぜ宗教(宗教家)は弾圧されるのか?

          「精神的自由(内心の自由)」を守るために

          【0.はじめに】 2022年10月3日、匿名掲示板「2ちゃんねる」の開設者で実業家・インフルエンサーとしても知られる「ひろゆき(西村博之)」氏が、Twitterで「辺野古基地建設反対運動」や「座り込みをする人たち」を揶揄するような投稿をしたことが波紋を呼び、沖縄県知事まで名指しで言及するなど異例の事態となっています。 私はここ最近、Twitterで「精神的自由」について取り上げて語ってきましたので、この機会に自分の考えをまとめておきたいと思います。 長くなりますが、お読

          「精神的自由(内心の自由)」を守るために

          「主張」をより広く伝えるための発信について

          【はじめに】 2022年7月の参議院選挙投開票まであと2ヶ月を切り、Twitterのタイムラインにも政治的な主張が増えてきました。 その中には、特に「リベラル派」の方で自らの主張がなかなか広まらず苦慮しているツイートも見受けられまました。 私は「政治的な主張」がなかなか広まらないのは、発信の「量」ではなく「質」に問題があるケースが多いと感じています。 そこで今回は『主張をより広く伝えるための発信について』と題して、私が考える発信の「質」を向上させる方法について語っていきた

          「主張」をより広く伝えるための発信について

          ミュージカル「ジーザスクライストスーパースター」より「彼らの心は天国に」

          【はじめに】 ミュージカルの金字塔「ジーザスクライストスーパースター」 イギリスのミュージカル作家「ティム・ライス」と「アンドリュー・ロイド・ウェバー」が生み出したこの名作は、1971年にブロードウェイで初演されて以降、今日まで世界中で上演され続けています。 ジーザスクライストスーパースター(以下JCS)は、キリスト教の開祖「イエス・キリスト(ジーザス・クライスト)」の最後の7日間を題材としたミュージカルです。 語りの台詞はなく音楽と歌曲のみで物語が進行するオペラ型式のロ

          ミュージカル「ジーザスクライストスーパースター」より「彼らの心は天国に」