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旅だ プラハtoベルリン

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新婚旅行で、チェコ・プラハとドイツ・ベルリンに行ったときの記録です。海外旅行では、ハプニングが付きもの。今だから笑える失敗談や、経験したことを綴っています。
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旅だ inベルリン ⑦ 最終回

旅だ inベルリン ⑦ 最終回

罰金を取られた後に素敵なスタバを見つけて
凹んだ気持ちを慰めた翌日、
ミッテのホテルから
テーゲル空港近くのホテルへ移るため、
チェックアウトすると駅へ向かう。

ベルリンは、歩道がでこぼこの細かい
石畳になっていることが多く、
トランクのタイヤがいちいちもっていかれて
引きにくいことこの上ない。
さらに犬のフンも普通に落ちている。
華麗に避けながら、結局踏みながら進み、
今度はきちんと切符に打刻

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旅だ inベルリン ⑥

旅だ inベルリン ⑥

ベルリンで電車を利用する際の
1日フリーパス券である
TagesKarte(ターゲスカルテ)に、
購入時刻を打刻していなかったために
抜き打ち検札で罰金をとられたわたしたちは、
心身ともに消耗し、近くのスタバで休むことにした。

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ここのスタバは最高におしゃれな造りで
入ったとたんに、萎びていた気持ちを忘れて、
おおーすごい…と口から漏れた。

検札のために目的地では

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旅だ inベルリン ⑤

旅だ inベルリン ⑤

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ベルリン滞在中の交通手段は
主に地下鉄なので、駅にて1日フリーパス券の
Tageskarte(ダーゲスカルテ)を買う。
これ1枚で、Uバーン(地下鉄)Sバーン(地上鉄道)ともに、どこでも自由に乗り降りできる。

さっそくホームに降りて
目的地のクロイツベルクへの電車を待つ。
ドイツの鉄道には、改札がなく信用方式だ。
ゲートはあるが、日本のように駅員さんがいたり
切符

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旅だ inベルリン ④

旅だ inベルリン ④

プラハからユーロシティに乗り
4時間の列車の旅を終え、ベルリンに到着した。
時刻はお昼前で、腹ペコだったわたしたちは、
ベルリン中央駅構内のドネルケバブのお店に入る。

たっぷりの野菜とお肉が、
チャパティのような生地でラップされていて
とても美味しい。
ドイツはトルコからの移民が
たくさん住んでいるので、
トルコの食文化が浸透している。
とてもとてもいい。
ベルリンには、クロイツベルクという

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旅だ プラハtoベルリン ③

旅だ プラハtoベルリン ③

プラハの宿「民宿桐渕」に3泊滞在して、
街を楽しんだわたしたちは、
次なる目的地ベルリンへ列車で移動するため
早朝、プラハ本駅へ向かった。

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列車は、夫が事前に日本で
ユーロシティを手配してくれていて、
プラハ本駅から直通でベルリンまで行ける。
4時間程の列車の旅である。

プラハ本駅で、乗る列車が
何番線から出るのかを確認しようと
電光掲示板に示された情報を読み取ろうとし

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旅だ inプラハ ②

旅だ inプラハ ②

成田から搭乗したKLM航空のジャンボ機に比べて
おもちゃのように小さな飛行機に乗り、
アムステルダムからプラハへ向かう。
機内放送が間もなくの到着を告げる頃、
窓の外は真っ暗になっていた。

上空からプラハ国際空港が見えてくると、
周辺の街の灯りが煌めいていて
すでにチェコアニメの物語の中に入り込んだような
幻想的な景色を見ることができた。
プラハは空から見ても美しいのだ。

東京の上空からの景色

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旅だ inプラハ ①

旅だ inプラハ ①

わたしたち夫婦は、
2月の中旬のなんの由縁もない、
普通の日に入籍した。

式にお金をかけるくらいなら、新婚旅行に投資して
自由に好きなところに行きたいと思っていた。
ふたりとも、ドレスやタキシードを着て
結婚を披露するほどの人脈もないし
なにより旅好きだからである。


行きたい場所はたくさんあったが、
わたしが以前からチェコのクレイアニメや
影のあるマリオネットが好きで
憧れがあったので、ま

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