見出し画像

インド風チキンエッグカレーで体も心も元気に!

我が家はみんなカレー好き。
いろいろなカレーを食べますが、オススメなのが卵入りのカレーです。卵の甘みがカレーの辛さとちょうど合うと息子に好評です。辛いスパイスを控えめにすれば、小さいお子さんにもオススメの甘いカレーに仕上がります。顎の調子の悪い夫にもちょうど良い柔らかさです。

インド風チキンエッグカレー

①固ゆで卵を作る。水で冷まして殻をむいたら、白身に2〜3か所小さめの切れ込みを入れる。バターを引いたフライパンで表面に焼き色がつくまで炒める。これ重要。ソースの味が絡みやすくなります。

②鶏もも肉1枚を一口サイズに切り、ターメリック小さじ1/2程度をもみ込む。

③深めのフライパンか厚手の鍋にギー(またはサラダ油)を多めに入れて、カルダモン5個とクミンホール小さじ1(なければクミンパウダーを⑤で入れる)、ベイリーフ(ローレル)1枚、グローブ5本を入れてクミンが小さくパチパチと音がするまで弱火で炒める。この辺からお腹が空くスイッチが入る。

④千切りにした玉ねぎ2個を入れて炒め揚げる。玉ねぎが狐色になったら角切りにしたトマト大3個を入れ、ヘラで潰しながらトロトロになるまで炒める。

⑤すりおろしたにんにく3個としょうが1かけを入れて炒める。香りが立ったらターメリック小さじ1/4、コリアンダー小さじ1、チリ(辛いのが苦手な人は省く)適量、塩小さじ1を順番に追加する。
あーお腹空いたー。

⑤香りが立ったらまず鶏もも肉を入れて炒める。表面の色が変わったら卵を入れて、軽くかき混ぜたらフタをせずに20分ほど弱めの中火で煮る。最後にガラムマサラを入れて少し煮たら完成。ヤッター!


*6人前

このカレーの良いところは、大人から子供まで楽しめて、スーパーで買える一般的な食材で作れること。その日のメンバーに合わせて卵の数を増減できるし、辛さも調節できて、塩も6人分で小さじ1杯程度しか使いません。さらに、顎の調子の悪い方にも食べやすいカレーです。もう良いことづくし!

上で紹介したギーという油は南アジア地域で古くから使われているオイルで、牛や水牛、ヤギの乳を加熱ろ過して作られます。豊富なビタミンを含み、健康効果が高いことが注目され、アメリカのTIME誌から「最も健康的な食品50」の一つに選ばれているとか。カレーに使うと独特のこくのある香りと味に仕上がります。

米はできればインドのバスマティライスがオススメ。ヒンドゥー語のbas(aroma)とmati(full of)が由来であり、その名の通り炊くと繊細で華やかな香りを放つお米です。日本米のような粘り気が無く、お腹に持たれないので食べやすいですよ。炊飯器で炊くと、蒸気とともにあまりにも美味しそうな香りがしてくるので、キッチンで「あー早く食べたい!」といつもわくわくしています。もちろん日本のお米でもOK。日本米は少し固めに炊いてください。


ゆで卵の白身に切れ込みを入れるとスープの味が中まで染みて良いのですが、強くかき混ぜると崩れやすくなるので、鍋に入れたらなるべくそーっと混ぜてください。

トマトはなるべく赤いものを選びましょう。トマトの酸味と甘みがスープの味を左右します。スーパーで良いトマトが手に入らない場合は、ホール(カット済みのも可)トマト缶でも代用可能です。最近スーパーに売っているカットトマトのパックもオススメですよ。

インドカレーはたくさん香辛料を使うので塩味に頼りすぎず、香りが良くて食べた後にとても満足感があるところが気に入っています。作っている途中からお腹がペコペコになる不思議な香りがキッチンいっぱいに広がって、幸せな気持ちになるんです。カレーを作る日は朝から「今日はどんなカレーにしよう?」とワクワクしてしまうくらい。我ながら「どんだけ好きなんだ」とちょっと呆れております。

夫は「おいしい!」とおかわりしながら黙々と食べてくれました。あごもずいぶん良くなってきたようです。

疲れた夜に、食欲増進と発汗作用のあるスパイスカレーで、お腹も心もぜひ癒やされてみてください。

:D

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?