らにしみず

やりたいことが多く色々散らかっているマイライフ。 本と音楽とヨガと山芋とアボカドとスイ…

らにしみず

やりたいことが多く色々散らかっているマイライフ。 本と音楽とヨガと山芋とアボカドとスイカと夫を味方に生きています。

マガジン

  • 読書日記 本はともだち

  • 2000年に社会に出た私はスタートから負けていた

    超氷河期に2流大学を卒業した私が、潰れながら、途方にくれながら「社会って、仕事ってなに」をもそもそと模索していった過程をまとめています。自分に聞いた「仕事!」論。

記事一覧

最初かつ3番目の男

「実録レポート 能登半島地震支援」の原稿を書いているときにふと「そういえばあの人石川県に住んでいたような」と思い出した人がいた。お正月、友人のみどり丸と雑談ライ…

18

羊文学ライブ。「よく新人と言われるが違う(12年目)。バンドが大きくなり(売れてという意味だろう)色んな話がくる。自分たちの軸がなくては簡単に潰されてしまう。だから3本の柱を今回のツアーの名前にした」というようなMC。そうだろうな、今!が大変だろうなとなんとなく思う。がんばって!

らにしみず
13日前
9

他部署のトラブルに巻き込まれ疲労困憊の夫、の話がシャツの柄のおかげで全く入ってこない。「そのおじいさんはいったい誰」「え?誰だろ、ヨハ・パウかな?」ヨハネパウロ2世をそう略す人に初めて会ったよ。

らにしみず
1か月前
22

おひるご飯に偶然おいしいチキンカツ丼ができたので「マジ店の味〜!」と夫に向かってシャウトしたらweb会議中だった。私に向かってシーと言ったあと、画面に向かって謝る夫。やってしまった。ギリセーフだったのは、海原雄山のモノマネでおいしさを伝えるかちょっと迷ってそっちはやめたことだ。

らにしみず
1か月前
22

夫、年明けからweb会議紛糾の模様、ピリついているのでそうっとお茶を出す。「しみずさんめっちゃ詰めてくるけど、お茶のカップエスパー魔美じゃない…?え、コンポコと高畑さんもいない…?」って和んでくれるといいな。部下の皆さま今年も怒りん坊の夫をよろしくです。

らにしみず
4か月前
20

通夜・葬儀にて。接し方の加減がわからず全力で高い高いをする夫の前に親戚の子どもたちが両手を上げながら並ぶ。そしてお礼にと折り紙を折ってくれる。今の子たちの折り紙スキル強い。鶴とかやっこさんじゃないじゃん。やっこさんてなによ。義父も亡くなってしまった。なんて寂しい年末だろう。

らにしみず
4か月前
15

読書日記「愛がなんだ」

角田光代著「愛がなんだ」 映画がちょっと気になっていたところ、原作が角田光代さんだと知り小説を読んでみた。恋愛で、いわゆる都合の良い人になってしまう人をさすがの…

らにしみず
5か月前
37

キョンキョンのライブが始まる前、人がぎゅうぎゅうで少し具合が悪くなりそうになり「これは途中退出かもな…」と目をつぶっていたら脳内に突如ぱーてぃーちゃんが(3人組の芸人。ばかばかしくて素敵です)現れ、怖さがやわらぎ、ライブを最後まで楽しめるという不思議現象が起こる。助かったんだぜ。

らにしみず
5か月前
13

さみしい月

なんにせよ、別れの10月だった。 私の人生には登場人物が少ない。 10年くらいかけてそういうふうにしてきたところがある。なんか自分がうそばかりついてるみたいで疲れち…

らにしみず
5か月前
31

さよならミヨコ

祖母が99歳で亡くなった。 認知もなく家で暮らしていたが、6月に誤嚥性肺炎を起こして施設に入所し、帰ってこなかった。コロナ対応でリモート面会をしたとき、あまり声が聞…

らにしみず
6か月前
27

オムレツのはなし

ここ数年もやもやしていて、突然理由が分かったことがあったので忘れないように書いておこうと思う。あとコワい人が来るといやだから全然関係ないタイトルとハッシュタグに…

らにしみず
7か月前
29

「あなたはなぜシュプリームを着るの?」というシュプリーム狂への揶揄が英語で書かれたTシャツを着ているデザイナーと、夫から借りたシュプリームのリュックを背負って撮影にのぞんだ私にカメラマンが「おふたりは…喧嘩してるんすか?」と聞いてきた。恥ずかしい。

らにしみず
8か月前
15

昔の同僚たちグループで入った店が、若い陽キャが集まるビアガーデンだった。うっかりミス。席についても気まずそうにもじもじする陰キャたち。何かこそこそ話しているので聞くと「あの合コン風のテーブルの若い男の子のシャツ、切手柄…!あの柄見たの小学校以来じゃない?」と小さな声で言ってた。

らにしみず
9か月前
12

ゆるくビーガンぽいごはんをいただく。おいしいし、新しいし、おしゃれでびっくり。帰って、夜ごはんにものすごい量の肉を焼いてがっついて食べたのにもびっくり。

らにしみず
10か月前
12

天才たちの作品展

としまえんが閉園してから長いこと工事をしていたが、いよいよオープンした。 ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター 少し前に、…

らにしみず
10か月前
20

小学校時代の友人たちと久々に会ったらふと自分の中で「ちゃんと説明しなきゃ」「つじつま合ってるかな」「いま私嫌な感じしなかった?」「私は違うけど同じようなエピソードあったかな…」など思ってしまう瞬間があって興味深かった。あとお祝いプレート、文章ね。レイアウトがなんていうかアレね。

らにしみず
11か月前
10
最初かつ3番目の男

最初かつ3番目の男

「実録レポート 能登半島地震支援」の原稿を書いているときにふと「そういえばあの人石川県に住んでいたような」と思い出した人がいた。お正月、友人のみどり丸と雑談ラインをしながら、誰かあのへんに住んでいる人がいたっけという話をしても全然でてこなかったKさんだった。

なんで出てこなかったんだ、愕然。

みどり丸は「Fさんの実家が石川だよ、帰省してるかな」と言った。もう10年以上会っていないが、大学時代一

もっとみる

羊文学ライブ。「よく新人と言われるが違う(12年目)。バンドが大きくなり(売れてという意味だろう)色んな話がくる。自分たちの軸がなくては簡単に潰されてしまう。だから3本の柱を今回のツアーの名前にした」というようなMC。そうだろうな、今!が大変だろうなとなんとなく思う。がんばって!

他部署のトラブルに巻き込まれ疲労困憊の夫、の話がシャツの柄のおかげで全く入ってこない。「そのおじいさんはいったい誰」「え?誰だろ、ヨハ・パウかな?」ヨハネパウロ2世をそう略す人に初めて会ったよ。

おひるご飯に偶然おいしいチキンカツ丼ができたので「マジ店の味〜!」と夫に向かってシャウトしたらweb会議中だった。私に向かってシーと言ったあと、画面に向かって謝る夫。やってしまった。ギリセーフだったのは、海原雄山のモノマネでおいしさを伝えるかちょっと迷ってそっちはやめたことだ。

夫、年明けからweb会議紛糾の模様、ピリついているのでそうっとお茶を出す。「しみずさんめっちゃ詰めてくるけど、お茶のカップエスパー魔美じゃない…?え、コンポコと高畑さんもいない…?」って和んでくれるといいな。部下の皆さま今年も怒りん坊の夫をよろしくです。

通夜・葬儀にて。接し方の加減がわからず全力で高い高いをする夫の前に親戚の子どもたちが両手を上げながら並ぶ。そしてお礼にと折り紙を折ってくれる。今の子たちの折り紙スキル強い。鶴とかやっこさんじゃないじゃん。やっこさんてなによ。義父も亡くなってしまった。なんて寂しい年末だろう。

読書日記「愛がなんだ」

読書日記「愛がなんだ」

角田光代著「愛がなんだ」

映画がちょっと気になっていたところ、原作が角田光代さんだと知り小説を読んでみた。恋愛で、いわゆる都合の良い人になってしまう人をさすがの描写力で書いていてところどころで頭が真っ白になった。
主人公の山田テルコは、好きになった人(そしてちょっと恋人っぽくなった人)・マモちゃんに執着し、彼からくるあらゆる自分本位な依頼を「ちょうどよかった、私もいま」と返事をしてほいほいと引き

もっとみる

キョンキョンのライブが始まる前、人がぎゅうぎゅうで少し具合が悪くなりそうになり「これは途中退出かもな…」と目をつぶっていたら脳内に突如ぱーてぃーちゃんが(3人組の芸人。ばかばかしくて素敵です)現れ、怖さがやわらぎ、ライブを最後まで楽しめるという不思議現象が起こる。助かったんだぜ。

さみしい月

さみしい月

なんにせよ、別れの10月だった。

私の人生には登場人物が少ない。
10年くらいかけてそういうふうにしてきたところがある。なんか自分がうそばかりついてるみたいで疲れちゃったのだ。
そのなかで今月は、生活圏内で定期的に会う3人の女性と離れた珍しい月だった。ひとりはあの世なので、もう二度と会えない。

 大学時代、突然ニュージーランド人の彼氏(羊似。マジ)を紹介してきたり、夏休みにマオリ族だかの村に

もっとみる
さよならミヨコ

さよならミヨコ

祖母が99歳で亡くなった。
認知もなく家で暮らしていたが、6月に誤嚥性肺炎を起こして施設に入所し、帰ってこなかった。コロナ対応でリモート面会をしたとき、あまり声が聞こえないみたいだったからパワポに文字を書いて紙芝居のように出した。祖母はそれを見てうなずいたり「だいじょうぶ」「みんなやさしい」と言ったりした。
死因は「老衰」だった。

危篤の知らせを聞いてかけつけて(道中に亡くなった)施設のベッド

もっとみる
オムレツのはなし

オムレツのはなし

ここ数年もやもやしていて、突然理由が分かったことがあったので忘れないように書いておこうと思う。あとコワい人が来るといやだから全然関係ないタイトルとハッシュタグにした。オムレツのはなしはしません。

フェミニズム・ブームの話である。☜そういうこと言うとまた怒られるょ。

数ヶ月前、某巨大企業の仕事で育休から復帰した社員の方々に取材をしたとき、ちょっと聞いたことないレベルで子育てと第一線での仕事両方を

もっとみる

「あなたはなぜシュプリームを着るの?」というシュプリーム狂への揶揄が英語で書かれたTシャツを着ているデザイナーと、夫から借りたシュプリームのリュックを背負って撮影にのぞんだ私にカメラマンが「おふたりは…喧嘩してるんすか?」と聞いてきた。恥ずかしい。

昔の同僚たちグループで入った店が、若い陽キャが集まるビアガーデンだった。うっかりミス。席についても気まずそうにもじもじする陰キャたち。何かこそこそ話しているので聞くと「あの合コン風のテーブルの若い男の子のシャツ、切手柄…!あの柄見たの小学校以来じゃない?」と小さな声で言ってた。

ゆるくビーガンぽいごはんをいただく。おいしいし、新しいし、おしゃれでびっくり。帰って、夜ごはんにものすごい量の肉を焼いてがっついて食べたのにもびっくり。

天才たちの作品展

天才たちの作品展

としまえんが閉園してから長いこと工事をしていたが、いよいよオープンした。

ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター

少し前に、内覧会に行った。
招待状が届いたとき、せめて1話(賢者の石というやつ)だけでも観てから行こうと夫と話したものの、結局前日の夜に私だけがやや早送りしながら観て、ポイントをかいつまんで夫に共有、という流れになった。映画はふつうに面白いし、

もっとみる

小学校時代の友人たちと久々に会ったらふと自分の中で「ちゃんと説明しなきゃ」「つじつま合ってるかな」「いま私嫌な感じしなかった?」「私は違うけど同じようなエピソードあったかな…」など思ってしまう瞬間があって興味深かった。あとお祝いプレート、文章ね。レイアウトがなんていうかアレね。